2016年 11月 28日
見つからぬ血液検査結果引換証、そのときペルージャでは
かかりつけ医に指示書を出してもらい、その指示書を持って行って予約をし、10月末にペルージャ中心街のはずれにある地域保健所で、血液検査を受けました。そのとき担当者が、検査結果引換証を渡しながら、2日後の土曜日以降に結果を受け取ることができると言っていました。そうして、引換証には、代理人に頼む場合の依頼書の書式も印刷されていました。
本当はその週の土曜日に受け取りに行きたかったのですが、ちょうど友人たちが遠方から山の家の改築を手伝いに来てくれることになっていたので、先に行って準備をする必要がありました。検査結果は30日以内であれば受領できると、引換証に書かれていたので、その日に行くのはあきらめて、翌週に行くことにしました。
ところが、その翌週11月1日から5日までは、中世以来伝統のペルージャの大がかりな市場、死者の市が、我が家のすぐ近くで開催されていた上に、中心街近くで道路工事もあり、肩の療養のためにカイロプラクティック院に行くにも、渋滞に巻き込まれて、いつもよりかなり時間がかかりました。そうして、日本語の授業数も多く、肩のための施術・リハビリに加えて、MRI検査にも行かなければいけなかったので、検査結果の引き取りにはさらに翌週になってから行くことに決めました。
それなのに、何ということでしょう。その翌週の月曜になって、いくら探しても、血液検査結果引換証が見つからないのです。確かに前の週には、MRI検査の際に、過去の肩の検査や診療の記録をすべて探し出して持参する必要があり、日本語の初級・中級の授業のために、それぞれ大量の学習プリントを用意したので、いろいろな紙類を出したり、片づけたりしました。心当たりの場所を、その日のみならず、時々時間に余裕があるたびに、一生懸命に探したのですが、どうしても見つかりません。そこで、結果を受け取れる期間内に見つかることを期待して、いったん探すのを中断しました。
そうして過ごすうちに、いつしか肩のRMI検査と血液検査を受けた日を取り違えて、血液検査を11月3日に受けたものと思い込むようになり、まだ日に余裕があると考え、直前になってから、再度必死で検査結果の引換証を探そう、それでも見つからなければあきらめて、保健所でなくしてしまった旨を伝えようと思っていました。
ところが、先週金曜の晩、週末留守にする間分のブログの記事を予約投稿して、午前1時過ぎにようやく床についてから、ふと思い出したのです。そう言えば、血液検査を受けた日は、8月24日の地震から2か月後、大地震が再びウンブリア・マルケを襲ったその翌日で、検査の帰りに全国紙と地方紙の新聞をそれぞれ一紙ずつ購入したっけ。10月末の最初の大地震は10月26日だったから、そうすると検査を受けたのは翌10月27日で、なのに今日はもう11月26日土曜日だ。検査からちょうど30日目で、結果を受け取れる最終日。朝早起きしてモンテファルコに行き、午後はリミニに向かうことになっているのに、ペルージャを出る前に保健所に血液検査結果を受け取りにいかないといけないなんて。そこで、再び起き出して、必死で検査結果引換証を探しました。引換証にはオンラインで検査結果を知るための暗証番号が印刷されていたので、引換証さえあれば、保健所に行かずとも、この日のうちであれば自宅で結果を印刷できるはずだったからです。けれども、いくら探しても、引換証は見つかりません。
そこで翌朝夫に事情を話して、行きがけに地域保健所に寄ってもらいました。そうして、入り口付近の案内受付の女性に、「すみません。検査結果引換証の紙をなくしてしまって、どうしても見つからないのですが。」と事情を話しました。いったいどういうことになるかと心配していたのですが、幸い、わたし自身が受けた検査の結果であれば、Cの番号札を取って順番を待ち、同じ広間にあるCUPの窓口で、事情を話し、身分証明書と保健カードを提示すれば、結果を受け取れるとのことです。しばらく待ちましたが、おかげで無事、検査結果を受け取ることができました。そうして、「なくしてしまって、恥ずかしい。どうしよう。申しわけない。」と思っていたのですが、どの担当者も皆寛容でとても優しく応じてくれたのです。
と言うわけで、いざとなれば、ペルージャの地域保健所では、検査を受けた本人が30日以内に出向けば、引換証をなくしてしまっても、検査結果を受け取ることができることが、分かりました。ただし、今回の件でつくづく反省して、いらない紙類を思い切って処分して、必要なものが必要なときにすぐ取り出せるようにしなければいけないと痛感しました。
写真は、土曜日にモンテファルコのブドウ畑で撮影したサグランティーノのブドウの紅葉です。
私も、2年くらい前から、血液検査は1年に1度くらい受けるようになりました!それまでは、不定期に受けてはいたのですが、ここ近年、私もコレステロール値が基準より高く、(日本の場合は、そちらに比べて基準値が低く設定されているとは聞きました!)、心配なので受けるようになりました。幸い糖尿病は今のところ心配ないのですが、2年ほど前にTVでなんの前ぶれもなく糖尿病になるという番組をやっていて、朝食に甘いものを食べる方はなりやすいそうです!なおこさんのイタリアの友人たちは、朝食にまず他のものを食べずに甘いものを食べていませんか?
日本のTVではありますが、実験をしてて、まず朝起きて野菜(調理したものでも油のないもの)をまずは、少しでも(実験では生キャベツ30g)食べてから他のもの(糖質)を食べると血糖価の上がり方が緩やかに推移して、インスリンを過剰に出さないから糖尿病にはなりにくいそうです!
何故、朝食かと言うと、夜食べてから朝食べるまでの時間が長く、朝の吸収率というのは驚くべきものだそうです!
なので、朝一甘いものは厳禁だそうですよ!
どうしても朝甘いものを食べたければ、まず野菜を食べてからにすれば良いと思います(^^♪
私もこれは、実行していて、今のところ血糖値で異常はありません。
なおこさんもご存知の通り、私はかなりの甘党ですから
チョコレート、ケーキ、夜のアイスクリームなど今まで散々暴飲暴食してきています(>_<)
コレステロールは、毎朝の納豆で1年半で100近く下げています。薬を飲むという方法もありですが、常備薬として下げる薬を飲むというのに抵抗があり、納豆が良いと聞いたので実行したらこれだけでかなり下げることが出来ました(^_-)-☆
毎日の食習慣というのは、大切なのだなあ~と改めて感じています。
長くなりましたが、少しでも参考にしていただけたら幸いと思い書いてしまいました、お許しくださいませ!
毎日お仕事に限られた時間のなかでの
山の家の改築の準備、リハビリに検査、そしてブログの更新とFBやインスタグラムなど、
頭が下がる思いです。
文面から、とても慌ててヒヤヒヤされたことが伝わりました。
血液検査の結果は、オンラインでの印刷が出来たならとても楽だったことでしょう。
でも、印刷できないのであれば、受取に出向かなければならないとは。
便利でもあり、不便でもあり。
結果がなんともなければいいのですが。
大事な物が見つからないこと、私も年々増えています。
整理整頓も、後回しにしてはいけませんね^^;
ブドウの葉の赤がとても綺麗ですね♪
ぶどうの紅葉は本当に美しいですね。。
私はこの週末また京都へ行ってきました。昨年、22日頃ではまだもみじも青かったので今年は数日遅らせたら、なんと既に盛りを過ぎていました。11月に入り急に冷え込みがあり一気に紅葉してそのあと嵐がきて散ってしまったという話でした。それでも遅れて赤くなる木もありそれなりに秋の京都を楽しんできましたが。。。
血液検査のお話、大変でしたね。アリスさんのコメントを読んで、あ、私と同じ!とつぶやきました。食べる順に気をつけるのはかなり効果があるそうですよ。今年の血液検査で
コレステロール値を注意されてから私も薬やサプリメントの代わりに納豆を1パック夕飯に食べています。まだ1ヶ月ほどなのですがアリスさんのお話に期待をもって食べ続けていこう!と思いました。
甘いものも食べないようにと言われたのですが、これは一時我慢我慢をしていたら反動がありました(汗)私はなおこさんより少し年上ですが、これから身体が変化して病気をしやすくなったりするそうですから以前よりは気をつけなければいけないのでしょうね。。。ここを抜ければまた落ち着くのよ。。というのがもう少し年上の友人の言葉です。。。
このところイタリア語の勉強も棚上げになっているので、脳の健康のためにも再開しなければ。。と思っているところなんです。
夫が時々週末に、果物や野菜をミキサーにかけて、バールでの甘い朝食前に飲むことがあるのですが、そうすると、それもかなり病気の予防に役立つんですね! イタリアでは朝食は甘いものを食べる人が大半で、食生活の好みや伝統を変えるのは難しいと思うのですが、野菜ジュースを朝一番に採ることは可能ですし、健康にもよいと思うので、アリスさんのお教え、覚えておきますね。わたしは数年前から花粉症対策の一環として、週末や長期の旅行中こそ、バールで甘い菓子パンとコーヒーという朝食になることもありますが、基本的には朝はカフェイン抜きのハーブティーや水分の多い果物だけで済ませているからか、飲み物に入れる砂糖の量がひどく多いので心配はしていましたが、幸い今のところは、コレステロール値や糖尿病の心配はないと、医者は言ってくれました。ただ、日本の基準も調べて、イタリアの特に外食でこってりたっぷりになりがちな食生活の中で、くれぐれも気をつけなければと感じています。年齢的に、女性ホルモンの減少のために、悪玉コレステロールの数値が高くなる時期に差しかかっているとのことで、身近な同年代の女性がそういう問題に直面しているのも、そのためであるようです。
ブドウの葉、とてもきれいで、見ていてうれしかったです♪
納豆にそんな効能があるとは知りませんでした。わたしも、最近は慰めに、鎮痛剤を薬局で買うたびに、同じ建物の同じ階にあるケーキ屋さんで甘いものを買って食べてしまっていたのですが、最近は体重が増加傾向にあるため、昨日は買うのを我慢しました。実は帰宅したら義父母宅のお客の手土産のケーキを分けてもらって、ぺろりと平らげてしまったのではありますが。
イタリア語の勉強。わたしもフランス語の勉強をすっかりさぼっていていけません。イタリア語学習メルマガも発行しなければ、サイトの表紙も更新しなければ。今日はまもなく日本語の生徒さんの授業があるので、その準備と掃除の仕上げに励むこととします。お互いに頑張りましょう!!