2016年 03月 02日
フィレンツェ美探訪~イタリア語学習メルマガ第107号

銀の装飾がみごとで美しいこの祭壇は、聖ジョヴァンニ洗礼堂の祭壇で、博物館2階の宝物室(Sala del tesoro)にあります。フィレンツェの守護聖人である聖ジョヴァンニ(San Giovanni)の人生を描く羽目板12枚を制作するために、なんと400kg以上もの銀が用いられたとのことです。

新しい博物館で特筆すべきことの一つに、14世紀に大聖堂ファサードを飾っていた装飾を実物大で再現した広間があり、

そのため、改装を手がけたOpera di Santa Maria del Fioreが発行するニューズレター、Opera Magazineも、昨年11月には、再現された14世紀のファサードを取り上げ、詳しく説明しています。

おととい発行したイタリア語学習メルマガでは、この記事を学習教材として利用しています。

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Altare d'argento del Battistero di S. Giovanni (foto) e
tanti altri tesori & curiosità del Nuovo Museo del Duomo di Firenze 28/1/2016
Nel nuovo numero (n. 107) della mia newsletter per i giapponesi interessati alla lingua e cultura italiana, il materiale didattico è un articolo di Opera Magazine del 20/11/2015. Attualmente ci sono 703 lettori.
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リンク
- 秘蔵のフィレンツェご招待1 洗礼堂と美しいモザイク (19/10/2013)
- フィレンツェドゥオーモびっくり顔なし300年、ブロガー再招集2 (19/2/2016)
- 大理石とダイナマイト、フィレンツェブロガー再招集3 (29/2/2016)
フィレンツェのドゥオモに付属の博物館があること、恥ずかしながら初めて知りました!改装を終えたばかりとの事ですから、ぜひ次回フィレンツェへ足を伸ばす際には訪れてみたいです。
話は変わりますが、プロフィール写真を季節ごとに変えていらっしゃる事に以前ブログで触れていた際、とても良い試みだなと感心した覚えがあります。春らしく新しくなった今回のプロフィール写真も、とても素敵ですね!
イタリア語の学習教材に、ドゥオモの博物館を取り上げるのはいいことですね(^-^)
イタリア語を勉強する方は、おそらく、イタリアの美術や歴史にも興味のある方が多いと思いますので、言葉と両方の面から学ぶことが出来て素晴らしいと思います♪
それにしても、今日の記事の聖ジョヴァンニ洗礼堂の祭壇の銀の装飾の見事なのには驚きました!400Kの銀、なかなか見られないものなので嬉しいです(^^♪
わたしも付属博物館については3年前のブロガー招待イベントで初めて知ったのですが、今回改装してからは、買い取った隣接する劇場の空間を思う存分使って、これまで展示しきれなかった多くの750の傑作を、計6千平方メートルの25の展示室に展示してあって(以上、雑誌『Medioevo』から)、3年前よりもずっと多くのすばらしいもの、興味深いものを、効果的に配置してあって、ずっとずっとよくなりました。運営するOpera di Santa Maria del Fioreが、改装は大好評で、観光客が世界各国からたくさん訪れて喜んでいると言っていました。1・2月は観光客が比較的少ない上、統計的に木曜日は他の曜日に比べて客入りが少ないので、それで木曜にブロガー招待イベントを開催したのだとも聞きましたから、訪ねられるときのご参考までに。
プロフィール写真について、ありがとうございます♪ 春らしい最近の写真をと探したのですが、わたしだけがきちんと写っている最近の写真が見つからず、ずいぶん前の写真を載せました。あの桜を思い出して春を過ごしたい、生きていきたいという思いもこめて。
すでに訪問が決まっていたときに見かけて購入した歴史雑誌、『Medioevo』1月号の表紙がこの銀の祭壇で、記事中でも取り上げているのですが、こんなにみごとで美しいものであることは、実物を目にして初めて知りました。Operaのガイドさんがいろいろ説明してくれたのですが、館内が広くて次から次に移動し、他のブロガーといっしょに短い時間にできるだけいい角度、空いた場所を見つけて撮影するということに追われていて、説明は聞き流し、400kgもの銀が用いられたことは、この記事を書くために、先の歴史雑誌の記事を読んでいて知りました。フィレンツェの羊毛や布を扱っていた富裕で有力な商人組合、Arte di Calimalaが1366年に発注したそうで(これも歴史雑誌の記事から)、当時そうした商人たちやフィレンツェの町がいかに豊かであったかがうかがわれます。
私もお恥ずかしいのですが、ドゥオモに付属の博物館があるとは知りませんでした!フィレンツェは久しく訪れていないのですが、たまたま最近娘が読んでいた「レオナルド ダヴィンチ」の本を私も読み、フィレンツェもドゥオモも改めて訪れてみたいと思っているところなので、次回の訪問時には是非足を伸ばしてみたいです♪
イタリア語の勉強も内容によってぐっと気持ちが入りますよね!まだまだイタリア語の勉強が足りない私・・・興味深く読ませていただきました^^
フィレンツェはみどころが多いですものね! まさみさんもわたしも、フィレンツェは行き帰りに時間がかかる距離に住んでいる上、遠すぎず近すぎずという距離にあるため、じっくり腰を据えて訪ねることに意外とならないのではないかと思います。わたしも博物館は前回のブロガーの集いで初めて訪ね、今回の大がかりな改装の結果以前よりもずっとずっと広くすばらしくなった博物館を訪ねられて、先日はとてもうれしかったです。お嬢さん、ダ・ヴィンチの本を読まれているんですね!
メルマガも読んでくださったんですね。ありがとうございます♪
わたしも英語のブラッシュアップの必要を感じているので、たまには英語に関する記事も書いてみるつもりでいますが、いえいえ、めひりんさんの英語学習の頑張りぶりに、わたしもこれではいけないと、刺激を受けています。姪御さんが大学でイタリア語を勉強されているんですね! 成績も優秀なようで、先が楽しみですね♪