2015年 05月 25日
うれしい高速カフェタイム
直火式コーヒー沸かし器、モカでカフェを入れるとき、最近うちでは、夫もわたしも、粉末コーヒーにシナモンを少々加えて飲むのが気に入っています。このカウンターではそのシナモン(cannella)を、入れてもらったカフェに自由に加えることができたので、もちろんわたしたちは、シナモンを添えました。モカで沸かすときと比べて、すでにできたカフェの上にシナモンをふりかけても、シナモンは溶けずに上に浮いてしまうので残念ですが、それでも香りと味が楽しめてうれしかったです。
その他並んでいた香辛料のうち、ココア(cacao)、バニラの香りの砂糖(zucchero vanigliato)はいい風味を添えてくれそうだし、トウシキミ(anice stellato)もおいしいかもと思えるのですが、ナツメグ(noce moscata)に驚きました。ナツメグと言うと、肉料理を連想するからです。夫は珍しがって、一瞬ナツメグを入れようかという誘惑に駆られたものの、結局はわたしと同様、シナモンを加えていました。
高速道路を移動中、ちょうど昼食の時間帯に通りかかったので立ち寄ったサービスエリアで、思いがけずおいしい昼食とカフェが楽しめて、うれしかったです。
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Una piacevole sorpresa al bar di Autogrill.
Abbiamo potuto aggiungere la cannella al caffè!
Chissà come sarà il caffè alla noce moscata.
Qualcuno di voi l'ha già provata?
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LINK
- おいしいシナモン・コーヒー / Buono il Caffè alla cannella
こういったコーヒーの楽しみ方があるんですね。
私はいつもブラックですが、たまには香辛料使ってみましょう。
ナツメグですか。
その意外性に好奇心そそります。(^^)/
こういったサービスはあんまりイタリアでは見かけませんが、嬉しいですね!私は豆乳で作ったカプチーノにカカオ粉末をかけて頂いて飲むのが好きですよ♪
『高速カフェ』という記事の題名をみて、カフェが高速なのかと思いきや、高速道路のカフェということだったのですね。
シナモンやココアを振るのはとてもおいしいですが、確かにナツメグはびっくりですね。でもあるからには美味しいのだと思います。ご主人が次回勇気をだしてトライされますように♪
高速道路のカフェにこんなサービスがあるのはいいですね♪
さすが、コ―ヒ―の国イタリアという感じですね(^_-)-☆
以前の記事でモカで入れるコーヒ―にシナモンを・・・
とお家でも楽しまれてるのがいいなあ(^-^)と思いました~☆
ちょっと日本のスタバがこんな感じなので、へ~と思いました(^^♪
イタリアのスタバ?なかったでした?そう言えば見たことないかもです(・・?
横からお邪魔して恐縮ですが、
↑の方がおっしゃっておられるように、
イタリアでは、コンディメントバーのようなサービスのあるバールは、わりと珍しいのですね。
日本では、アメリカからのそうしたカフェが、気がつけば多くなっていて、
ついこの間も、お隣の県にそのチェーン店がオープンしたことによって、ついに全都道府県の出店網羅が達成したと話題になっていました^^
確かに、イタリアのほうは、
コーヒー文化の深い国だからこそ、
そういうやり方よりも、本来のコーヒーの淹れ方で味わうお店が根強いのでしょうね。
私もシナモンを入れるのが好きですが、
イタリアでモカで沸かした本場のシナモン入りを味わってみたいな~と思いました☆
移動中のおいしくて楽しいカフェタイムができて、よかったですね♪
うちの夫は肉料理に限らず、何でもかんでもナツメグを入れたがるというより、わたしに入れさせたがるので、そのうち挑戦してみるのではないかなと思います。
そう言えばイタリアのバールでおもしろいなと思うのは、時々ガラスのカップに入れてくれと頼む人がいることです。いつもそう言って注文する人によると、味も違うし、中のカフェがきれいに見えるのがいいそうで、好みっていろいろあって興味深いです。
敗戦の頃の貧しかった時代には、コーヒーというのは高価な品で、うちの義父母をはじめ、コーヒーの代替品として大麦を沸かしていたそうなのですが、そのcaffè d'orzoは、コーヒーが庶民の手に届くものとなった今でも、うちでもバールでも飲まれています。名前こそ直訳すると「大麦コーヒー」ですが、コーヒーはいっさい入らない代替品なのでカフェインをこれ以上取りたくない、カフェインの摂取量を控えたいという理由から飲む人もいれば、大麦は消化を助け健康にいいから、あるいは味が好きだからという理由で飲む人もいます。うちの夫も時々飲むのですが、この大麦コーヒーを大量の水で沸かすと「麦茶」になることを発見したのは数年前で、麦茶はこちらでは見かけないので、これはいい発見をしたとうれしかったのを覚えています。そう言えば、4月にスペッロで通った野草講座でも、先日のラッツィオの薬草講座でも、昔の人がコーヒー代わりに根を使っていたという野草をいろいろ教えてもらいました。