2015年 03月 13日
歯医者は痛いよ
治療前には局部麻酔の注射をするため、その注射が痛いくらいで、治療中には特に強い痛みはないのですが、それでも治療中は、無理な姿勢で口を思いっきり開け続けなければならず、ウイーンとうなる歯を削る器具の音を聞くと恐怖感に襲われるもので、歯医者はできれば行きたくないところです。
そもそも、虫歯になりやすい場所は、歯ブラシが届きにくい場所であり、だから治療も難しい場所にあるため、歯医者さんには何度も、
“Apra, apra.” 「(口をもっと大きく)開いてください。開いてください。」
と言われました。
そうして、私立の歯科医としては、安い方ではあるのでしょうが、虫歯1本の治療に80ユーロかかるため、2本の治療で160ユーロが飛んで行き、それも懐と心に痛いのでした。「ああ、160ユーロもあれば……」でも、払えるお金があることを、ありがたいと思うことにします。
写真は、今朝庭に咲いていたマツユキソウの写真です。イタリア語では、bucaneveと言い、「雪(neve)に穴を開ける(bucare)ようにして咲く」ことから、この名があります。ですから、イタリアの山でも、1、2月のまだかなり寒いときに見かけることが多いので、3月の半ばに花が咲いたことに驚きました。
1週間前に、夫がつぼみができているよと教えてくれたので、今朝、花が咲いているのに気づくことができました。
花が、歯と同じ白い色をしている上、虫歯治療と「穴を開ける」という共通点があるということもあって、マツユキソウの写真を載せました。かわいらしい白い花を見ながら、今度こそ、虫歯なしで1年間過ごせるように歯を大切にしようと、心に誓うのでありました。
**********************************************************************************
Sono fioriti i Bucaneve nel giardino. Molto carini :-)
Hanno finito di bucare i miei denti i dentisti. Meno male!
**********************************************************************************
関連記事へのリンク
- 行きたくないけど (2015/2/25)
- 歯医者でびっくり、日伊の違い (2010/9/13)
- イタリアの歯医者と保険その2 (2010/9/18)
- 歯医者その3と脱税、差別 (2010/9/30)
- 歯医者に愛車で (2012/4/16)
- 今日は力尽きますよ (2012/4/24)
- 虫がここにもあそこにも (2012/6/29)
- 歯医者と神父とクリスマス (17/1/2013)
- 一つあると (20/10/2013)
- 季節の災難と甘い誘惑 (24/10/2013)
- 歯医者と虫歯と夏休み (1/9/2014)
虫歯治療、終了、よかったですね~(^-^)
1本80ユーロは、お高いと思いますが、日本でかかったとしても、なんのかんの(歯石除去とか・・・)といるので、それよりはほんの少し安いとは思いますが、2本ともなるとその半額くらいはいるかもです!いや、もっといるかも?(笑)
マッユキソウかわいいですね~(^-^)
でも、まっ白なお花に力強い感じもして元気もいただけそうです(*^^)v
お医者さんというのは悲しい職業で、人がしんどいときに会いにくる、元気になったら会いに来ない。
歯医者さんは特に顕著で、歯痛というのはすべての機能を奪うような、通常生活ができなくなるような状態でやってくるので
気の毒だとおもいますが、なおこさんの気持ちもわからないくもないですね。
お互い大変です。
こんにちは。
歯医者ほど嫌な所はありませんね、早くに
行けばいいのに、ついつい先延ばしして
辛い事になりますね、私は手術をしてから
なかなか行けずにいました。
治って良かったですねぇ~
お花が咲くのが楽しみですね。
いつもありがとうございます。
マツユキソウ、真っ白な小さいかわいい花が咲いて、うれしいです♪ 本当に、寒さに負けず咲く花に倣わなければ。
とにかく虫歯が治ってほっとしました。
つぼみがまた花開くのが楽しみです。こちらこそ、いつもありがとうございます。
終わるとほっとしますよね。
終わったときって、
きちんと磨いているつもりでも、
知らないうちに虫歯になってしまうこともあるから、
私も以前、治療が終わったときには、
今後は定期点検に行ったりして、しっかりケアして、もう虫歯を作らないようにしようと思いました^^
こちらでは、
よくスノードロップと呼んでいる花の一つが、
このマツユキソウのようですね。
日本のスノードロップは、
イタリアからのものが多いようです。
そちらでは、もっと寒い時期から咲くのですね。
雪の中から顔を出したら、本当に可愛いでしょうね☆
うつむきながら咲くこの花は、とても可憐ですね。
こちらのほうでも、
ちょうど咲き始める時期です。
偶然にも、今日私も
出かけた先でスノードロップを見かけました。
可憐な花を見つけると、嬉しくなりますね。
日本ではスノードロップという名前で知られているんですね。確かに雪のしずくのような、かわいらしい、そして純白のきれいな花が咲きますよね。主にイタリアから日本に輸入されているとはびっくりですが、南北に長く気候が温暖な点で、ヨーロッパの国の中では、日本と気候が似ているからかもしれませんね。小学生の頃に習った「森は生きている」という歌に、「マツユキソウだって生きている」という箇所があって、たぶんそれで、伊和辞典に並ぶ訳語の中から、迷わず「マツユキソウ」を選んだのだと思います。
遠い日本で、すずさんも同じ花を見かけられたと思うとうれしいです。控えめで、けれど健気で、たくましいこの花、雪の精に出会えたような、そんな喜びを感じています。
虫歯になりやすい、というのは、残念ながら、あるんですね。わたしは虫歯も歯茎もそういうタイプで、先日も歯茎がはれて、結局原因わからずでしたが、レントゲンとかいろいろやって、それだけで150ユーロ。げっそりです。ずっと歯医者に通っているのに、去年は1本抜歯となったし、3本入れたインプラントの調子もいまひとつ。でも、もう仕方ないみたいです。せめて、現役で保険が利くうちに、何でも治療しとくしかないと思っていますけれど、既に、この口、自動車軽く買える位の費用がかかってます。情けない。
ミラノはちょっと春っぽく、気温も上がってきました。ウンブリアの春は、美しいでしょうねぇ。
庭でも少しずつ花が咲き始め、春の足音が聞こえてきてうれしい今日この頃です。