2016年 02月 03日
イタリア探偵日本上陸、ドン・マッテーオ&モンタルバーノまもなく放映

PDFの2月番組表(リンクはこちら)を確認すると、3番組ともイタリア語音声のまま、日本語字幕つきで放映されるとのことです。特にドン・マッテーオは、見て楽しい番組である上に、入門から上級にかけて、すべてのレベルのイタリア語を学習する方にうってつけの学習教材になると思いますので、興味のある方は、わたしはAXNミステリーの回し者ではありませんが、もしそれほど視聴料金がかからないようであれば、ドン・マッテーオが放映される1か月の間だけでも、契約と視聴をおすすめします。
イタリアの日常生活を描く場面が多いため、さまざまな慣習や行事、食生活などについても、グッビオの美しい町並みや風景、ドラマを楽しみながら知ることができます。ウンブリアは、現代イタリア語の基盤となる文学的傑作を産み出したフィレンツェに近い上、ローマやナポリ、トスカーナと違って、方言が全国に知られていないことや、シチリアなど、他の地方や外国の出身であっても、神父や警察関係者など、改まった場、方言が違う人どうしの会話になりやすいことから、番組で話されるイタリア語も標準イタリア語に近く、方言や俗語・若者言葉があふれる他のイタリアのテレビドラマや映画に比べて、はるかに聴き取りやすいはずです。
これらの番組を制作するRaiが近年になって、すでに放映した番組の映像を、YouTubeに載せるよりも広告つきで自社サイトに載せて広告料を稼ごうと方針を変更し、視聴者獲得のための番組広告など若干の映像を除いては、YouTubeにRaiの映像を削除するように求めているようです。
モンタルバーノについては、ひょっとしたらと思って探したら、英語版ドン・マッテーオの放映権を持つらしき会社の予告編が見つかりました。英語字幕つきのイタリア語音声です。
イタリアではずっと後から放映された青年時代のモンタルバーノの予告を先にご紹介したのは、シチリアの美しい風景やシチリア独特のイタリア語のイントネーション、主な登場人物が、こちらの方が分かりやすいからです。
一方、ベテランとなったモンタルバーノが活躍する従来のシリーズの予告には、銃撃戦や残酷な場面も入っています。
先週はフィレンツェ滞在中で、ドン・マッテーオを見過ごしてしまったので、次回の放映がある明日の晩までに、先週分の映像を、Raiのサイトで見ておくつもりでいます。
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プロント〜ああ、イタリア語の「もしもし」も思えました。^^
バックグラウンドミュージックはオーストラリアのアボリジニらしいですね。
名探偵ならやっぱりシャーロックホームズでしょうね。^^;
イタリア入門の私が見るとすればヤング・モンタルバーノですかね(笑)ちょっとコメディっぽい笑えるところもあるような気がしたのですが。イタリアの風景を見て疑似旅行して観るのもいいですね♪
それにしても、イタリア語って舌先が口の中でぷるっと震えている発音が多く聞こえますが実際はどうなのでしょうか。
一方、こちらマレーシアでは日本語のカタカナ発音でいけますよ^^簡単ですね♪

ヤングモンタルバーノは以前にも放送されたことがあります。主役の俳優さんは、とても印象に残る顔の方で、昨年のイタリア映画祭で上映された「レオパルディ」(原題は Il
giovane favoloso)に出演されていて驚きました。
舌が口の中で震えるのはRですね。Rも、Roma(ローマ)、riso(米)など冒頭にあったり、torroneなど二重子音になっていたり、後続子音に強勢アクセントが置かれたりするときは舌先の震える回数が多いのですが、そのいずれでもない場合には震えはわずかです。単語中、文中にしばしば登場するので、やはり舌先で震える音は何かと出てきますね、そう言えば。
マレーシアで発音しやすいのは、やはり子音+母音という音節構造が多いからでしょうか。お住いの土地の言語はやはり知っておくと、生活や交流が豊かになりますよね。


昨年イタリアを旅行中、ホテルのテレビRai1だったか、マッテオ神父の10の予告編を少し見ましたので、益々期待は膨らんでいますが、二つのミステリーは、きっと対局にあるのでしょうね。モンタルバーノの舞台がシチリアとなるとマフィアが絡んできそうだし、マッテオ神父の方はきっとグッビオに行きたくなるだろうし、いろんな意味でわくわくします。なおこさんからこうして聞かなければ知らないままだったと思いますので感謝です。鑑賞後は又ご報告しますね。
Ally McBealは、個性豊かな登場人物や時々ある心打つ裁判のなりゆき、歌や音楽などに魅かれて見ていた…と思います。もう14年以上前の話ではありますが。年齢的な焦りは自分自身を重ねて見ていたところもあると思います。皆がそれぞれのテーマソングを探す必要があるとか、アリーのテーマソングにも共感するところがありました。いい歌をたくさん使っているし、歌の使い方が本当にうまいですよね。
ちなみに、記事中にリンクを記したPDFの番組表には、2月28日までの番組編成が書かれています。それを見ると、ドン・マッテーオは土曜のみならず日曜にも土曜放映分の続きが放映されるようで、しかも土曜はヤング・モンタルバーノ、日曜はモンタルバーノが、すぐ後に続くため、イタリア語学習のためにモンタルバーノもお出かけのために録画しようとすると、とんでもなく長時間の録画になるような…
…
ドン・マッテーオを見るうちに、わたしたちもついついグッビオへの旅に何度も誘われたので、聖フランチェスコにもゆかりの深いグッビオを訪ねたいという気持ち、きっとむくむくとかずさんの心の中に、ご覧になるうちにわいてくることと思います。再びかずさんとウンブリアでお会いできるのを楽しみにしていますね♪
わたしが日本での放映を知ったのは、昨年12月に、急に古いドン・マッテーオ関連記事へのアクセスが数件あって、どうしてかしらと調べてみたからです。いきなり第七シリーズから始まると、登場人物に慣れるのに、いくらか時間がかかるかもしれませんが、きっと日本の皆さんも楽しんでご覧になることでしょう。鑑賞報告、ありがとうございます。楽しみにしていますね♪