2015年 08月 30日
みんなでお祝い
夫が有給休暇を取り、わたしたちも、ケーキやリキュールなどを携えて、ペルージャからお祝いに駆けつけました。
皆の両親もそろっての集いは、なんと11年ぶりだそうです。友人の兄も前日が誕生日で、義母といっしょにケーキのロウソクを吹き消したのですが、皆でこうやって楽しく過ごすことができて、義父母もうれしそうでした。
この日は解散し、片づけを終えたあと、日が傾き始めた海で泳ぎ、4人並んでヨガ体操もどきをしながら、沈む夕日を見送りました。この写真は、夕食後、海辺を歩いて中心街へと向かう途中に撮影したものです。満月は翌晩でしたが、この日の月もとてもきれいでした。
翌朝、海辺のバールで朝食を済ませたあと、砂浜を通って友人宅に戻ると、朝は海の水が透きとおり、日の光にきらきら光って、とてもきれいでした。
まだ10時前だというのに、日の光が肌に焼きつけるように暑く、また、いつもはるばるウンブリアまで改築作業を手伝いに来てくれるフランコが、自宅での作業に忙しかったため、わたしたちは友人宅に残り、夫はフランコの作業を手伝い、わたしは昼食のしたくをしました。何だかカレーが食べたい気分だったので、夏野菜カレーを作りました。ルウなしで、タマネギ・ショウガ・ニンニクのみじん切りを炒めるところから始め、とろみは小麦粉やコーンスターチでつけます。友人宅のカレー粉が、わたしたちが日頃買い置きしているものに比べると、数倍辛かったため、とっても辛いカレーになってしまったのですが、友人たちは皆辛いもの好きで、喜んでくれました。わたし自身は、あまりの辛さに舌が味を感じないほどだったのですが、フランコはちっとも辛くないと言い、夫やほかの友人は、ピリッと辛いのがいいと言っていました。同じものでも人によって、感じ方が違うのがおもしろかったです。
フランコたちが用意したニンニクたっぷりのトマト入り炒り卵もおいしかったです。
今回は、いつもの仲間に加えて、フェッラーラの友人の従姉妹もいっしょでした。彼女がまだ幼い頃に、両親が移民としてスウェーデンに移住し、ずっとスウェーデンで暮らしているのですが、昔から時々両親と共に、親戚と生まれ故郷を訪ねに、たびたびイタリアに来ているとのことです。
そういう彼女においしい郷土料理を楽しんでもらおうという友人たちの意向で、土曜の晩は、ロマーニャの地元料理がおいしい店で夕食を食べました。
高台にあるため、見晴らしがよく、遠くの街灯りが宝石のように輝いて見えて、とてもきれいです。この写真は、真夜中を過ぎて、人が少なくなってから撮影したものです。
日曜日の今日も、皆でわいわいにぎやかに過ごして、ペルージャには今晩戻りました。
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Auguri, Amici, Luna & Mare a Igea Marini (RN)
Grazie mille a tutti per un bellissimo fine settimana!
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なおこさん家の集まり、後友人達=御友人の父母さま同士もお友達なんですね!(^^)!
義母さまのお誕生日を静養先のリゾート地まで皆様で行ってのお祝いにさぞ喜ばれたことでしょうね!
イタリア人の方たちの中の良いのには、驚くばかりです!
日本人は、今はほんとに親戚付き合い、友人付き合いも悪く個人で動く人が多いような気がするのです!
こういうわきアイアイとした雰囲気はまるで昔の日本じゃないかな(・・?なんて思うほどです。
幸い、家の義母はお友達付き合いがよくて、時々ですが集まりがあるので私がケーキを作る機会もあるわけです(笑)
素敵な義母さまのお誕生日、おめでとうございます。
そして、綺麗な海や月もありがとうございます♪
なおこさんが、カレ―を振る舞われたのも素敵です☆
ピリッと辛い夏野菜のカレー、さぞ美味しかったことだろうと思います♪
こちらこそいつも、留守中ですぐにお返事ができないときまで、温かくうれしいコメントをありがとうございます♪
なおこさんと旦那様も、楽しい滞在を楽しまれたようで、良かったですね♪
アドリア海は、こうした砂浜の海が多いのですね、このあたりは岩がごつごつした浜辺が多いので、対照的だな、と感じました。
いえいえ、わたしにできることを手伝っているのですが、みんなで分担すると、準備も片づけも早く、皆の団結力や率先して動く様子に、いつも感心しています。
アドリア海岸には、こういう砂浜の海が続いているんですよ。砂浜沿いに数キロメートル離れた町までも、その気と時間さえあれば歩いて行くことができます。リグーリア、チンクエ・テッレの海辺には、岩や山が海の中から切り立っているようなところが多いですよね。そういう岩や山、斜面に栽培されたブドウ畑などが海を背景に見える美しい眺めを、なつかしく思い出します。