イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

片づけと健康2、整頓か痛みか猫か

 さて、昨冬、この物置きと化しているガレージ内の古い家具やストーブを無理やり動かして、夫がわたしの車もガレージに入るようにしました。ただ、わたしのアイゴは何とかぎりぎり入るだけで、もう少し前に進めば、チンクエチェントにぶつかってしまい、左右いずれにも角ばった取っ手のついた古いストーブが陣取っているため、左右も余裕はなく、運転手席のドアをすべて開けると、取っ手にぶつかってドアが傷むため、そろそろとわずかに開いて、体をひねって外に出たり車内に入ったりするという状況でした。後ろもぎりぎりで、何とかガレージの扉の開閉ができ、車と扉の間に約10センチあるかどうかという状態です。

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 春から夏にかけて、学校の授業があった間は、毎朝、苦労をしながら扉を開けて、車をガレージから出して、出勤しました。苦労をしながらというのは、ガレージの扉は、下部に手をあてて、その下辺が90度の円を描いて上に持ち上がるようになっているのですが、扉は重く、腕を何とか入れるすき間があるだけなので、毎朝、腕をひねり、無理な方向に無理な力を入れて、扉を持ち上げなければならなかったからです。2、3か月、毎朝そうして無理をしていたら、だんだん右腕の筋肉が痛くなり、ある日、右手でよろい戸を開けている途中に腕に激痛が走り、以来、右腕を一定の方向以上には回せなくなり、また何かの拍子におかしな向きに右腕が回ろうものなら、耐えがたい痛みに苦しむようになりました。そんなある日のことです。ガレージの隣の扉の近くに駐車している義弟が、扉を開けるのをたまたま見かける機会があり、実はこの扉は、無理に下から力を使って開けなくても、扉の中央にあるノブを回せば、苦労せずに開けることができるのだと、初めて知りました。わたしのそれまでの開け方でも、もし車と扉の間に十分に空間があるのであれば、体に負担をかけずに開けられたのですが、そのすき間がないのですから、義弟のように開けていればよかったのに、そういう開け方ができるとは思いもよらなかったのです。

 というわけで、物が積み重なって、本来のガレージとしての役割を果たすに十分な空間がないために、そうして、わたしがもっと楽に扉を開ける方法があることに気づかず、そう開けるものと思い込んで尋ねもしなかったために、そうして、義父母に遠慮して、ガレージの中を片づけて車が置きやすくなるようにしてくださいと頼めなかったために、この右腕の痛みが今も続いています。そうして、昨年11月、ディーパク・チョープラの瞑想講座で、「心身の健康を手に入れ、夢をかなえ、自己実現を図るため、そして、幸せになるためにも、実は、掃除や片づけが大切なのだ」と学んだこと、そのときに「よし頑張るぞ」と思ったのに、いつの間にか記憶の片隅に追いやっていたことを、思い出しました。

 友人でもあるかかりつけ医には二度診てもらったのですが、「肩に腕が入り込むところの筋肉が弛緩して、伸びてしまって痛むのであって、自分も経験があるから、ひどく痛いことは分かるけれど、薬を塗ったり痛み止めを飲んだりするよりは、こんなふうに腕の運動をした方がいい。」とのことで、いくら尋ねても、レントゲンを撮る必要はないとのことです。そうして、一定以上は右腕が回らず、上がらないため、使わない筋肉があったり、おかしな姿勢をしたりするためか、最近は腕だけではなく、周辺の肩や腕、そうして腰まで、ひどく痛むようになりました。激痛とくればエゴスキュー体操といきたいところですが、これも、肩や腰の痛み対策の体操を始めても、腕が痛んで回らず、できない体操があるのです。

 おそらくは急激に冷え込んだために、最近腕や肩の痛みがひどくなり、10日ほど前に、義弟の奥さんに診てもらいました。母国のエクアドルでは医師として働いていたからです。義弟の奥さんも、いろいろと診てくれたあげくに、結論は、友人であるかかりつけ医と同じで、無理のない体操をしながら、痛みが徐々に引くのを待つしかないということです。とりあえずは、何かひどい病気や負傷ではないと知って、ほっとしました。

 そもそも冬の間、わたしの車をガレージに置くことになったのは、寒さのために戸外に駐車していた夫の車のフロントガラスが夜間に凍り、毎朝出勤前に、霜取りに時間と軽油を費やさなければならなかったからです。わたしの車がガレージに入り、夫はわたしが停めていた戸外の屋根の下に駐車することになりました。学校の授業が始まったのは春で、もうフロントガラスが凍ることはなかったため、夫は屋根の下には車を置かなくなりました。ですから、わたしも置こうと思えば、車を開閉が不便で狭いガレージ内ではなく、戸外の屋根の下に置くことができたのです。では、どうしてガレージに置き続けたかというと、屋根の下は、義父母が猫に餌をやる場所であるため、猫たちがいついていて、アイゴのドアの下方で爪を研いだり、車の屋根に上ってそそうをしたりすることがあるからです。

 こんなに肩や腕の痛みに苦しむことになるなら、アイゴにはかわいそうでも、ずっと外に置いておけばよかったかなとも思う今日この頃です。ちなみにこの2週間は、義父母宅で壁の工事が行われていたため、アイゴは戸外に駐車しています。

 ひどくだらだらとした、まとまりのない記事になって申しわけありません。実は起承転結があったのですが、長くなったので、「転結」は次回といたします。

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A casa nostra ci sono una Cinquecento e un frigorifero
che lavorano e funzionano da circa 50 anni.

Negli anni '60 fabbricavano le macchine e gli elettrodomestici
che durano per mezzo secolo o forse ancora più a lungo.
Ora dopo qualche anno i prodotti cominciano ad avere problemi
e spesso smettono di funzionare oppure
ci conviene comprarne nuove.
Che le aziende produttrici cambino la rotta e
fabbrichino dei prodotti più gentili per l'ambiente
e per il nostro portafoglio.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-10-08 23:22 | Altro