2016年 04月 18日
花のフィオンキ山1

山頂近くで、あちこちに見かけた自生の水仙(narciso selvatico)の花です。

朝ペルージャのうちを9時半に出て、スポレートから山道を車で登り、こちらの登山の出発地点から、11時半過ぎに歩き始めました。写真右手、奥の方に小さく見えるのが、フィオンキ山の頂です。

出発後まもなく、道の左手にアネモネ(anemone)がたくさん咲いているのに気づいて、夫が山を分け入ったので、わたしも一面に咲くアネモネの白や水色、紫色の花を愛でては撮影しました。

クリスマスローズの親戚、ヘレボルス(elleboro)も、そこかしこに咲いていて、すでに種が育ちつつある花が多かったです。

カエデ(acero)の小さな花たちも、今が花盛りで、夫に教えてもらって高い梢を見て、初めて知りました。

フィオンキ山が少しずつ近づてきます。この辺りにはセイヨウネズ(ginepro)がたくさん生えています。

野バラ(イヌバラ、rosa canina)は、昨年の実がまだ赤く木に残ったまま、若葉が少しずつ育ってきています。かつて冬にこの道を歩いたとき、野バラが生い茂る場所を見つけたので、いつか花盛りの頃に再訪したいと考えていたのですが、野バラの花が咲くのは、まだまだ先のようです。

給水場で、山のおいしい水を飲み、携帯していたペットボトルに水を補給して、一休みします。

山の日かげはまだ寒いからでしょう。ニオイスミレ(violetta)の花も咲いていました。

カエデの枝ぶりが美しく、その向こうに見えるフィオンキ山の姿が、かなり大きくなってきました。

この辺りから山頂まで、あでやかなクリーム色のスミレに、しばしば出会いました。

よく似た色の自生の蘭(orchidea selvatica)が近くに咲いていたのは、偶然でしょうか。

この風変わりで不思議な花は、日当たりのいい岩がちの斜面に咲いていました。

山頂が近づいてきます。

ところが、ちょうど道標があって見晴らしがすばらしく、山に登る小道が通るところに、牛さんたちが陣取っているではありませんか。そこで、行く手から激しい風が吹きつけていたこともあって、夫が、牛と暴風を避けるために、別の斜面から登ろうと提案しました。(つづく)
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Primavera sul Monte Fionchi (1377m) 16/4/2016
Il sentiero verso la cima è ornato dai fiori; narcisi, anemoni, ellebori,
violette, orchidee. I fiorellini anche sugli alberi di acero :-)
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クリーム色のスミレはこちらではあまり見られないと思いますね。
そして黄色のランも珍しいです。
ここのはピンクの色、一般です。でも、夏の6月〜7月に咲く花ですよ、こちらは。^^;
>最初の塔でしょうかが、ミサイルのように
モスクのミナレットなんです。
そうそう、世界的に有名なタージ・マハルも
ミナレットあります。
春のお山は、きれいなお花が咲いていて素晴らしいですね♪
毎年見せていただいてるのにすっかり忘れてるお花なんかもあり新しい発見のように嬉しくなる私です。
アネモネが山に咲いてるなんて素敵ですね☆それも色とりどりだなんて・・・☆
こちらでは、球根を取るために畑に栽培してるのはよく見かけるのですが、近所の畑では写真が撮りにくく、きれいなのですが残念です(笑)
そして、クリスマスローズの親戚のヘレボルスは、よく覚えています、そういう季節がやってきたのですね~
黄色のスミレは、パンジーのようで華やかですね(^^♪
牛さんが陣取ってた斜面、ちょっと笑えました(^。^)
続き楽しみにしていますね~♪
でも、気持ちよさは格別ですね。
自生水仙やアネモネ、またクリスマスローズも
私が登る日本の山ではほとんど見ることはなく、
それらは花屋さんで買い求めて庭で楽しんでいます。
やはり、その国独自の自生の花があるのですね。
でも、スミレやカエデは日本でも自生のものを見ることができます。
ヨーロッパとアジアの山野草の違いがとても興味深いです。
牛の放牧に道を阻まれてしまったのですね。
続きが楽しみです♪

外国人向けの情報は日本政府観光局からでているみたいですが、最近の外国人はえ?こんな所に?と思うほど一般的な観光地から離れた所に来ていたりします。先週、友人夫妻が比叡山でバスに乗り遅れた外国人に出会い、イタリア語か英語が話せますか?と聞かれたそうです。友人はこの4月からラジオ講座を聞き始めたばかり、どうにか英語で対応して車で途中まで送ってあげたそうです。まさか山の中でイタリア語が話せるか?なんてことになるとは思わなかった。。と驚いていました。
ドンマッテーオのシーズン10は面白かったですか?7が終わってしまったのでAXNミステリーを解約しようと思ったのですが、もうすぐ大草原の小さな家の再放送が始まるのです。
私はその昔大好きで理想とした家族であり生き方でした。だから解約するのをやめて懐かしい父さん母さんローラ達に会おうと思います。そのうちドンマッテーオの続きも始まるといいのですが。。。。
ヘレボルス、咲いたのはかなり前のようで、かなりの花に種が育ってきていました。黄色のスミレはめずらしいし、かわいらしいので、会えるとうれしいです。続き、そのうちきっと書きます!
イタリアの山では、自生の水仙は珍しいのですが、アネモネは岩がちの山で、クリスマスローズは野山の水辺で見かけることがよくあります。日本の山の花たちも、butanekoさんたちの写真できれいだなと驚いているのですが、それぞれの土地に土着でよく咲く花というのがあるのでしょうね。昨日は用事や仕事で1日が終わり、長い記事を書ける時間がなかったのですが、続きはいつか必ず!
比叡山にもイタリア語の方が! そう言えばイタリアの友人に、四国の八十八ヶ所巡礼に興味を持つ人もいます。お友達は英語を活かせる機会、観光客の方も無事目指す場所に送り届けてもらえて、よかったですね。かなり不安に思われていたのではないかと想像します。
ドン・マッテーオは、わたしはグッビオが舞台の7・8の方が断然好きで、ちょっと行き過ぎではないかと思うところも時々あったのですが、楽しめました。大草原の小さな家、わたしもとても好きです。ドン・マッテーオ、視聴者の皆さんで続きの放映を希望すれば、希望が通って続きが見られる可能性が高いように思います。そういうことになるといいですね♪
>フィオンキ山、素敵過ぎます!
アネモネに自生スイセン、ラン!何もかもが美しいですね。
北海道の春の山とはまた違うお花があってとても興味深いですね。
そんなに標高が高くなくてもこんなに多くの種類のお花と出会えるなんてすぐにでもとんでいって登ってみたくなります。
>麦もすくすく、、早いな~暖かいんですね。
小麦は人類が最初に育てて得た穀類?でしたっけ?
素晴らしい恵みですね。