2016年 09月 18日
名月さやかな秋の早朝
翌17日の朝4時半頃、肩の痛みで眠りの浅いわたしが目を覚ますと、寝室に戻ったばかりらしき夫が、満月がとてもきれいだよと言います。思わず、寝室の窓とよろい戸を、そっと開け放つと、
夜明けにはまだ早い未明の空が、輝く十五夜の光で、驚くほど明るく見えました。
雨のおかげで空が澄みわたり、中秋の名月がそれは美しく、こんなにも明るく輝くものなのかと感嘆しながら、二人でしばらく月を愛でたあと、再びよろい戸と窓を閉めて、眠りにつきました。
沈もうとして西の空が近いために、大きく見えたのでしょう。夫がよろい戸を開けたまま眠ろうかと言ったとき、即座に閉めようと答えたのですが、開けたままにしておけば、名月の光を浴びながら、地平線近くでさらに大きくなる月にあいさつもして、眠ることができたかもしれません。
夫は満月の晩はあまり眠れないそうで、わたしも最近は肩の痛みでよく目が覚めるのですが、おかげで、いつになく美しい名月を見ることができて、うれしかったです。
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Bellissima e incredibilmente luminosa
la luna piena che abbiamo trovato
alle 4.33 di mattina.
Limpido il cielo dopo la pioggia,
la luna splendeva come il sole che sorge.
Se avessimo lasciato le persiane aperte,
la luna ci avrebbe illuminato fino al tramonto.
Le ho chiuse, ma la luce della luna illumina
ancora i nostri ricordi e la nostra anima.
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勿論、目が覚めたらの話なんですけど・・・(笑)
こちらも、同じく、台風が近づいてる影響で、前線が停滞し、昨日も美しいはずのお月さまは拝むことが出来ませんでした!
この時期は、雲がかかっていたりとなかなか素晴らしい満月に遭遇する確率は少ないのでは?と思っちゃいます^^;
その美しい月を愛でていらっしゃるご主人様となおこさん お二人の姿を想像すると、
とても微笑ましくて 私も幸せな気持ちになりました。
なぜなら 17日の夜、うちの主人はゴキゲンにお酒を飲んで爆睡中で、
私は自宅のベランダでひとり淋しく見上げていたのです。
あの美しい月は、一人ではなく 二人で一緒に見上げたいと思ったものです。
遠く離れたイタリアと日本、それでも月の美しさは同じで
世界は繋がっているのですね。
満月でもあったのでしょうか。
美しい月が見られてよかったですね。
日本では、
今年は十五夜の中秋の名月は(日本時間)15日の夜で、
2日後の17日に満月となりました。
大型の台風が近づいていて、
十五夜の夜もすでに雲が多く、
全国的にほとんど名月は見られなかったようなのですが、
たまたま私のところでは宵の刻の雲間から月を愛でることができ、
その後も満月まで月が見られたらいいなと思ったものの、
そこから今日まで、厚い雨雲に覆われて、
このところ十六夜月も立待月も見られない日が続いているのが残念です。
早く台風が去って、また秋のお月見ができたらなあと思っているところなんです。
そちらではその後もお月さまが見られますか?
イタリアの早朝の輝くお月さまをこうして拝見できて嬉しいです。
メルマガ読みました!日本のニュースでは地震があったことと被害の状況などが伝えられるだけで、イタリアという国がどういう地球構造の上にあるのかなどという説明はないものですから、今回の記事でよくわかりました。地震国日本人としてはどんなタイプの地震であったのかがよくわかります。ですから、イタリアへ行こうと思っている人へは大変助かる情報だと思います。イタリアは日本と同じような地震、火山などの自然災害と隣り合わせの国なのですね。
古い趣ある雰囲気を保ちながら耐震にするのは、どんな技術が必要なんでしょうかね?興味深いです。
日本は秋雨の上にまた台風がきています。なんだかお庭も傷んでしまって、早くすっきり澄んだ空気のお月様が見たいです。旦那さんの満月には不眠。。という話。調べてみたら本当にそういうことがあるそうですね。満月、新月を私も気にしていますが眠りとも関係があったなんて驚きです!!
愛媛でも月は見られなかったんですね! 兼好さんが『徒然草』に書いてあった、雲に隠れた月を思うのも風情があるというくだりを思い出しました。古文の授業でよく教えたのですが、なるほどなと思う文章や推察がよくありました。
だんなさん、ごきげんなのはいいけれど、それは残念でしたね。美しいもの、美しい機会を、いっしょに共有したかったのにと感じることが、わたしも時々あるので、分かります。そうですね。同じ月を世界の各地で美しいと愛でる、そういう文化や人の心、いいですよね。
ペルージャも最近雨がちで、月はしばしば雲に隠れてしまっています。秋晴れと言いますが、最近では日本でもイタリアでも雨や雲の夜が多いようで、だからこそ、きれいな月に出会える晩はありがたい特別な機会なのでしょうね。すずさんも月を見られたんですね! わたしたちが17日朝4時半頃、つまり日本では1午前1時半頃に眺めた月を、その数時間後に、すずさんも心待ちにして愛でられたのだと思うと、何だかとてもうれしいです。谷川俊太郎さんの「朝のリレー」という詩の世界のようですね♪
現在の家がどういう構造をして、どんなふうに建てられているかにもよるのですが、再建の一方法として、地面と家屋が接するところに緩衝材を置くなど、耐震性を持たせるための補強や再建のいろいろな方法が、イタリアのテレビの地震報道で紹介されていました。
日本も最近は雨が多く、台風も早くも9月から大きなものが来て被害もあり、大変なようですね。月ってかなりの影響力があるようで、うちの夫も友人や近所に住む親戚も、農作業などをする際に、月が満ちているか欠けているかなど、月の暦をかなり意識して、日を選んでいます。うちの夫は、髪を切るにも、月の暦を参考にしているんですよ。