2015年 08月 23日
日焼け、日本・イタリア
というわけで、わたしが夏に旅行先で帽子をかぶっていると、村のおばあさんたちから、「まあ、今日に当たらないで、いつ当たるの」と、驚かれるというか、忠告をしてもらうことがあります。
そういう日伊の違いのために、困るのが、ファンデーション(fondotinta)やフェイスパウダー(cipria)を購入するときです。わたしは、この数年、いつも薬草専門店(erboristeria)で買っているのですが、店の人にこちらの要望をしっかり伝えておかないと、わたしの肌よりもかなり濃い色や、日焼けしたってここまで褐色にはなるまいと思うような色を、本人たちは善意のつもりで勧めてくれることが多いからです。そうして、試しにつけてみるのはたいてい手なのですが、よく山歩きをしたり車で遠出をしたりするわたしの手は、顔よりもずっと日焼けしているため、要領をつかむまでは、後から家で顔につけてみて、あまりにも色が違いすぎるために、これは使えないというファンデーションやフェイスパウダーを買ってしまったことが、幾度かありました。
イタリアでは、日焼けしていない肌を、青白い、顔色が悪いととらえる傾向があります。ですから、イタリアの店員さんは、よく焼けた色の方が健康的に見えるからと、こんなふうに、茶色っぽい色のフェイスパウダーを勧めてくれるのです。特に夏は、これから先、どんどん日に焼けて肌の色が変わるだろうと見込んで、商品を選んでくれるのです。けれども、特に山歩きの場合は汗をかくので無駄な抵抗と知りつつ、日焼け止めクリームを塗り、お日さまの下では帽子をかぶるわたしは、日焼けはもちろんしますが、店員さんたちが勧めてくれる化粧品の色になるほどまでは、日焼けしません。
最近では、行きつけの店ができて、店員さんも、「あなたの好みがそうなら、仕方ないわね」と、わたしの好みにそったフェイスパウダーを勧めてくれるようになりました。おかげで、フェイスパウダーを買ったあとで、これは使えないとがっかりすることは、最近ではなくなりました。
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I Raggi del Sole
Noi giapponesi li evitiamo con il cappello e la protezione solare,
perché i raggi ultravioletti invecchiano la pelle e tradizionalmente
in Giappone la bellezza femminile è associata alla pelle bianca.
Voi in Italia tendete ad amate il sole,
la bella abbronzatura piace a molti di voi,
è segno di una buona salute e sì il sole rafforza le ossa.
Dunque, in estate devo stare molto attenta nell'acquisto dei cosmetici. In Italia le commesse con una buona intenzione tendono a consigliarmi e portarmi i fondotinta e le ciprie di colore troppo scuro per i miei gusti e per la mia pelle.
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関連記事へのリンク
- 日焼け、日本語・イタリア語 / Colore della pelle abbronzata - Giapponese vs. Italiano
こんにちは。
シクラメンやバラが美しく咲いていますね。
お肌を焼くのは勇気がいりますね、確かに
骨のためにはいいのでしょうが、焼けすぎると
ダメって言いますね。私は手術をしてるので
陽にあたるのはだめなんですの、最近は
日焼けにならないように防御しています。
日焼けが健康そうに見えますけど程度がありますねぇ。
いつもありがとうございます。
イタリアの紫外線はことに強いようで、気をつけているつもりだったのですが、顔にたくさんシミができてしまいました。日に当たるのは大切ですが、紫外線から身を守ることも大切ですよね。ムームーさんも、どうかお大事にお過ごしください。しっかり防御していれば、美しい朝日や夕日が、心にも体にもたくさん恩恵だけを与えてくれることと思います。こちらは、紫外線対策・日焼け対策が日本ほど普及していないので、品探しに難航しています。
こちらこそ、いつもありがとうございます♪
今日は優しいコメントありがとうございました。
本当に気分が晴れやかになりました。
晴れやかといえば
なおこさんのイタリアの晴れやかな写真にいつも癒され、イタリアという国に憧れています。
日差しは日本とイタリアではまったく違うのでしょうね。
トマトもイタリアの太陽で味が濃くなると言うことをよく聞きます。
日本人の肌と欧米人の肌の質も違うのでしょう。
住めば都かもしれませんが、紫外線対策は都でも気を使うところでしょうか。
これからも更新楽しみに立ち寄らせていただきたいと思っています(^^)
こちらでは少し日が照るだけで、気温がすぐに上がりますし、日光が肌を突き刺すように焼いていると感じることもあります。イタリアにもいろんな肌の人がいますが、概してこちらの人はシワができやすく、日本のわたしたちはシミができやすいとどこかで読んだ気がします。特に高い山は紫外線も強いので、気をつけているのですが、登っている途中はどうしても汗をかくので、日焼け止めも落ちてしまいがちです。
ありがとうございます。わたしもbutanekoさんの記事を楽しみにしていますね。
まとめ読みさせていただいて、
こちらにもコメントを・・・^^
日焼けによる考え方の違い、
私もフランス留学時にすごく思いました!
日本ではちょうど、
紫外線の恐ろしさがかなり注目され始めたころだったので、
地中海の強い日差しを気をつけたくて、
日焼け止め、日傘など、すごく厳重にガードしていったら、
ものすごく不思議そうな視線をよく感じてしまいました^^
向うの通販番組で、
わざわざ日焼け肌に見せるためのクリームのCMが大々的に流れているのを見て、
なんて考え方が違うんだろう・・・と衝撃的なほどの驚きをもったこと、すごく印象に残っています。
それでも、
年齢を重ねてから、シミや肌老化に悩まされたくないですものね。
このごろの紫外線は、
昔より強くなって、人体への悪影響もいろいろ懸念されていると聞きます。
健康的な小麦肌も素敵ですし、
人生経験を物語る風貌になっていくことは決して悪いことばかりではないと私は思うのですが、
やっぱり自分の身体。
自分で大切にしたいですよね。
太陽の光、
ほんと素敵なのですが、
上手につきあっていきたいものですよね♪
子供の頃は日焼け止めなどせず、夏は真っ黒になるまで海や山で遊んだからか、イタリアの紫外線が強いからか、シミがたくさんできてしまって困っています。こちらの人はシミはあまりできないようですが、日本人に比べて、同じような年齢でも、しわがあったり、深かったりするように思います。
恵みの太陽の光、いつまでも楽しめるように、おっしゃるように、上手につきあっていきたいと思います♪