2016年 06月 22日
運転中電話を取るな守れよ命 / Guida e basta, non toccare il cellulare!
軽率に電話に出て命を落とし、奪う運転者が絶えないためでしょう。イタリア国内の道路や交通の管理を担う企業、ANASが、次のような映像を通して、運転中の電話がいかに注意力を散漫にし、危険を招くかを訴えています。どうかできるだけ多くの人が目にして、暮らしを便利にするはずの携帯電話や車を、大切な命や幸せを奪う凶器にしてしまう事故が、これ以上起こりませんように。
それによる事故などのニュースもときどき聞きます。
日本人は、電話はもちろんのこと、
このごろは、スマートフォンでのゲームやSNSに依存傾向の人がとても多く、海外の人から見ると、なぜ大人がそんなにゲームばかりするのか?と奇妙に思うほどだと、先日テレビで報じているのを観ました。
携帯電話、スマートフォンは、
使い方によっては便利な道具でもありますが、
このごろはよけいな機能がありすぎるおかげで、
現代人にとってさまざまな悪影響を及ぼす要因のほうが多いのではないだろうかと思ったりします。
便利になりすぎるのも考えものですね。
本当に、
携帯電話のために大切な命が奪われるような事故が起こらないこと、願いたいですね。
わたしも電話に使うよりも、電話に使われ、振り回されている傾向が最近ではあるのではないかと思います。今回のフランス旅行に、スマートフォンを持たぬわたしたちは、わたしは小さいけれど遅いネットブックを、夫はノートパソコンと一眼レフカメラを携帯したのですが、旅行中に先の宿や移動手段を調べたり予約したりするには便利でも、重くて移動が大変でした。電話に使われ、依存したくはないし、値段があまりに高いので、スマートフォンを持たずに来たわたしたちですが、フランス旅行では、空港も駅も電車内も、WiFi接続ができる環境にあり、タブレットやスマートフォンがあれば、もっと身軽に、楽に便利に旅ができただろうかと、二人で感じた次第です。
ただ……何となく昔見た恐ろしい映画、『2001年宇宙の旅』を思い起こすのですが、そうして、銀河鉄道999にも通じるところがあるのですが、本来人間の生活を便利に、暮らしを豊かにするべきものが、人々の命や幸せを奪いつつある現状は、皆が真剣に受け止め、考えていかなければいかないと思います。