イタリア写真草子 Fotoblog da Perugia 日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより

夏時間針1時間進めよう、11年前のうっかり

 イタリアでは明日から夏時間に突入します。寝る前に覚えておいて、目覚まし時計などのの針を1時間進めておかないと、ひょっとしたら翌朝、時間を1時間勘違いして、飛行機や電車に乗り遅れたり、大切な約束をふいにしたりする可能性があるので、お気をつけください。

 実際に時間が変わるのは、明日日曜日の午前2時で、長針が12を指したら、時計を2時から3時に1時間進めることになっているのですが、そんな時間まで起きていないわたしたちは、たいてい土曜の晩の就寝前に、家じゅうの時計の針を1時間進めてしまいます。

f0234936_4331391.jpg
Dal sito www.calendario-365.it

 春と秋に、冬時間から夏時間へ、あるいはその逆に時間が変わるとき、わたしは時計の針を進めるべきなのか遅らせるべきなのか、迷ってしまい、たいていインターネットで調べて、確認します。そういうときに頼りになるのが、このCalendario-365.itの記事で、時間が変わるごとに毎度こうして記事が出るということは、題に書かれているように、「時計の針は1時間前に進むのか、それとも後ろに下がるのか」(Orologio avanti o indietro di un’ora?)と確信が持てない人が、他にも多いということでしょう。イタリア語では夏時間をora estivaとも言いますが、よく使われるのは、ora legaleという表現です。法に定められた時間であるという意識の方が強いからでしょうか。

 今でこそ、イタリアでの生活にも慣れて、3月になると、あれ、今年はいつ夏時間に変わるのかなと、あらかじめ情報を調べるのですが、イタリアに暮らし始めてから3年が過ぎようという2005年3月に、この夏時間への変更を知らずに、迷惑をかけてしまったことがあります。

f0234936_4331890.jpg

 これは2005年のわたしの手帳を撮影したものです。3月27日が日曜日で、復活祭(Pasqua)とありますから、偶然にも、復活祭の日にちが今年と同じです。

 夫と出会ったのは2003年の冬、つき合い始めたのは翌年の早春で、2005年3月には、ほぼ毎週、夫の家での日曜の大家族での昼食に招かれるようになっていました。中心街のアパートからバスに乗って、今暮らしている二世代住宅近くのバス停まで行き、車で出迎えてくれる夫と共に、うちに向かうという形で、昼食に参加していたのですが、この日は、まだ時間があると思って、前夜も遅くまでしていた方言学(dialettologia)の勉強をひき続きしていたら、思いがけず夫から電話がありました。

 「どうしていつものバスに乗らなかったんだい?」と言うのです。

 「あら、まだバスに乗る時間にもなっていないじゃない」と電話に答えて、夫と話すうちに、初めてこの日は冬時間から夏時間に変わったので、そのときの時間は、わたしの時計が指している時間よりも1時間遅く、従って、本来乗るべきバスに乗り遅れてしまったことに気づきました。

 こういう失敗はイタリアに来て初めてのことで、思うに、それまでは、共同アパートに暮らしていたので、だれか同居人から聞いて、あるいはテレビを見て、夏時間に変わることを知っていたのに、このときは小さな小さなアパートに一人で暮らしていた上、うちにテレビもなく、時間が変わることをうっかり知らずにいたのだと思います。

 今夜は、いつもと同じ時間に寝て同じ時間に起きても、睡眠時間が1時間短くなるので、少し早めに就寝するつもりです。日本との時差も、これまでの8時間から7時間になります。

**************************************************
Il 27 marzo 2005 studiavo a casa e
d'improvviso mi ha telefonato Luigi, dicendo:
"Perché non hai preso il pullman?"
"Perché dici così? E' ancora presto...",
ho risposto così e parlando con lui, ho saputo che
durante notte l'orario era cambiato da solare a legale.
Ero invitata al pranzo di Pasqua dai suoi e
Luigi mi aspettava alla fermata di pullman.
Per fortuna, i suoi mi aspettavano gentilmente,
ma gli aerei e i treni non aspettano, quindi qui scrivo:
"Da domani l'Ora Legale!
Ricordiamoci di mettere l'orologio un'ora avanti
prima di andare a letto :-) "
***************************************************


LINK
- Calendario-365.it – Ora legale 2016 e orario invernale 2016. Orologio Avanti o indietro di un’ora / rimettere indietro? (26/3/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

トラックバックURL : https://cuoreverde.exblog.jp/tb/25081232
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ayayay0003 at 2016-03-27 10:41
おはようございます^^
もうそういう時期が来たのですね!
私は、この変わり目の時にヨーロッパにいたことがないので
就寝時間、早く寝ないと1時間早く起きないといけないという体験がないのでよく分かりません(笑)
理屈では、わかっていてもいざ生活の中でそういう出来ごとに対処できるか?と言えば、忙しさもあり忘れてるかも?
と私も失敗しそうだと思います。
でも旅行中なら、緊張してるので大丈夫かな?なんて甘い考えなので、飛行機には乗り遅れないようにしないととは思っています(笑)
Commented by mokochan at 2016-03-27 20:21 x
なおこさん、こんばんは。
夏時間になったのですね、日本も日が長くなりました。
ご主人様の風邪となおこさんの肩痛はいかがですか?
早く良くなるといいですね。
昨日のイラクサの写真に、あらま、早いこと!と思いました。
私は夫とフライフィッシングをするのですが、薮の側で着替えをする時にうっかり触ってしまうことがあるのです。
ほんのちょっとでも、あの痛さは大変ですから。。
この写真を見ただけでヒリヒリ。。とは言え、薬効があると
なおこさんの記事で知ってからはあまり嫌っても可哀想などと思うようになりました。
春先は気分も体調も落ち着きませんが、暑くなるまでの良い時期に色々しなければ。。と気持ちだけ焦ります。
Commented by milletti_naoko at 2016-03-27 23:38
アリスさん、こんにちは。夏時間に移行する日には、日本に限らずそういう慣習がない国から来た旅行客は、時間が変わったことを知らずにいて、とまどうことが少なくないのではないかと思います。

飛行機に乗る前には、何かあって遅れませんようにと緊張しますよね。今朝は、ペルージャ近くの空港からロンドンに向かう義弟たちの車を引き取るために、わたしたちも空港に出向いたのですが、11時発の便だと言うのに、空港にやって来たのが10時20分でびっくりしました。ごく小さい空港なので、ぎりぎりでも問題なく出発はできたようなのですが、やれやれ。
Commented by milletti_naoko at 2016-03-27 23:44
mokochanさん、こんにちは。日本も日が長くなったのが感じられるほどなんですね。ありがとうございます。夫の風邪は、今日は回復に戻りつつあるのが感じられます。肩の痛みは相変わらずなのですが、今日は夕食も招かれていることですし、のんびりと肩を休めるつもりでいます。

わたしもイラクサは初夏というイメージがあるので、もう生えているのかとびっくりしました。そうすると、日本でもあちこちに見つかる草なんですね! 触るとやけどのようにヒリヒリしてしまいますよね。薬効と言えば、ハーブティーとして飲むと効用があるほかにも、なんと昔の人は、これは夫の伯母にあたる人もそうしていたそうで、イタリアではつい最近まで、関節の痛みを和らげるために、イラクサの葉が生い茂る茎ごと、患部にたたきつけていたそうです。そうすると、患部の肌ははれ上がるものの、関節の痛みは引いたようなのです。

春愁という言葉もありますよね。どうかお体を大切にお過ごしくださいませ。
by milletti_naoko | 2016-03-26 20:33 | Sistemi & procedure | Trackback | Comments(4)