イタリア写真草子 ペルージャ在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

バーチチョコレートとアンゴラの母、ルイーザ・スパニョーリ

 バーチ・チョコレートも、アンゴラうさぎから毛を取って衣料に使うことも、考案したのは、今はファッション業界で名を知られる、ペルージャの女性企業家、ルイーザ・スパニョーリ(Luisa Spagnoli、1877-1935)です。(詳しくは下記リンク参照)

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Immagine presa dal sito, http://www.rai1.rai.it/

 そのルイーザ・スパニョーリの人生を語るテレビドラマが、今日・明日2日、イタリアのRai1で午後9時20分から11時35分に放映されます。主な舞台がペルージャである上、以前通訳の仕事で、ルイーザ・スパニョーリ本社で彼女の興味深い人生を知って以来、バーチ・アンゴラの考案はもとより、今から百年も前に、働く女性のために職場に保育所を設け、子供たちが楽しめる遊園地を造った、独創力や進取の気性に満ちたルイーザ・スパニョーリには、ずっと興味があったので、今夜の放映が楽しみです。



 日本の皆さんも、興味のある方はぜひ上の予告編の映像をご覧ください。

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LUISA SPAGNOLI - Telefilm Rai1 1-2 febbraio 21.20-23.26

Stasera davanti alla TV!
Luisa Spagnoli inventò i Baci Perugina, pensò ad utilizzare la lana del coniglio angora per i vestiti, creò l'asilo nido per le lavoratrici della sua azienda... Finalmente posso conoscere di più questo personaggio illustre di Perugia :-)
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- バーチとアンゴラの意外な関係 / Baci, Angora & Luisa Spagnoli (21/7/2010)
- ドラマロケ騒動 ルイーザ・スパニョーリ、ペルージャ・トラジメーノ湖 (14/10/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by London Caller at 2016-02-02 06:11
イタリア版のココ・シャネルみたいです。
でも香水ではなく、チョコレートですね。^^
私はイタリア制の香水のほうが好きです。
はい、ドルチェ&ガッバーナ系です。^^
Commented by ayayay0003 at 2016-02-02 07:30
おはようございます^^
以前、紹介していただいた、バ―チチョコの生みの親、ルイ―ザ・スパニョ―リさんですね!
100年も前に働く女性のために、保育園を作ったとは素晴らしい方ですね!なおこさんが、通訳のお仕事をされたおかげで、私も彼女のことを知れて嬉しいです。イタリアのテレビドラマですが、おそらく将来は、映画になる日もあるのでは?と期待しています(^_-)-☆
Commented by Mehreenkhan at 2016-02-02 11:16
naokoさん おはようございます。
ルイーザ・スパニョーリさんの記事、とても興味深かったです。過去記事も拝見させていただきました。チョコレートはもちろんアンゴラの毛の利用やファッションブランドとホントいろいろと考えるものですね。驚きなのは100年も前に既に職場に保育所を設けていたということです。この時代の女性の権限はどんな感じだったのでしょうかね。

そして、『心は、売ることも買うこともできず、贈ることだけができる富である。』←これいただきですね(笑)私も心を送ることができる人間になりたいです♪また、ドラマの感想もお聞かせください。私も見たかった。
Commented at 2016-02-02 21:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by milletti_naoko at 2016-02-03 16:59
London Callerさん、おっしゃるとおり、ココ・シャネルに相通じるものがありますね。イタリア製の香水がお好きなんですね! 
Commented by milletti_naoko at 2016-02-03 17:26
アリスさん、こんにちは。激動の時代、さまざまな困難に打ち勝ちながら、今も世界に名が知られる企業を作り上げ、発案をしたのだと、ドラマを見ながら思い、そうして感動しました。とてもいい作品だと思います。いつか日本でも放映されるといいのですが。
Commented by milletti_naoko at 2016-02-03 17:46
めひりんさん、こんにちは。ドラマを見ながら、日本で言うと明治・大正から昭和の初期を生き抜き、同様に男性社会で、女性がこうして指揮を取ることに対して風当たりが強い中、家族や提携企業の支えもあり、さまざまな困難を解決していく様子がすばらしいと思いました。

バーチの紙包みに愛の言葉を添えるのも、やはり彼女の発案だったそうで…… 改めてすばらしい人だったのだなと感じました。
Commented by milletti_naoko at 2016-02-03 18:09
鍵コメントの方、こんにちは。イタリアでは夫婦単位、恋人単位で招待されたりつきあったりすることが多いので、めんどうだなと感じることもあるのですが、いろんな人と出会ったり話したりできて、そうして皆で時間を共有できて、夫が職場で働いたり長いつきあいがあったりする友人をわたしも知ることができるのは、ありがたいなと思います。たまに職場の人だけという会で、わたしだけ、夫だけが参加することもあるし、わたしが日本や大学時代の友人に一人で会うこと、ビールや残虐な場面が多い映画に出かける夫を一人で送り出すこともあるのですが、日本でならマスオさんだけが同僚や友達と外で一杯というところ、配偶者や恋人も交えての食事となって、いっしょに過ごせる時間が多いのがありがたいです。

やっぱりDon Matteo、日本の家庭で見るためには、契約や支払いが必要なんですね。ケーブルテレビという言葉が何だかなつかしいです。あまりお金を払わずに視聴できるようで何よりです。アリー、お好きなんですね! わたしも大好きだったので、うれしいです♪ 終わり方がちょっと不思議だっったのではありますが。もう節分、立春なんですね!
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by milletti_naoko | 2016-02-01 19:12 | Umbria | Comments(8)