2016年 01月 18日
楽しく学ぼう片づけよう
先日インタビューを聞いていたとき、新年の抱負(New Year’s resolution)について尋ねられたディーパクが、回答しながら言った、この言葉が心に残りました。
そうして、今、そのときのメモ書きを読み直しながら、ディーパク・チョープラ自身の考えとは違うような気がするのですが、わたしは次のように解釈しました。

「やらなければいけない」という悲壮な覚悟で、むりやり取り組まないと達成できないような目標ではだめであって、難しく努力を必要とする目標であっても、日々それを実現していく際に、喜びが感じられるような工夫を心がける必要があるのではないか。
楽しさは、学びや仕事の大切な、そして大きな効果のあるエネルギーです。昔、高校で教えていた頃も、今イタリアで日本語やイタリア語を教えるにあたっても、授業が楽しいものとなるように、絵を描いたり、いっしょに歌を歌ったり、ゲームの要素を取り込んでみたりと工夫しています。
最近、すっかり勉強が滞っているフランス語も、いつも心がけながら挫折する整理整頓も、何か自分が喜びを感じられるような要素を取り入れつつ、目標が達成できる工夫をしなければいけないのだと、わたしはそんなふうにとらえました。そうして、メアリー・ポピンズの次の場面が頭に浮かびました。
イタリア語版はこちらです。
A spoonful of sugar helps the medicine go down
Basta un poco di zucchero e la pillola va giù
英語では「スプーン1杯の砂糖があれば薬が(楽に)飲みくだせる」、イタリア語訳では、「少しの砂糖があれば錠剤は飲みくだせる」となっていて、メロディーに合わせて考えられたイタリア語の歌詞では、砂糖の量が「スプーン1杯の」(a spoonful of)から「少しの」(un poco di)に、「薬」(medicine)が「錠剤」(pillola)となり、文の構成も変わっています。
けれども、その心はいずれも、映像の最初でメアリー・ポピンズが
In ev’ry job that must be done
There is an element of fun
You find the fun and snap!
The job’s a game
と言っているように、どんなに厄介に見える仕事にも、隠れているはずの楽しみを見つければ、楽しみながら仕事を片づけられるということだと思います。
メアリー・ポピンズと違って魔法は使えませんが、フランス語学習やすっきりと片づけることの楽しみを見つけ、あるいは日々楽しく実践していける方法を見つけて、目標に向かって、楽しく取り組んでいきたいと考えています。
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Dalle parole di Deepak Chopra sui propositi dell'anno nuovo:
dobbiamo chiederci se quel proposito ci renda contenti adesso e se la scelta che stiamo facendo renda felici noi e altri. Se la risposta fosse sì, fatelo, ma se la risposta fosse no, non vale la pena.
Dunque, come dice e canta Mary Poppins, nel 2016 cerchrò di trovare lo zucchero, cioè il piacere che nasconde in qualsiasi lavoro e che mi aiuterà a compierlo con gioia.
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参照リンク / Riferimenti web
- Amazon.co.jp - 『メリー・ポピンズ 50周年記念版 MovieNEX』
- Amazon.it – “Mary Poppins (45° Anniversario) (Special Edition)”
↑ 音声はイタリア語・英語・フランス語<の3言語、字幕はイタリア語・英語・フランス語・アラビア語の4言語とあります。好きなミュージカル映画を見ながら、フランス語の勉強と英語のブラッシュアップもできそうで、何だかほしくなってきました。


ほんとにそうですね(^^♪
家は、自営業なので、朝、昼、晩と食事も3食をお家でとなります。これは、いくら食事を作るのが好きでも面倒な時なんかもあり、そういう時は、夫が察するのかラーメンを食べに行こうと言ったり、お好み焼きだったりと、外食がちょっと楽しかったりします。
私も片付けは大の苦手ですが、何かしら楽しみをみつけて頑張りたいと思います(^_-)-☆
どんなに教科書を読んでもまったく頭にはいらないのです。
でも、フランス革命の時代は待ってましたとばかりに授業にかぶりつきました。
なぜなら、漫画「ベルサイユのばら」が大好きで、漫画にでてくるその時代に興味を持てたのです。
坂本竜馬の時代も同じですね^^
面白いドラマから竜馬の時代に興味が湧きました。
私は媒体が漫画やテレビドラマですが、学校の授業でも同じことで、
学ぼうとするものに興味が湧けば、学業も自ずと楽しいものになるのですね。
なおこさんに教えていただける生徒さんは、
非常に幸運だと思います^^
私も歌やゲームを取り込んだ授業を受けていれば、
もう少しお利口さんになれていたかも(笑)
今からは、片付けることへの興味の湧く何かを見つけたくなりました^^

確かに嫌々物事をやっていても、なかなか進まないですよね。
私は後回しにしてしまう癖があって、計画を立ててやった気分になるみたいです。
でも今年は毎日少しずつ片付けに取り組みたいです。
それも毎日決めた通りにやるのではなく、その日の体調や流れで臨機応変にやっていけば苦にはならないと思うのですが…。
続けることが大事ですよね。
あと、イタリア語も頑張りたいです。
コメントご無沙汰です。いつも読み逃げしてます・・。
やらなければいけないことに、楽しみを見いだせる工夫・・。
モティベーション付けって大切ですよね・・。子供の宿題をやってもらう時もあれこれ工夫させたいのですが、結局、やりなさいとしか言えないですが・・。
http://ameblo.jp/mammamia12/entry-12116375864.html#cboxの記事にいただいたコメントのお返事遅れまして恐縮です・・。
そうやって察して外食を誘ってくださるだんなさま、お優しいですね♪♪ うちの夫は「ピザを食べたい症」が発症してピザ屋へ、あるいは友人たちと共にどこかへと外食する運びになるので、わたしが食べてみたいところへ行くのは、むしろ友人とだったりします。
ああ、アリスさんも片づけは大の苦手なんですね! 心強いです。お互いに楽しく頑張りましょう♪
やっぱり「好き」、「楽しい」ということは、何をするにも大切ですよね。
わたし、こうやって、ブログを通してアリスさんやbutanekoさんのような同志を見つけられただけでも、何だか片づけが楽しくなりそうな気がしてきました♪
続けること、大切ですよね。ぐーたらさんはイタリア語、わたしはフランス語と、勉強したい言語は違いますが、同じ外国語学習、お互いに頑張りましょう♪
「これはやらないといけない」、自分からきちんと余裕を持ってできるようにお子さんを育てるのは、やっぱりお母さま、大変だと思います。お疲れさまです。お返事、拝読しました。ありがとうございます♪
フランス語、発音はたしかに美しいですが、
文法は難しいですよね。
スペイン語はイタリア語の「親戚」ですから、
もっと勉強しやすいかもしれません?
ポルトガル語の発音も柔らかですよね。
遠い親戚です。
ただ、発音は、フランス語は表記と発音の乖離が著しく、ポルトガルの発音やイントネーションは独特で、この2言語については、真剣に勉強していた頃は基本的な旅行会話であれば話はできるようになったのですが、聴き取りは旅行中にかなり苦労しました。
楽しみを見出だして取り組む。
本当に、とらえかたひとつで、
人生は何倍にも豊かなものになりますね♪
楽しみながらやるのと、
イライラしながら義務感でやるのとでは、
充実感も全然違ってきますものね。
なおこさんのブログにお邪魔すると、
とても前向きな気持ちになります。
私も今、
ひとつの目標に向かっている日々を送っているところなので、
なんのためにそれをやりたいのか、
自分の本当の目的と楽しみを見失わずに進もうと思いました。
いつも素敵な記事を、
ありがとうございます。
こちらこそ、いつも温かいコメントをありがとうございます。始めたら続けなければ、でも続けるのが難しそうと、まだ今年になってからフランス語の勉強をしていないのですが、まずは始めることも大切だと、日々目標に向かわれているすずさんのコメントにつくづく感じました。