2015年 02月 21日
バーチチョコ談義その6

夫がわたしに贈ってくれた赤いバラとバーチ・チョコセットと並んで、色だけ違う青や白のバラの花束にバーチ・チョコレートが入ったものも、置いてありました。ちなみに、バラの色によって、入っているバーチの種類が異なっていて、赤いバラの花束にはブラックチョコレート、青いバラならミルクチョコレート、白いバラならホワイトチョコレートのバーチが入っていると、ぺルジーナのホームページに説明があります。
バレンタインから1週間経っても、まだ置いてあるとはどういうわけかと思って、チョコレート売り場を見渡すと、3月8日の女性の日用に、ミモザをあしらったバーチ・チョコも置かれています。それで、イタリア中のどの店もこぞってというわけではないでしょうが、ひょっとしたら3月8日の女性の日の贈り物としても売れると考えて、今も店内に置いているのではないかという気がしました。

こんなかわいらしい色のバラが添えられた箱入りのバーチもあります。造花ではありますが、逆にいつまでも大切に取っておくこともできるので、もし、イタリア旅行中に見つけられたら、ご自分用、あるいは、大切な人用のおみやげに、いいのではないかと思います。
わたしは、夫がバレンタインに赤いバラつきチョコレートを贈ってくれたので、男女が逆転はするのですが、もし一人で訪ねた店でこのバレンタインシリーズが見つかるようであれば、ホワイトデーに夫に贈るべく、白か青のバラの花束入りチョコレートを購入したいと考えています。どうかまだしばらく、このシリーズの商品を店で見つけることができますように。すっかりネスレの商法に乗ってしまっている気がしますし、バレンタインに女性が男性にチョコレートを贈るわけではないイタリアには、そもそもホワイトデーというお返しの日が存在しないのではありますが。
*追記
昨年だったか、ぺルジーナのチョコレート工場に勤務する義弟から、以前は日本でバーチ・チョコレートの代行販売を一手に引き受ける業者があったけれど、事情があって、今は日本への輸出ができなくなったと聞きました。ただ、インターネットで検索すると、日本でバーチチョコレートをオンライン購入できる店が、現在もいくつかあるようです。インターネットを見ると、昨年秋頃の日づけで、日本へのイタリアみやげとして、空港でのバーチ購入を勧める方が何人かいます。昨年、ペルージャを観光されたお客さんのお買い物やお食事時の同行通訳を務めた際、ペルージャ中心街にあるぺルジーナ専門店で、お客さんが買われた多くのおみやげの大半は、バーチチョコレートが入ったものでしたが、日本に戻られたお客さんからは、お礼の言葉だけで、問題があったとは何も聞いていません。というわけで、日本への郵送はできないかもしれないけれども、個人がおみやげ、あるいは自分用に持ち帰る分には問題がないのではないかと思います。この点について、最近イタリア旅行や留学のおみやげとして、バーチチョコレートを携えて日本に帰国された方、問題がなかった、あったなど、どういう事情になっているか、教えていただけると幸いです。
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Sorpresa, ancora ci sono bar dove si vendono i Baci Perugina per San Valentino. Forse anche per la Festa della Donna?**
In Giappone nel giorno di San Valentino le ragazze, le donne regalano il cioccolato ai maschi e in cambio questi ultimi regalano il cioccolato bianco, fazzoletti ecc. il 14 marzo chiamato "White Day". Tutti e due gli eventi sono dovuti alle strategie dell'industria dolciaria, ma rendono i nostri giorni più dolci. Quindi per qualche signore giapponese che viaggia ora in Italia, questa rosa bianca con baci può essere un ottimo regalo per il White Day.
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↑ バーチ・チョコレートを考案したのも、アンゴラうさぎから毛を取って衣類に使うことを思いついたのも、今はファッションで有名な故ルイーザ・スパニョーリです。


バーチチョコは長い間イタリアを代表するチョコレートの一つですよね。私も市場で売っていました。ほぼ毎年仕入れ値が上がって困っていたのもよく覚えています。おいしいですし、決して大味ではなくイタリアらしさが出ているこのチョコレートをご家族で愛してらっしゃるのですね。義弟さんが勤務されているのでなおさら親しみが沸くのかもしれませんね。
確かにクロネコヤマトでの日本発送は去年からだと記憶しているのですがアウトです。理由も不可思議で、コレはイタリアの問題というより日本の事情なのですが。それでもBACIチョコを購入する日本人観光客の方は多く、この事情を税関の人が全て把握しているとは思えません。そういうことから考えても持ち込みは問題ないとは思えるのですが。年末に日本の税関のお客様が来られたとき、この疑問を解決するべきでした。
昨日の記事では、すっかり誤解してました(笑)
おっちょこちょいなので、そういうこと多々ありです。
申し訳ありませんです(・。・;
さて、イタリアでは女性が男性にチョコを贈る習慣のないところなのに、ホワイトデー?のようなチョコがあるというのが、摩訶不思議ではありますよね???
もしかしたら、日本とは逆の女性から男性へのお返しのホワイトデー?もしくは、なおこさんが言われるよに女性の日の贈り物?としてのチョコかな?
どちらにしてもチョコのプレゼントは嬉しいのでいいですよね(*^_^*)
バ―チの件ですが、2011年にはネットで日本で購入出来た(お土産用として事前購入)のに、2013年には買えませんでした!それで、現地で購入したのを覚えています。
やっぱり輸出出来なくなったんですね^^;
便利だったのですけどね(^^♪
スーツケースに入れるのが大変なので^^;
イタリアはEUになってからは、ヨーロッパ各国のチョコを
ス―パーで売ってるのでmade in italiaのチョコを探すのは
大変です。私は迷わずバ―チを買います♪
ホワイトデーの贈り物のように見えるというよりは、バレンタインはイタリアでは女性から男性に贈っても、相互に贈ってもいいし、複数の花束で色を変えてみてもいいしということで、ホワイトデーにうってつけのようなバラも売られているのではないかと思います。それに、最近バーチチョコレートは種類が増えて、ホワイトチョコやミルクチョコのバーチも販売されているので、その味を、バラの色に合わせて、ホワイトチョコだから白いバラにしたのでしょう。チョコレートは好きな人が多いので、もらうとうれしいですよね。
おみやげなどとしてのバーチ購入が、今も日本でできるオンライン販売店をいくつか見つけました。けれど、アリスさんがおっしゃるように事前購入扱いを取りやめた店があるということは、その店が自粛しすぎたのか、それとも本当は輸入してはいけないのに、今も販売しているのか、どちらかなのでしょうね。バーチ・ペルジーナはスイスの多国籍企業、ネスレの傘下になってしまいましたが、製造は今もペルージャの工場で行われていますので、幸い、まだまだイタリア製です。

前頁のミツバチの針ですが、私が受けた訳ではないのですよ。治療法を調べていた中で知ったことなのですが、生きたハチの針を抜いて刺すのだそうで、さすがに引いてしまいました。
ミツバチの毒針、かずさん自身のご体験ではなかったのですね。わたしも実際に針を使うのも、生きているミツバチの命を奪うのもいかがなものですが、わたしが目を通したイタリア語の記事の中には、生きたミツバチから毒を抜き取る方法がかなり前に発見されたと書いてあったように覚えています。自然療法なだけに、今ことに深刻な生存の危機を迎えているミツバチの命も大切にしてくれているものと願っています。