2016年 06月 03日
我が身世にふる
イタリア中部・北部で雨の多い日が
これまでも多く、これからも続く
という予報が出ています。
おかげでバラは美しいのですが、
サクランボやレタスが収穫前に
多すぎる水分のために傷みがちで、
ドイツ・フランスでの洪水の甚大な被害、
そうしてさらなる被害を食い止めようという対策が、
イタリアでも連日報道されています。
『コレクションフランス語3 文法』を解いていたら、
「彼はもう若くない」という例文に添えて、
新聞を持つ両手をできる限り長く伸ばして
なんとか新聞を読もうと苦戦する紳士の絵があって、
思わず笑ってしまいました。
イタリアでは老眼鏡とは言わず、
読書用眼鏡(occhiali da lettura)と言うのですが、
それでも数年前までは、夫は必要にも関わらず
断固として買おうとせず、読む対象を遠ざけるのに
腕の長さが足りなければ、わたしを呼んで
読むように頼んでいたものです。
わたしも今日は痛む肩の超音波検査を受け、
来週は、夫が以前から悪性でないか診てもらうように
心配していた顔のシミの皮膚科診察の予定があり、
今朝から飛蚊症で見える黒い点や汚れが急に増えたので、
さらに月曜朝一番に、目の検査も受けることになり、
とりあえず症状を抑えるという錠剤を購入しました。
いつまでも若いつもりでいても、
時の経過は確実に体に刻まれているのです。
白髪を見つける頻度も、少しずつ増えてきています。
80代の義父母は今も元気で、
毎日精力的に家や畑で働き、
時々夜踊りに出かけたりもしています。
友人でもあるかかりつけ医が
先日お母さんと食事するところに
たまたま出くわしたのですが、
96歳というその母君の若々しく
優しい笑顔と、話し方と足取りの軽やかさに
びっくりしました。
わたしは五十が近く、
夫は五十をとうに越して、
これからは鍋の割れ目も
ふたの綴じなければいけない部分も、
いっそう増えていくことでしょう。
夫は今でも、自分が具合の悪いときのみならず
わたしの具合が悪いときも、
心配してくれるあまりなのでしょうが、
機嫌が悪いので、そういう意味で、
先が思いやられることもあります。
けれども、遠く離れた場所に生まれ育った二人が、
どういうわけか出会って、人生を共にするようになったのは、
今は亡き、夫の親戚でもあった神父さんが言われたように、
きっと天のおはからい。
より年を重ねていくからこそ、
いっしょに歩いてきた年月が増えるからこそ、
どうかより大切に思いやり合って、
お互いをいたわり合って、過ごしていけますように。
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Piove piove e belle le rose :-)
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随分長びいているので、ほんとうにご自愛くださいませね!
顔のシミのがん検査や、目の心配など年齢を経ると心配事がつきませんよね!
私も最近、目ばちこ(目もらい)が出来て、眼医者さんに行ったのですが、最近の日本の眼医者さんは検査、検査で、頼みもしない白内障や緑内障、目の血管まで見てくれて、気になるところを指摘してくれるという有り難いような迷惑なような感じです(>_<)料金も3千円くらいかかりました!
過剰な医療にもなんだかな~と思うのであります。
私も年齢的に気になるところは山ほどあり、目にもそれが出てまして、また悩みが増えてしまいました!
私は、コレステロール値が高いので、それに伴う不具合が出ているようなのです。今は、食事で気をつけてピークの時より80程下がりましたが、まだ基準値より少し↑です^^;
体質というのは、生まれつきもあるので、若々しく元気な方は、努力もあるかもですが、そういう体質と思うのです。
自分の顔や体型と同じように、体質というのも人それぞれなので、自分の体質は自分が一番よく知ってるので、まずは、自分が注意して健康に生きていけるように悪い部分は、努力をするしかないなあ~と思う日々であります(^^♪
長々ととりとめのないことを書いてしまい申し分けありません!
今日の記事には、ほんとウンウンと自分に共通する部分がたくさんあり、勉強になりました、ありがとうございます♪
こちらこそコメントの書きづらい記事へのコメントをありがとうございます♪