2017年 01月 28日
明日イタリア有力紙で日本特集、アニメ・寿司・北斎など6頁
上記記事の見出しには、「寿司から村上春樹まで」とあり、副見出しを見ると、イタリア人を引きつける日本の美(il bello)と魅力(fascino)を特集してあるようです。
具体的には日本文化のどういう面を紹介するのだろうと、本文を見ると、次のようにあります。
Dai film d’animazione al cibo, dai manga a Murakami agli haiku, dalle code per la mostra di Hokusai a Milano al boom di turisti italiani sono tanti gli aspetti [...]
「アニメ映画から料理、漫画から村上春樹、俳句、ミラノの北斎展への行列に、イタリア人の日本観光ブーム」(「 」内は石井訳、一部意訳あり)
執筆陣も、イタリア人・日本人とも興味深く(「吉本ばななが語る」とあるのは、執筆ではなくインタビュー内容かもしれませんが)、
Per gli amanti dei consigli brevi c’è anche il Giappone spiegato in dieci cose e otto parole.
「短い助言が好きだという人のために、日本を十のものと八つの言葉で紹介してもいる」(同上)
とのことでもあり、いったいどんなふうに紹介しているのか、気になります。
と言うわけで、今夜はもう遅いですが、明日は早起きして、新聞を買いに行くつもりでいます。

記事を読むと、「花見」についても紹介しているようですので、東大寺で撮影した桜の写真を添えておきます。
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Cultura giapponese, domani 29/1/2017 sei pagine sull'inserto culturale di Repubblica!
"Dai film d’animazione al cibo, dai manga a Murakami agli haiku, dalle code per la mostra di Hokusai a Milano al boom di turisti italiani sono tanti gli aspetti" (Dall'articolo di Repubblica http://bit.ly/2jCzHkD)
Foto: fiori di ciliegio al Tempio Todai-ji, Nara 2/4/2009
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参照リンク / Riferimento web
- Repubblica.it - Arte e Cultura - Robinson e le lezioni giapponesi, dal sushi a Murakami


日本のア二メは、今や世界的に有名ですし、日本料理も以前に比べたら、高い評価を得ていますし、ミラノの北斎展、そんなに盛況だったとは嬉しいです(^_-)-☆
日本文化を取り上げていただく、そのような親密な関係かな?と嬉しいです♪

シエナ外国人大学の学長が、かつて経済力と文化への関心、外国語学習者の数の関係を語っていて、確かに中国が経済力をつけたあと、日本語は中国語に追いやられている感が、イタリアでもないわけではないのですが、イタリアへの日本での興味も、日本でのイタリアへの興味も、食文化の占める割合が高い上に、旅行やアニメ、芸術など、文化のさまざまな面にわたり、遠く離れていて異なりつつも不思議と似ている点が、お互いに魅力を感じる理由化もしれません。