2016年 07月 27日
パリの空港でびっくり、羊と驚きの入国審査

冒頭の写真の左手に、小さな小屋が建っているのですが、目のいい夫は、この小屋の中に、羊がいるのを発見したのです。

夫はそのとき、芝生の草を刈る代わりに、羊に食べてもらうために、飼っているのではないかと言っていました。
調べてみると、こんなふうに空港で活躍中(?)の羊たちの写真も、ツイッターにあります。
...a na #CDG pasą się owce!#airport #travel #traveling #wanderlust #paris #sheep #nature … https://t.co/pM8pJEbc3N pic.twitter.com/9MzQHFVanE
— Ada Dubrawska (@rodzajowo) 2016年3月2日
まさか空港の飛行機発着所の近くで、羊が飼われているとは思わなかったので、びっくりしました。

飛行機は午後5時20分頃に到着し、上の写真の撮影時刻は、3枚とも午後6時3~4分となっているので、すでに入国審査を終え、荷物を受け取り、駅を目指して移動中に撮ったものということになります。
話が前後しますが、入国審査でもびっくりしました。イタリアもフランスも共にシェンゲン協定加盟国で、通常は加盟国間内の移動であれば、入国審査はないはずなのですが、今回は、Euro 2016 の開催中で、警戒が厳重だったためか、パリの空港で入国審査があったことは、すでにお話ししました。
わたしは、入国審査の担当官の質問を聞いてびっくりしました。
「フランスのどこに行きますか?」
担当官はわたしに、なんと日本語で、こう尋ねたのです! 日本のパスポートを提示したので、わたしが日本人だと分かったからなのでしょうが、まさか日本語で質問が来るとは思わず、我に返って、日本語で答えるまでにしばらく時間がかかりました。
「パリとルーアンとモンサンミッシェルと、それからシャルトルに行きます。」
まさか、このあと荷物を抱えての冒険が待ち構えていて、電車とバスを乗り継いで、パリ市内のホテルに移動するのに、3時間以上かかって、到着が午後8時47分になるとは思いもよらず、空港ではひととき心が和んだのでありました。
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Seconda Sorpresa all'Aeroporto di Parigi Charles de Gaulle
Ci sono tre PECORE all'aeroporto CDG, nella capanna
a sinistra nella foto! Lo sapevate?
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関連記事へのリンク
- 滞在許可証イタリア法外な発行料撤廃その後、EU市民家族用滞在証&ローマからパリに飛んでも入国審査 / Sorpresa all'Aeroporto di Parigi Charles de Gaulle
- 雨のパリひとりぼうし


テロ事件は今後増えていくと思います。
欧州諸国、特にドイツやフランスなどの入国審査、もっと厳しくなっていくものですね。
シェンゲン圏でもしょうがないんでしょう。
イギリスはシェンゲン圏ではないけど、テロ事件は起きないわけではありません。
なんだか不思議ですね~
羊がドゴール空港にいるなんて初めて知りました!
私も、ドゴール空港はヨ―ロッパ旅行ではたまに利用するのですが、いつも慌ただしく移動するので余裕がないのでしょうね!
入国審査が日本語だったなんて(@_@;)それは、アセりますね!特になおこさんは、英語もフランス語も出来るから、どの引き出しで話すのか考えちゃうと思います!
ちなみに、私も書きましたがドイツで入国審査、私は日本からですから当然あるのですが、最近はヨ―ロッパで質問されることはまずなかったのに、同じツアーの方が英語で質問されてアセってました(^-^)
何日、どこへ滞在されますか?というような質問でした!
私も質問してほしかったのですが私はスル―でしたから、ドイツ語で「グーテンタ―ク」と挨拶だけしたら係官は、ニコニコして「こんにちは~☆」と挨拶してくれました♪
スイスツアーでしたがドイツ経由の旅でした!
あれからドイツでも酷い事件が起きたので成る程、テロ対策は強化されてはいたのだなあ・・・と今頃感じる次第です!
続きの大変だった記事、お待ちしていますね~♫

フランスの入国審査官からの日本語での質問、和みますねえ。
なおこさんの頭の中はイタリア語とフランス語モードだったでしょうからビックリされたでしょう。
言葉で和むと言えば、昨夜私はイタリア文化会館へ行って来ました。コスタンティーノ ドラッツィオさんという美術史家のLeonardo Segretoという本を「ローマから愛をこめて」のブロガー上野真弓さんが翻訳したものが先週出版されたのです。昨夜は著者ご本人の講演があり、その通訳を上野さんがされました。
開会の辞をおそらくイタリア文化会館の館長さん?がイタリア語でされたのです。その後それは綺麗な日本語でお話になりました。その時会場からざわめきが起こり、ご本人も一瞬驚いていましたがその後拍手が起こりました。
それは、イタリア人が完璧なまでの日本語を話すということに対しての驚きと賞賛だったのだと思います。昨日の講演会はイタリア語よりも絵やダヴィンチに興味を持って来られた方が多かったかもしれませんし、私のようにまとまったイタリア語を聞いてみたいという人もいたかもしれません。外国の人が自分の国の言葉を話してくれるのは嬉しいものですね。。。上野さんの翻訳本は私のように美術の知識のない者にもわかりやすく、ただダヴィンチの絵を見ただけではわからない詳細が書かれていて楽しく読んでいます。講演会でイタリア語のまま理解されている方も多く羨ましい限りでした。
さて、勉強しなくっちゃ!!と思った次第です。。。。。
入国審査が日本語で、しかもとてもきれいな発音だったので、びっくりして、思わず「日本語が話せるんですね。お上手ですね。」と、言いました。入国審査、聞かれるとどきどきしますが、前の人が聞かれていて、準備していたのに質問なしというのも、拍子抜けしてしまって残念というお気持ちも分かります。ちなみにうちの夫も、もう10年前に初めて日本に一人で来たとき、わたしは関空に迎えに行ったのですが、他の人が大勢出てきているのに夫一人姿が見えないから心配していたら、怪しまれたのかかなりいろいろ質問されて出るまでに時間がかかったようです。
続きもまたぼちぼち記事にしていきますね♪
まゆみさんの翻訳や出版・発表に関しての記事、わたしもまゆみさんの記事を読んで知っていたのですが、mokochanさん、文化会館での著者の方の講演にもいらしたんですね! そのときの参加者としての詳しいご紹介をありがとうございます。とても興味深いです。館長さん、本当に美しい日本語で話されたんですね。場が日本でイタリアに興味があり学習中の方も多いために、感動もより大きかったのでしょう。
まゆみさんが訳された本、翻訳を提案して、訳そうと思われるほど、興味深い本だったのだと想像していたのですが、mokochanさんも楽しみながら読まれているんですね! こういう機会に足を運ばれて刺激を受けることも、イタリア文化に関する本を読むことも、イタリア語学習で先に進むための、大切ですてきな一歩だと思いますよ♪

私の座っていた場所より2列前に外国人の女性がいました。その方が隣の若い女性に突然 Lei parla l'italiano?実際にはparliと聴こえたのですが尋ねたのです。
あら?これは去年ラジオ講座ででてきた文章だわ!なんて耳をダンボにしていました。どうやら話しかけられた女性はイタリア語が話せた様子、何やら話して次に聴こえたのは
Grazie milleでした。もし私が聞かれたらSi!だったのか、
No!だったのか?考えただけで笑ってしまいました。
話しかけるのも大変ですが、話しかけられて答えるのはもっとハードルが高いですね。。。。
上野さんのご本のこと、なおこさんももちろんご存知だとは思っていました。私にとってはいつもローマの街をネット上で案内して下さる上野さんにお会いしたいという気持ちもありましたのですよ。今はすぐにイタリアへ行けなくても
なおこさんや上野さんのように詳しく情報発信してくださる方がいらっしゃるお陰でパソコンの前に居ながら色々と知る事ができます。有り難い事ですし楽しいことです♪♪♪
まゆみさんは、以前にコメント欄を通じて交流があって、一度ペルージャに会いに来てくださって、いっしょにお食事やペルージャ訪問をしたこともあるんです。おしゃれで美術に造詣も深く、とても優しいすてきな方でした。mokochanのように記事を楽しみにして読んでくださる方がいらっしゃるおかげで、わたしたちこそ書きがいがあります。ありがとうございます♪