2016年 10月 09日
ピザ窯土台作り中、ミジャーナ
フランコと夫は、モルタルでつなぎながら、もうこんなにレンガを積み上げていました。土曜日は、夕食のしたくをするうちに日がとっぷりと暮れてしまったため、
土曜にどこまで作業が進んだかは、翌日曜日の朝に見ました。夫は、昨夜床に落ちてしまったモルタルが固まる前にと、床をきれいにしていました。
改築中のうちの周囲には、古い木材がいくつか積み重ねてあるのですが、その中から型枠として使えそうな木材を選んで、フランコが切って、必要な長さにしていました。
正方形をした天板の上に厚さ10㎝のセメントを流し込みます。天板の奥の2辺は壁に接していますが、手前の2辺については、セメントをせき止める必要があるため、古い木材で型枠を作って設置します。
昼食のしたくを始める前に、再び作業の進行状況を見に行くと、完成した型枠の中に、補強するために金網を設置し、セメント・砂・水を混ぜ合わせたものを入れている最中でした。
夫がセメントを流し込み、
フランコが表面をコテで平らにならしていきます。
最後は、こんなふうに、表面がむらなく平らになるように仕上げていました。
こちらは、昼食の後片づけが終わったあとに、乾くのを待つばかりという状態になった土台を、見に行って撮影したものです。
ピザ窯は重くて一度にはとても運べないから2度に分けてと、昨夕夫とフランコが二人で取りに行ったのですが、あと2㎝というところで、夫の車には入らなかったため、業者に運送を頼むことになったそうです。すべて一度に運んでもらうとなると、ピザ窯は250㎏あります。ピザ窯を車から下ろして、うちの裏手にある土台の上まで運ぶには、荷車を利用するにしても、男手4人が必要ということで、夫とフランコの他、あとだれに頼めるかと、ただいま考え中です。義父は腕を、義弟は腰を痛めているからです。
この記事を書くために、ピザ窯の土台を作った方のサイトを参考にしていたら、皆さん、土台に鉄筋を利用しているので、少々不安になりました。と言うのも、夫が購入を決めた、そうして最初はわたしと同じように「大きすぎる」と反対していたフランコも現物を見て納得したピザ窯は、ひどく大きく重たいからです。ただ、ピザ窯の製造会社が、自社サイトに載せている客が作った土台の例を見ていたら、夫とフランコが作ったような簡素な土台もあったので、ほっとしました。
わたしの不安の要因はもう一つあります。ピザ窯会社に夫が「大きい窯がほしいけれど、わずかの差で入らない」と言ったら、なんと「壁を少し崩したらいい」と返事が返ってきて、「おお、これはコロンブスの卵だ。それは思いつかなかった。」と、夫はそれで、大きいピザ窯を購入して、その窯が入るように壁を打ち崩すことに決めたのです。厚みがあるから大丈夫とは言いますが、壁の中にはいろんな配線がありかねませんし、耐震性などどうなるのでしょう。せめて、穴を開ける前には、いろんな業者に聞き、図面をよく確認して、間違いのないように作業をしてほしいものです。
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Grandissimo aiuto dell'amico. Grazie mille!! 8-9/10/2016
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びっくりです!
でも、これだけ重厚な造りだからこそ、美味しいピザが焼けるのだと 納得しているところです。
ご主人様と、フランコさん、頼もしいなー!なんて思いながら見ていましたら、
最後に壁を崩すなどと さらにびっくりな事になっているのですね。
配線など、よく見ながら工事されますように。
運ぶのが運送屋さんと聞いて安堵しました~
ピザ窯を乗せる台作りに行かれてたのですね!
250kgのものをのせる台、やはり大きくて凄い!
旦那様のピザ作り、この窯があれば本格的でますます張り切って作れますね~
欲しい気持ちが解りますよ~
でも、いろいろとなおこさんが心配なのも解ります♪
上手くいきますように祈っていますね(^-^)
フランコも忙しいので、こうして遠くから駆けつけてくれて、本当にありがたいです。壁を崩すように助言をした店の人は、左官屋の経験があるようなので、きちんとすれば大丈夫なのでしょう。夫も何かで模型を作って、慎重に穴を開ける場所を確認するつもりで、今日はその模型作りの材料を買いにいく必要があるかもしれません。
昨晩購入予定のピザ窯会社のFBページにイイネをしたからか、会社の人がわたしがFBに載せた記事の写真を見てコメントをつけてくれて、それがきっかけで尋ねたら、「この土台で大丈夫。ピザ窯は中が空洞で、重量は周囲にかかりますからね。」と答えてくれたので、本当にほっとしました。