2015年 04月 19日
BE HAPPY

壁にかけられたクラリネットから、白やピンクの蝶々が踊り出して、輪を描いています。壁の絵も文字から、カーテンや椅子、戸棚まで、すべて同じ色を使ってあります。テーブルセンターにも、ジャズの古い本物のレコード盤を使うというこだわりようです。レコードの上に載った立法形をしたレンガには、テーブルの番号である7と店名のBE HAPPYという言葉が刻まれています。そんな言葉が書かれたサイコロがテーブルにあることも、ラッキーナンバーである7番のテーブルに当たったことも、何だかうれしかったです。どうして番号がレンガに書かれているかと言うと、この店があるマルシャーノが、レンガの製造で有名な町だからだそうです。

わたしたちが店内に入ったのは7時半過ぎで、イタリアの夕食時間としてはまだ早かったので、土曜日の晩ではありましたが、幸いまだ空いているテーブルが二つありました。店内は広いのですが、他のテーブルはすべて予約されていたのです。上の写真に写ったテーブルの上の花瓶には、予約した人の名を記した札が挿してあります。壁際の二つのテーブルには、まもなく予約していた人たちがやって来て、にぎやかなおしゃべりが始まりました。

テラスにもいくつかテーブルが並んでいて、町の中心広場を眺めながら、食事が取れるようになっています。窓とテラスが少ししか写っていないのは、他のお客さんたちが、写真に入らないように心がけていたからです。壁に飾られた写真は、ペルージャで毎年催されるウンブリア・ジャズで音楽家たちが演奏しながら中心街を練り歩く様子をとらえています。この絵の額であるかのように、壁におしゃれな縁が描かれているのがいいなと思いました。
カウンターや壁には、他にもいくつかの吹奏楽器が飾られ、今は針が止まっているそうですが、レコード盤の形をした時計が壁にかかっていました。

わたしが食べたのは、有機のカルチョーフィとパンチェッタのパスタと青野菜炒めで、夫は大好きなピザを注文しました。夫はピザを食べたいし、わたしは他のものが食べたいということで、どちらも食べられる店を探して、この店に行き着いたのです。
パスタは色も盛りつけもきれいなのですが、ひどく塩からかったのが残念です。パンチェッタの塩気を計算に入れずに料理をしてしまったのでしょうか。青野菜はおいしかったです。ピザにはうるさい夫が、とてもおいしいと言ってピザを食べていたので、ピザはおいしいようです。

店は、こちらの格子の扉を開けて、階段を上ったところにあります。ご覧のようにテラスが広いので、テラス席もたくさんあります。
たまたま入った店で、すてきな店内の装飾や音楽に、お店の名前のとおり、わたしも夫もうれしい気分になることができました。

店へと向かう途中に見かけた藤の色の花さえ、この店に出会う前触れだったような、そんな気がしています。
うれしい気持ちを皆さんにも共有していただければと、去年ペルージャの中心街で見た藤の花を思い起しながら、こちらの歌へのリンクを添えておきます
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Be Happy dinner caffè di Marsciano 18/4/2015
Escono le Farfalle dal Clarinetto
Tendine, mobili, disegni e lettere sui muri tutti dello stesso color vivace
Diversi strumenti musicali sulla parete, sulla mensola
Vecchi dischi di musica jazz anche i Centri tavola
Sorridenti e gentili le cameriere, buona la pizza
Purtroppo la pasta era strasalata forse per la pancetta
Piacevole atmosfera, naturalmente la musica era jazz
Il nome del locale è "Be Happy" e così è scritto sul muro
e sul mattone che indica anche il numero della nostra tavola, 7
Tutto questo ci ha reso "happy" durante e anche dopo la cena
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LINK
- Perugia is happy (1/5/2014)
↑ 美しい藤の花を求めてペルージャの中心街を歩いていたら、演奏やダンスと共に、このPerugia is happyの映像を撮影する様子に何度か行き合いました。心はずむ歌や踊りと、美しいペルージャの中心街と藤の花をお楽しみください。



素敵な名前のお店。作った人の思いがこもっていそうなインテリアですね。ここのところ、どうも落ち込みがちだったので、ブログタイトルに魅かれてきました。改めてなおこさんの視線の取り方にいろんなことを教えられてます。周りを見回して、よく観察するといろいろなものが見えてくる。視点を変えれば、新しいことが見えてくるかもしれない。落ち込んでばかりはいられないと思いました!
私たちは今日は藤棚の下でランチしましたよ。パヴィア・ディ・チェルトーザの有名な修道院を見に行ってきたのですが、ついたときは昼で閉まってて。一番近所にある小さな食事処で食べて時間潰ししました。
魚介のパスタを食べたのですが、これが、なおこさんの体験同様、塩辛かった! トマトベースで、このトマトソース自体がひどく塩味が強かったです!
チェルトーザの修道院自体はとても素敵なところでしたよ! ブログに書きたいなと思ったけど、まったくもって写真禁止で、係の人が案内役で必ず付くので、あちこちで勝手に写真を撮る人が注意されてました。
修道院にせよ教会にせよ、せっかく行ったのに入れないということ、残念ながらよくありますよね。藤棚の下でお食事なんてすてきですね♪ あら、Totoさんが食べられたパスタも塩からかったんですね! どういうわけか、たまにこういうことがあるのですが、料理する人が味見をしないからか、風邪で鼻がつまっていて味が分からないからか、いずれにせよ、せっかくの食事なのに残念ですよね。とってもきれいな修道院なのに撮影禁止という場所、よくありますよね。今週はTotoさんにとってうれしいことの多い1週間になりますように。
素晴らしい内装のお店ですよね(^。^)
壁にかかってるクラリネット、オシャレ~と思ってたら白やピンクの蝶々が踊り出しているのですね(^-^)
椅子の色までピンクで統一されてて、ほんとに幸せな気分になれるお店ですよね(^^♪
ジャズの古い本物のレコード盤をリサイクルで使うという発想も素晴らしいなあ・・・☆
と思ってたら、内装は芸術家の方だったのですね!素敵☆
お料理、見た目も美味しそうなのに塩かげんが・・ということは、パスタを塩茹でする時の加減を間違えたかな?
私も、たま~に多く入れ過ぎて、シマッタ~(>_<)という時がありますが、具が塩けがないと不思議、ちょうどいいんですよ~(・・?
なので、具によって調整しないといけないから、パスタの塩茹では難しいなあ・・・と思うこの頃です。
イタリア料理店でこのようなことは、日本でもよくありますよ。まあ、でもこんな素敵なお店ならまた行きたくなりますね(^^♪