2016年 08月 26日
アドリア海岸の朝日、ファーノ
朝できるだけ早く出勤しなければいけないでしょうに、「海沿いの町、ファーノで高速道路を下りたら、海に昇る朝日を見に行こう」と提案して実行してくれる、そういう夫でありがたいです。海に近い道路でよく見かける「海」(mare)という案内標示がまったく見当たらないので、地図を見ながら、「海は中心街の方向にあるようだ」などと見当をつけ、あてずっぽうに車を走らせました。
ようやく「港」(porto)という標示を見つけて、近くに車をとめ、海辺に向かって速足で歩くと、赤々と昇る太陽が、準備中の市場の露店の間から見えます。
わたしたちが浜辺に着いたときには、太陽はすでにすっかり水平線から顔を出していましたが、
朝日に茜色に染まる空や海が見られて、うれしかったです。
波も日の光に輝いています。浜辺には砂ではなく、とても平たい丸い石が、幾重にも重なっていて、「リミニに比べて、海の水がずっときれいだ」と夫は言っていましたが、それは、早朝だったからでもあると思います。
時間がないので、このあとすぐに浜を後にして、近くのバールで朝食を済ませたあと、車でペルージャに向かいました。
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こういう景色を見れると今日も1日がんばろう!という気持ちを頂けますね(*^_^*)
帰ったら早速お仕事の旦那様なのに、綺麗な朝日を見よう!なおこさんに見せたい!というこころの余裕が嬉しいですね♪
もう20年以上昔の話ですが、今治東高校から野村高校に転勤になったあとも、今治のお師匠さんのところにしばらくは野村から車で出かけて、競技がるたの練習に通っていたのですが、今治から野村に戻る途中、夕方瀬戸内海が近づくと、西の空が赤々と美しかったのをなつかしく思い出しました。
わたしもすっかりフランス語の勉強をさぼっていて、しっかり日本語の勉強を進める生徒さんたちを見るたび、頑張らなければと思っているところです。