2016年 06月 26日
幸せを生きながら、明日開始イタリア語版ディーパク・チョープラ瞑想講座
日本語であれば、昔話の最後を「めでたしめでたし」としめくくるところを、イタリア語では童話などの終わりに、しばしばtutti vissero felici e contenti「皆が幸せに満足して暮らしました」と書いてあります。visseroは動詞vivere「生きる、暮らす」の遠過去、contentoは、「うれしい、満足した」という意味の形容詞で、使い方には上記の英語のhappyと共通するものがあります。
「幸せに生きる」と言うには、こんなふうに、ふつうは動詞+形容詞という形を用いて、vivere felice(形容詞は主語の性・数に応じて変化)と言うのですが、今回の瞑想講座の題は、あえて、このfeliceの名詞形、felicità「幸せ、幸福」を、他動詞としてのvivereの目的語として、vivendo la felicità「幸せを生きて、幸せを生きながら」となっています。
イタリア時間で6月27日から始まる新しい瞑想講座が、今から楽しみです。生きる勇気や指針、いい言葉を教えてくれるディーパク自身の英語の言葉に、イタリア語訳が続く形を取っていますので、英語が分かる方は、イタリア語の学習教材としても役立てることができると思います。こちらのページから受講を申し込めば、21日間続く無料の、1日約20分の瞑想講座のその日ごとの内容のあらましを書いたメールが届くので、これから聴く講座の内容を、あらかじめ読んで把握しておくこともできます。