イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

熊本地震関連の役立つ情報をまとめてみました

 熊本地震については、被害や避難・給水所・通行止め・公共交通機関の運行状況などについて、大切かつ必要な情報がすぐに分かる、くまもと県民テレビの熊本地震関連情報ページが便利で役立つと思います。(*2018年4月追記: 現在無効となっているリンクは、引用元として当時のURLを残している場合はあっても、ハイパーリンクは、すべて削除しました。)

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http://www.kkt.jp/emergency/index.html

 ページの冒頭に赤字で掲げられ、リンクも貼ってある情報がすべて同じページ内にあるため、いちいち他のページに飛ばずとも、このページだけを読みこめば状況が把握できるし、写真や広告・ビデオなどの映像がないので、アクセスが難しい状況でも、読みやすいはずです。


 ツイッター上で、必要な情報をできるだけ多くの人に拡散できればと、「熊本」「地震」のキーワードで検索していて見つかった、この水崎綾女さんのツイートで、こちらのまとめページの存在を知りました。

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http://cyber.pref.kumamoto.jp/bousai/

 一方、こちらの熊本県防災情報ホームページは、大きな地震が夜中・週末に起こったという事情もあるのでしょうが、更新が4月16日で止まっている上、リンクで別ページに飛ばなければならず、飛んだ先でさらにいちいちPDF文書を開いて、自分に必要な情報かどうかを見きわめなければならぬつくりになっている上、道路情報などが更新されておらず、リンク先にエラーと出るページさえあります。

 熊本県のみならず他の自治体にも、今後災害が起こった際、市民が利用しやすい防災情報ページづくりを心がけ、刻々と更新された情報をページに反映させてほしいものです。

 また、こちらのボランティアプラットフォームのFB投稿中リンク先にある熊本地震ページには、NHKや朝日新聞など、さまざまなマスメディアが発信した最新情報が冒頭にあり、熊本県や気象庁、NTT災害用伝言板へのリンクが1ページにまとめてあります。ただし、現時点で、最新情報の更新は4月17日の16時32分止まりであり、最終更新が同日20時であるくまもと県民テレビのページに遅れを取っています。

 上記のページでは、なぜか災害・防災・安否関連情報よりも、寄付・募金情報の方が先になっているのですが、募金・義援金・物資提供については、こちらのページにリンクや気をつけたい点を、まとめてくれています。


 上記のサイトでは、ふるさと納税で被災地に納税し、お礼を辞退して、被災地に直接寄附金を届けるという支援方法も紹介しています。また、ふるさと納税で寄付金控除が適用される上限額をシミュレーションできるサイトへのリンクもあります。

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Dal sito http://www.nippon-foundation.or.jp/

 また、支援金と義援金の違いについては、日本財団がこちらのページで分かりやすく説明しています。支援金が、すぐに被災地に届き、被災地での救命・復旧活動に使われるのに対し、義援金は、被災地に届くまでに時間がかかり、復興事業や緊急支援には使われず、悔やみ・応援として、被災者に公平に配分されるとのことです。


 また、こちらのツイートで分かりやすく説明しているように、ボランティアとして、あるいは物資の提供を通して、被災地の方の役に立ちたいという思いはすばらしいのですが、ボランティアの受け入れ態勢や救援物資を配る環境が整わぬうち間は、かえって、本当に必要な救援作業の妨げになってしまう恐れがあります。


 それよりも、こちらの福岡市のように、熊本市長と直接連絡を取り合い、熊本で本当に必要とされているものについて、提供してほしいと市民に呼びかけて、受け容れ現地に運ぶ態勢が整った公共団体などが身近にあるかどうかを調べて、支援物資提供を行う必要があるでしょう。

 また、永江一石さんの記事では、重い瓦屋根の古屋や鉄筋が入っていないブロック塀などは、地震の際に倒壊する可能性が高く、非常に危険であることを指摘しています。日本は地震が多い国であり、地震というものは大地震が起こるはずがないとされている地域にも起こることがあります。熊本に限らず、日本全国でご自分やご家族がそういう家に暮らしているようであれば、建築工学を学ばれた永江さんが、「立て替えはしないとしても屋根を瓦から軽量のスレートに換えるだけでだいぶん安全度が増すと思います。」と書かれています。万一のときのために、もう一度住居の安全を確認してみてください。

 新聞社などの、信頼できる情報を発信していると思われる(思いたい)記事で、地震を研究する方たちの今後の予測を読むと、今後、九州の北東、さらに四国にまでも大きな地震が起こる可能性があるとする研究者も、わたしが読んだ範囲では少数派のようですが、いるようです。

 そういう事情もありますので、わたしも含めて、被災地以外に暮らす皆さん、被災地の支援と共に、かさこさんが書かれているように、「自らが被災した時に被害を最小限に食い止めるべき減災の取り組み」も行いましょう。

 記事中にもありますが、災害のときにはSNS、特にツイッターが、災害や交通機関の運行状況・被災支援情報を収集するためにも、救助を要請するためにも、そして、被災者としてではなくとも、緊急時に大切な情報をできるだけ多くの人に知らせるためにも大いに役立つはずです。今からアカウントを取得しておくことをお勧めします。

 今回の熊本地震では、東日本大震災のときに比べて、ツイッターでも災害情報ページを見ても、外国からの旅行客や日本語での災害情報の理解に苦しむ外国人住民に対する、英語など他言語での情報提供が極端に少ないという印象があります。東日本大震災のときは、英語などで、災害や避難についての一連の情報を刻一刻と連絡するページや、外国の方の質問・救助の要請に電話で応じるサービスや、安い宿の紹介など、さまざまな支援があったのを覚えています。わたしが知らないだけであれば、また、そういうサービスがあるようであれば、そうした情報ページや電話番号、それを知らせるツイートなどを教えていただけると幸いです。

 イタリアでは、2009年にラクイラで、弱震が続き、住民が不安に思っていたのに、専門家を中心とする委員会が、大地震の恐れはないと判断を下したその1週間後にマグニチュード6.3の地震が起こり、300人以上もの犠牲者が出ています。後にこの委員たちが裁判で訴えられ、一審では実刑判決が出たのですが、その際、日本からも、「どういう地震がいつどこで起こるかを予測するのは難しいのに」という専門家からの声が寄せられました。そもそも再稼働させるべきではなかった川内原発の運転を中止することは、地域の人々の生命や安全のために不可欠のはずです。

 最後になりましたが、こちらの情報も、必要な方に早く届きますように。


 せめてわたしにできることをと、ツイッターやフェイスブックで、これはという情報をできるだけリツイートしたり共有したりはしてきたのですが、多種多様な情報が概観できるページがあればと、まとめてみました。

 もしどなたかツイートやフェイスブックなどで、外国の方向けに災害情報・被災者支援情報を提供されている方がいらっしゃれば、あるいはご存じであれば、そうした情報の拡散に協力したいと思いますので、アカウントなどを教えていただけると助かります。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-04-17 21:54 | Notizie & Curiosita