2016年 01月 03日
リミニで年越し

夫たちは午前4時頃までねばったようなのですが、わたしは午前1時半頃には睡魔に勝てず、友人宅の片隅で、一休みのつもりが皆が解散するまで、そのまま眠ってしまいました。

翌朝は近くの砂浜に、砂で創り上げたプレゼーペを見に行きました。細部に施された工夫も楽しくて、感心したのですが、この日、このトッレ・ペドレーラを訪ねた一番の目的は、

友人が他の有志と共に、新春の冷たい海に駆け込むのを応援するためです。ほとんどの人が浅い海を突っ走って、そのまま岸に戻ったのですが、友人は海水にしばらくつかってさえいました。
日曜日の今日は、ペルージャに戻り、大家族が昼食に集って、新年を祝いました。
こんなふうに、楽しくにぎやかに3日間を過ごしました。昨日のボローニャの会では、1年の最初の12日をどう過ごすかは、どの日も該当する月がどうなるかに反映すると聞きました。たとえば今日、1月3日にどう過ごしたかで、3月にどう過ごすことになるかが決まるということです。実際、どこまでそうなるか、また、真偽のほどはさておき、新しい1年のいいスタートを切るために、こういうことを念頭に置いておくと、毎日を大切に過ごすことができそうでいいなと思いました。まずは1月12日まで、大切に過ごそうと心がけることが、ゆくゆくは、1年間をていねいに生きることにつながる気がするからです。
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Benvenuto il 2016!
Grazie e tanti giorni gioiosi a tutti!
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それにしてもイタリアでも寒中水泳のようなイベントがあるのですね。リミニは、温かいのですか。先年アマルフィの海岸でクリスマスに泳いでいる人を見て驚きましたが、さすがリミニは夏のリゾート地だけあると楽しく見させて頂きました。
リミ二の友人宅の集まり、たくさんの御馳走とワイン、
素晴らしい新年会ですね(^^♪
そして、日本でもありますが、寒中水泳ならぬ水業のような海は凄いです~(*_*)
イタリアは、今、気温が日本より低いと仰っていたので、見ただけでブルブルきました~(笑)
今年の日本のお正月はあたたかくて、1月3日などは各地で記録が出た程の温かさでした!愛媛も日中は、15~16度あったと思います。1月の最初としては異常で3月下旬の気温だそうです。
イタリアは、もっとずっと寒いお正月でしたよね?
1月12日までがそうなのですか?
私も気をつけて過ごしたいと思います♪
いつもイイことを教えていただいて嬉しいです(^^♪
そうです。うちはフランコのうちで、3.8度と表示のあった海に首までつかって泳いでいたのもフランコです。義弟によると、リッチョーネが、今の時期、イルミネーションがアドリア海岸の町の中で最も美しいそうで、海辺の町には冬にも見どころがあります。
おお、寒中水泳はやっぱり日本でもあるんですね。海は広いし、川や湖に比べると温かいことが多いと思うのですが、今年の元旦は前日まで霧に覆われた寒い日が続いたため、このとき水温は3.8度と出ていました。わたしも寒がりで、自分が飛び込む度胸やつもりはありませんが、この日は晴れていて、皆が陽気に勢いよく海に向かって走っていく様子は、見ていて楽しかったです。日本のお正月はそんなに暖かかったんですね!
はじめよければすべてよし、ということわざもありますよね。はじまりがよければ半分は仕事が終わったようなものだという(Well begun is half done.)という英語のことわざもあります。そう言えば、はじめは何事でも大切で意識を向けて注意することが大切なので、朝起きたときも、最初に床につけるのは右足でなければいけないと言っていましたが、わたしはベッドの左側に眠るので、今朝も無意識に、最初に床につけたのは左足だったのではないかという気がします。
なによりですね。
そちらのほうでは、
新春の海に駆け込んだりするのですね!
毎年恒例なのでしょうか。
日本では、
寒稽古などの一環でない限り、
なかなか一月の海に入るのはかなり寒いのが普通だと思うのですが、
今年に限っては、
驚くほどの気温の高いお正月で、
この勢いだと桜まで咲くのではないかと思ったりもしています。
そういえば、
日本では一年の計は元旦にあり、
と言ったりしますが、
そちらのほうでは、12日間で一年間を表すという考えがあるのですね。
そう考えると、
12日間、気を引き締めて過ごそうと心掛けられるし、
そういう気持ちが12日も続くと、
よい心構えが持続していきそうで、いいですね!
私も、
そんな気持ちでここから12日まで過ごしてみようと思いました♪
お互い、よい一年にしていきたいですね♪

夫共々、本年も宜しくお願い致します。
国語教師をされていただけあり、美しい日本語・流れるような文章に感嘆することしきりです。
夫は理系なので文章力に欠け、私が添削しながら更新することがあるんですよ(笑)
クリスマス・お正月、ご家族やお友達と過ごされているご様子、楽しく拝見させて頂いています。
砂像ですか?素晴らしいですね。
近年、鳥取砂丘にも砂像美術館なるものが出現しました。
↓の記事で、なおこさんが西武新宿線沿線にお住まいだったと・・・私は神戸生まれの神戸育ちですが二年だけ、父の転勤で東京に住んだことがあり、中野区沼袋に居ました。
とても懐かしく、何かご縁のようなものを感じました。
12日間で1年をというのは、イタリアでも皆が言うことではなくて、今回そうと聞いて、夫や友人もなるほどと感心していました。ただ、1月前半・後半の約15日間がどうであるかで、1年間の農耕や天候を予見できるということは知っていたと友人が言っていたので、そうすると、単に心構えの点だけではなく、1年の初めには何か特別な影響力があるということのような気もします。
コメントにお返事していて、もう1月も5日目であることに気づきました。大切にていねいに、意識して毎日を行きられたらと思いました。あ、そう言えば、今朝もどちらの足を起きたてに最初に床につけたか記憶がありませんが、左のような…
そうですよね。お互いに、そして皆で、よい1年にしていきましょう!
そんなにほめていただいて、ありがとうございます。勤務先の高校では、理系の同僚の先生の書かれた文章を校正する役目に当たることも少なくなく、文章力は読書量に比例するところもあって、理系でもすばらしい文を書かれる先生も多かったのですが、そう言えば、おいおいこれはという文を書かれる方もたまにいました。だんなさまが書いた文章の添削を奥さまにお願いするということは、それだけお二人の仲がいいということ(それはだんなさまが新春のあいさつに選ばれた写真にも垣間見えるような)、そうして、それだけだんなさまがSabioさんに心が打ち明けられて、かつ信頼されているということで、すてきだなと思います。同じ場所を訪ねて、暮らしを共にしていても、撮る写真や記事にしたい写真に差が出てくる、そういうのも興味深いです。
クリスマスを祝おうと、こうして村人が皆でていねいに砂でつくりあげるプレゼーペ、すばらしいですよね。鳥取砂丘は、母方の祖父母が兵庫の山に住んでいたため、祖母が元気だった頃は、毎年兵庫に帰省して、時には鳥取砂丘にも海水浴に連れて行ってもらっていました。なつかしいです。
Sabioさんも短い間だけ東京に暮らされたことがあるんですね! 鳥取砂丘といい、わたしも何かご縁のようなものを感じます。わたしは父の転勤のため、引越や転園・転校が多く、東京にも小5から中3までの4年間暮らしました。その後は日本にいる間はずっと愛媛に住んで、東京には数えるほどしか足を運んでいないため、あの黄色い西武新宿線の電車を見て、びっくりするほどうれしく、なつかしかったのだと思います。
ありがとうございます。世界には本当にいろいろな国や慣習がありますね。めひりんさんの興味深い記事を、わたしも楽しみにしています。新年もどうかよろしくお願い申し上げます。めひりんさんにとって、今年が幸の多い年となりますように。