イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

イチゴざんまい

 幼い頃からイチゴが大好きです。果実をほおばるのも、ショートケーキを食べるのも、イチゴの模様が入ったデザインも好きです。ただ、イタリアでは、日本と違って、ショートケーキやイチゴを使ったデザートが、年中どこにでもあるわけではありません。イチゴを収獲できる季節の前後でなければ、果物売り場やケーキ売り場でイチゴを見かけることはまれです。ただ、食材の季節や旬が大切にされているという意味で、消費者としては、今はそれをありがたいと感じています。

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 何はともあれ、毎年季節が終わってしまうと、翌年の春まではイチゴはお預けになるので、イチゴの季節、春が来るのは、そういう意味でもとても楽しみです。先週も買い物をしていたら、おいしそうな大つぶのイチゴが店頭に並んでいたので、迷わず購入しました。スペイン産のそのイチゴは、けれど甘みに一つ欠けることもあり、細かく切って、レモンの汁と黒砂糖を加えて混ぜ合わせ、しばらく置いて、甘く柔らかく、おいしい汁がたっぷり出るようにしてから、食べています。それはまた、うちの夫がイチゴをこんなふうにして食べるのが好きだからでもあります。

 最近すっかり体重が増えた上、花粉症の身では、生クリームのショートケーキを作っては、症状が悪化してしまいます。と言うのも、牛乳、バター・生クリームなどの乳製品と白砂糖は、目やにや鼻水の増量に貢献してしまう上、摂る乳製品の脂肪分が多ければ多いほど、花粉症の症状がひどくなるからです。

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 それで、バターの代わりにオリーブオイルを使って作るウンブリア伝統のリングケーキ、トルコロ(下記リンク参照)を、白砂糖・牛乳を用いず、黒砂糖・豆乳を代用して焼きました。生クリームの代わりに、ずっとあっさりしているリコッタにハチミツと黒砂糖漬けしておいたイチゴを足してみました。

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 アリスさんが作られた、赤みのさしたオレンジの色が美しいケーキ(記事はこちら)を真似て、タロッコのオレンジをわたしも使ってみたのですが、皮をむいたオレンジは、

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 たまたま赤い部分が少なかったので、残念です。でも、おいしくできたねと、夫が喜んでくれて、うれしかったです。

 春は、こうやって、季節のイチゴを心ゆくまで食べられる季節でもあるのです。

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Oh, primavera! Stagione di Fragole :-)
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関連記事へのリンク
- 負けるな花粉症 (後半に花粉症対策の食事療法あり)
- 花粉情報、イタリア&ウンブリア
- トルコロは母の味 (材料と作り方つき、以下の記事も同様)
- イチゴのミモザケーキ
- イチゴのティラミス

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-03-27 23:59 | Gastronomia