2015年 05月 13日
逃げる鹿迫る鹿
確かに6年前に夫と奈良を訪ねたときの写真を見ても、最初はわたしも夫も、うれしそうに鹿せんべいをやっているのですが、
指まで食べられるんじゃないかしらというくらい鹿に迫られてびっくりしたり、
味をしめた鹿さんが、いつまでもどこまでもずっとついて来るので、動物にはとりわけ優しい夫さえ、あきれてしまったりするくらいでした。
奈良に鹿がたくさんいるのも、人を見れば寄ってくるもの、何となく当然のことのように思っていたのですが、
生徒さんの何気ない言葉に、実はそれが特異なことだということに思い至りました。
異文化の接触は、こんなふうにわたしにとっての当たり前が、他の文化の人にとってはちっとも当たり前ではないこと、そうしてまた、その逆が真であることがあり得るので、興味深いです。
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In Italia i cervi scappano quando vedono gli esseri umani,
ma in Giappone a Nara i cerbiatti si avvicinano agli uomini molto volentieri,
perché per i cerbiatti di Nara l'uomo non è un cacciatore, portatore della morte,
ma chi porta loro da mangiare.
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鹿はかわいくて、手を差し伸べたくなります。
でも、もうひとつの鹿の顔に、山の食害があります。
人間と共存できる環境がでくるといいな~。
私も山で鹿を見るとニッコリします。(^^)/
異文化のお話、楽しいですね(^^♪
奈良公園のシカ、私もあまりに近くに寄ってきて、ほんとシカせんべいなんて持ってるとそれこそ永遠についてくる?感じなのが怖くて、最近は行っても、せんべいは持ってないよ!というゼスチャ~を両手広げて見せる感じです(笑)
野生のシカとはほんと全然違いますよね!買いネコと野良ネコの違いでしょうか?(笑)
そうそう、こちら宮島の鹿は餌やりが禁止です。元々野生動物なのだから、野生に帰そうとプロジェクトまで出来ました。でもどうしても観光客が食べ物をやってしまうので、鹿は相変わらず、人馴れしています。まっ愛想があっていいのですが。生徒さんに、是非宮島の鹿も見に来て下さいと、お伝え下さいませ^ ^
宮島も鹿名物とは知りませんでした。宮島はいつかぜひ行ってみたいと思いながら訪ねていない場所の一つです。生徒さんには宮島の話もしてみますね。
鹿との共存。私日本にいたとき尾瀬のハイキングツアーをよくやっていたんです。そのときいつも行く鹿鍋が本当に美味しくてよく食べていました。
鹿とかいのししとか増えすぎると困る現象は日本もイタリアも同じですが、奈良の鹿、宮島の鹿はとってもなついててかわいらしいものです。