2016年 11月 11日
アオスタ夜散歩と新推理ドラマ、『Rocco Schiavone』
初回を見逃したために、主人公ロッコや登場人物の人となりや状況などがあまりつかめないままに見たこともあって、ドラマの世界に入り込むことが、少し難しかったです。けれども、今年8月に友人たちと北イタリアを旅行したとき、アオスタの中心街も初日の夜に訪ねて、散歩をしたので、そのときに見た広場や印象に残った建造物などが、ドラマの端々に出てきて、出てくるたびに、何だかうれしかったです。たとえば、今夜の放映では、ロッコが冒頭の写真の広場にあるバールに立ち寄ったり、
こちらの門、Porta Pretoriana (Porte Pretorienne, I sec. a.C.)が、そのすぐ近くに事件解決の鍵を握る女性が住んでいるために、しばしば登場したりしました。
町から少し離れて建っているのが印象に残った、こちらの門、Arco di Augusto (Arc d'Auguste, I sec. a.C.)もドラマに出てきたように思います。
この写真で青い光に照らされた遺跡は、古代ローマ時代の劇場、Teatro Romano (Theatre Romain, I sec.)です。訪ねてみたいと思ったのですが、いくつか試してみた道はすべて行き止まりで、こんなふうに一部だけしか眺めることができませんでした。そのローマ劇場が、ドラマの中で日の光のもと何度か出てきて、いろいろな角度から見ることができたので、何だかそんなこともうれしかったです。
Rai2で放映中のこの推理ドラマ、『Rocco Schiavone』は小説を原作としています。人の死や暴力がしばしば描かれる重たい推理ドラマはあまり好きではないので、予告編を見てどうかなと感じていたのですが、最近はモンタルバーノもドン・マッテーオも新シリーズや新しい回の放映がないので、夫と二人で今晩は試しに見てみました。アオスタやアルプスの風景に関心がある方は、映像をご覧ください。
「モンタルバーノの舞台がシチリアで南イタリアだったから、今度は北のアオスタが舞台のドラマにしたのかもね。」と夫が途中で言っていました。そう言えば、ドン・マッテーオも舞台はイタリア中部、ウンブリア州のグッビオ、スポレートでした。
舞台はアオスタですが、登場人物はローマ、トスカーナなど出身地がさまざまで、ですから話し方にいろいろ癖があって、時に聞き取りにくいときもありました。
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Passeggiata ad Aosta di notte 14/8/2016
Porta Pretoriana, Arco di Augusto (I sec.a.C.) & questa piazza, oggi abbiao potuto rivederli mentre guardavamo "Rocco Schiavone" e ci è tornato il ricordo del viaggio in Valle d'Aosta.
Poi in agosto ad Aosta non sapevamo strada e non riuscivamo ad avvicinarci al Teatro Romano (I sec.) ma oggi durante il telefilm abbiamo potuto vederlo bene diverse volte sotto il sole :-)
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私も5年前に訪れたアオスタは、素晴らしいところという印象で、また訪れてみたい地のベスト10に入ると思います!(笑)
というのは、やはり古代ローマ時代の遺跡が沢山残る場所だからでしょうか☆
なおこさんが仰る古代ローマ時代の劇場は、私もここから写真を撮ったかもしれないです!
2枚目や3枚目の写真の場所も記憶に残っていますよ!
こういうドラマがレンタル用に発売されて、日本語バージョンがあれば借りて観ると思います(^_-)-☆
アオスタから見たアルプスの眺めも忘れられない思い出です(^^♪
最近楽しみにできるドラマがなかったので、今後の展開に期待しています。