2016年 05月 19日
畑の採れたてそら豆ポタージュ

最近は畑でたくさんソラマメ(fave、単数形はfava)が採れます。今晩は、そのソラマメと冷蔵庫の野菜を使って、ポタージュを作りました。

義父母は、採れたてのソラマメをさやごと食卓に置き、さやからマメを取り出しながら、チーズや生ハム、サラダなどといっしょに食べるのが好きです。わたしも新鮮な生のソラマメは好きなのですが、実は夫は、そういう食べ方は好きではありません。

それで、うちでは、パスタの具にしたり、ポテトサラダに加えたりと、いろいろ工夫していたのですが、最近はよく雨が降って気温が下がり、今晩は肌寒いほどなので、夫が大好きな野菜のほかほかポタージュを、ソラマメをたくさん使って作ることにしました。
みそ汁でも野菜スープ、豆スープでも、わたしと義父は、野菜や豆などの具の形が見えて、その歯ごたえを感じながら食べるのが好きなのですが、夫はミキサーにかけ、義母は裏ごし器にかけて、ポタージュ状にするのが好きなのです。

とろみをつけるために、ジャガイモを加え、玉ねぎとニンジンも一つずつ一口大に切って鍋に入れました。ニンニクとローズマリーで香りをつけ、味は食材の持ち味と香草の香りを生かして、塩で整えるだけです。外はどしゃぶりの雨だったので、鉢植えのローズマリーの若枝を取ってきました。そうして枝の部分もまだ白く柔らかいので、そのまま野菜といっしょにミキサーにかけました。
思い描いていたほど、さわやかな薄緑色にならなかったのは、紫玉ねぎを使ったためだと思います。仕上げには、おいしくて健康にいい大麻(canapa)の実をふりかけ、オリーブオイルを回しかけました。夫はコショウもふりかけていましたが、大好きな野菜ポタージュなので、喜んで食べてくれて、うれしかったです。ピザが大好きで、具には辛口サラミやサルシッチャ、ゴルゴンゾーラなど、ひどくこってりした動物性食品を選ぶのに、時々、ヨガ・菜食主義・断食したい気持ちが頭をもたげる、そういう夫のやや気まぐれな嗜好に、野菜ポタージュは合っているのでしょう。
************************************************************************************************
Crema di Fave fatte con le fave appena raccolte nell'orto
aggiunti patata, cipolla, carota e il profumo di aglio & rosmarino.
Buon sapore di maggio, sopra i semi di canapa e olio d'oliva :-)
************************************************************************************************
LINK
- 麻の実おいしい、健康と環境に優しい大麻栽培・活用 / Potenza della Canapa - Non solo i tessuti e le corde (21/11/2014)


家も、ス―プにすることもありですが、なおこさんのお家のがいろいろな野菜をたくさん入れて身体により良いと思いました♪
空豆、そのものも美味しいのですが、いろいろと工夫されて料理されてるのに素敵だなあ~と感じました!
家は、やっぱりパスタが一番回数が多いような気がします。
紫玉ねぎの入った紫がかったスープも作ってみたくなりました(^-^)
ローズマリーの写真がありますが、ローズマリーは上に乗せたのかしら?
畑の野菜がたくさん採れる季節は楽しいですね(*^_^*)

豆と野菜のスープ美味しそうですね。色々な野菜を1度に食べられるのはスープならではですね。
文法で過去を始めてから、なおこさんの記事のイタリア語で書いてある部分と単語と意味などを手帳に書きとめるようになりました。テキストよりも、なおこさんの記事の方が普通の生活の中での色々なことですし、日本語で読んで内容がわかってから辞書をひきながら読んでいくのが楽しいのです。
パスタもおいしいですよね。一度旅先で食べたそら豆クリームとパンチェッタのパスタがそれはそれはおいしくて、うちでも何度か作ったことがあります。先週だったかな、そら豆とリコッタのレシピを見つけて、リコッタの代わりに豆腐を使い、ローズマリーとニンニクで味をつけたりもしてみました。ローズマリーは、今回は途中で入れようと思いついたので、他の材料を切って煮込んでしばらくしてから、採ってきて鍋に入れました。今年はどうもいつまでも変な天気なのですが、そろそろ夏野菜が畑で育ち始める季節、楽しみです♪
写真という視覚情報もあって、文脈があるので、単語や表現は頭に残りやすいかと思います。途中で脱線していますが、もともとはイタリア語学習メルマガの副教材にと考えて始めたブログなので、そんなふうに利用してくださっていると知ってうれしいです。
ただ、ブログの記事末のイタリア語は、日本語が分からない家族や友人、知人がブログの内容が理解できる程度に、言葉を添えているので、とりわけ何か伝えたいことがある場合には、きちんとした文章を連ねるのですが、たいていの場合は、新聞記事の見出しや写真に添える説明のような感じなので、リズムと読みやすさ、内容がさっと分かることに重点を置いて、冠詞や前置詞、動詞を省略して、文法的には破格になっている場合がよくあります。そういう意味で新聞の見出しや詩に近い破格の文であることが多いので、ご了承のほどを。

なるほど、そうなんですね。もちろん辞書をひいても文章が全てわかるわけではありません(まだまだ)。どちらかと言うと単語を覚えるのには覚えやすいかも。。と思っています。
なおこさんが仰るとおり印象として残りやすいからです。例えば以前の記事の夜明けalbaはなおこさんの写真とともに覚えました。なかなか楽しいのですよ。
たとえば、「バラがきれいです。」と書かずに、「きれい! バラ」と書く、そういう感じで、あえて"Le rose sono bellissime!"とふつうの文にはせず、要点が伝わり興味が引けるように"Bellissime le Rose"と、述語動詞を抜いて、語順を入れ替えたりしています。その分逆に、写真もあるので単語が頭に入りやすいこともあると思います。視覚情報が加わると、記憶の定着がぐんと上がるということは、外国語教育研究でもよく言われているんですよ。楽しんでもくださっているようで、何よりです♪