2016年 07月 05日
今年の畑の初トマト、オリーブオイルで簡単サラダ
大切な初物、新鮮なおいしいトマト(pomodoro)は、生で味わいたいものです。暑いのであっさりしたものをと、トマトをぶつ切りにして、缶詰のツナ(tonno)を加え、さらに極めて薄く小さく切った生のタマネギ(cipolla)少々を加えて、塩とオリーブオイルで味つけして、よくかき混ぜました。味つけしてしばらくして、タマネギがしんなりし、トマトから果汁がでるようになってからがおいしいので、食べる20分前には、でき上がるように用意します。
以上は、お義母さんのトマトとツナのサラダのレシピです。ただ、ひょっとしたら酢(aceto)も少々加えてあるかもしれません。お義母さんはまた、夏には、トマトをぶつ切り、キュウリを半月切りにして、オリーブオイル、塩と酢で味つけをしたトマトとキュウリのサラダもよく作ります。夏は畑で、トマトやキュウリがたくさん採れるからでもあるのですが、手軽にできて、新鮮な野菜の旨みが感じられて、おいしいです。
今日はたまたま、サラダに使って余ったバジル(basilico)の葉とキュウリ(cetriolo)があったので、トマトとツナのサラダに、キュウリとバジルの葉も少々加えてみました。
もちろんツナは、海と魚に優しいAsdomarのツナです。(下記リンク参照)
そうして、残り半分のトマトで、夫が一番好きな生のトマトの一品を準備しました。輪切りにして、塩とオレガノ(origano)とオリーブオイルを、上から回しかけるだけです。ごくごく簡単にできるのですが、自家製のエクストラヴァージン・オリーブオイルのおかげもあって、おいしいのです。お客さんがいるときなどは、トマトを、やはり薄切りにしたモッツァレッラ・チーズ(mozzarella)と交互に重ねて、オレガノの代わりにバジルの葉を添えたり、ケッパー(capperi)を添えたりするのですが、今日の夕食には、お義母さんが焼いて分けてくれたチーズと卵たっぷりのパンもあったので、トマトだけであっさりと仕上げました。
今回、かっこ内にイタリア語を付した食材は、キュウリを除けば、ピザの具としてよく使われるものばかりです。イタリア旅行中、地元の人がおいしいという店で食べてみようと思う方は、メニューに英語訳が併記されていない場合もありますので、自分が好きな具のイタリア語名を覚えておきましょう。
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Oggi finalmente abbiamo potuto mangiare
il primo pomodoro raccolto quest'estate nel nostro orto.
Buono! Sapore d'estate :-)
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イタリア旅行中は、なおこさんが紹介してくれた後者のトマトにモツァレラチーズとバジルでのカプレーゼはよく頂きましたが、なおこさんのようにシンプルな自家製のオリーブに塩とオレガノというのは、レストランではありえない贅沢にトマトを使う料理だと思いました!
何でも素材が素晴らしいと、シンプルイズベストだと思います。
お庭での自家製トマト、それもお初物は、どんなにか美味しい、嬉しい味であったか、今日の写真が物語ってて、とても元気が出る夏季のサラダだと思います(^^♪
また、ツナを加えた方も美味しそうなので、是非真似して作りたいと思います(^_-)-☆
なおこさん家のような美味しいオリーブオイルはないのですが、友人が6月にイタリア旅行で買ってきてくれたお土産のオリ―ブオイルがあるのでトライしてみますね!
咳の方も、かなりよくなったのでは?と思いながら今日の記事を拝見いたしましたよ(^-^)
とても素敵な写真ありがとうございます♪
贅沢の極みですね。
とっても美味しそうです。
ご主人様が一番好きだと言われる輪切りのトマト、
もう見ただけでも美味しいってわかります。
お義母さまのサラダも、イタリアの家庭料理の雰囲気があり
これは我が家でも参考にさせていただきた一品です^^
おかげさまで咳もだいぶ楽になりました。こちらこそ、いつも温かいコメントをありがとうございます♪
幼い頃から慣れているということもあるのでしょうが、夫はトマトはこうやって食べるのが一番好きなようです。義母はオレガノはかけないので、オレガノは夫風のどこかで見つけていいと思ったアレンジというところでしょうか。遠い昔香川の友人宅で食べたトマト料理がおいしくて、あのときの料理では、ほぼ同じなのですがヴィネガーも使っていたと聞いたように覚えています。butanekoさんのお宅でも、大切に栽培されている野菜たちが次々に育っていますよね。食べられたら、また感想をお教えください♪