2016年 09月 04日
姪の堅信式、おめでとうマッダレーナ
写真は、昼食のあと、祝いのケーキを食べる前に撮ってもらった記念写真です。
マルケ州のカメリーノ近くに住む夫の従兄夫婦も遠方から駆けつけてくれたのですが、今回の地震の震源からは、山間を通るカーブの多い道を通らなければ行けないために、震源から遠いだろうと思っていたら、直線距離は約60㎞なので、揺れも大きく、カメリーノの教会はすべて地震の被害のために使用不可となってしまい、昨日も大きな地震があったため、不安を感じながら過ごしているとのことでした。
わたしたちがおいしいポルチーノのスープに舌鼓を打ったサルナーノ、伯父の暮らすサン・セヴェリーノなども、テレビの全国ニュースでは報じられることがないものの、居住不可となった家屋や危険なために使用できない公共の建物がいくつもあるそうです。
閑話休題。「わたしたち一人ひとりに、特別な使命が与えられていて、その使命を果たすための力や助けも共に与えられているんですよ。」という言葉など、ミサの司教の説教が、心に響きました。
初めて会ったときには、まだまだ小さくて、歩くこともできなかったマッダレーナも、とうにわたしより身長が高くなり、また一歩大人に近づきました。なんだか感慨深いものがあります。
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Auguri per la Santa Cresima, cara nipotina!
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それと、地震はほんとに大変でした。お見舞い申し上げます。いつかアマトリーチェは訪ねたいと思っていただけにショックです。一刻も早い復旧と皆さんの生活が元どおりになることをお祈りしています。
幼い頃からたまに載せた写真をご覧になってきたかずさんには、成長ぶりがよりはっきりと感じられるかもしれませんね。最近では姪たちも大きくなり、何を持っていて何がほしくて、他の親戚が何を送るのか分からないために、今年は結局、上階に暮らす義弟夫婦とも相談して、アレッシアの誕生日にもマッダレーナの賢信式の祝いにも、お金を包んで贈ることにしました。実は、こっそり姪たちの方からそういうリクエストがあったという事情もあります。
アマトリーチェは、わたしもいつか訪ねたいと思っていた町です。ウンブリアでもマルケでも、全国テレビニュースで大々的に報道されることのない地域でも、かなり大きな被害や多くの避難者が出ているようで、一刻も早く余震が収まることを、わたしも祈っています。