2017年 04月 23日
月面みたいな尾根歩き、イタリア
泥灰土(marna)が雨風に浸食されて、こうい不思議な地形になってしまったようです。
後ろを振り返ると、これまで進んできた尾根も、意外に細い道だったことが分かります。
このリオ・ペトローゾ(Rio Petroso)は、温泉町として名高いバーニョ・ディ・ロマーニャ市に属しています。途中で、大きな石造りの家が、長い間無人となったために、屋根や壁が崩れ落ち、中に木が育ち、壁にツタがはっているような集落に、いくつも出会いました。
下のリンク先ページには、トレッキング・コースの標高差500m、距離が9kmで、所要時間は5時間とあるのですが、わたしたちは、別の出発地点に車を置いて、さらに長く、また登り下りの激しい道を歩いたため、11時15分頃に出発し、計1時間ほどの昼食休憩・カフェ休憩を取って、歩き続け、再び車まで戻れたのは、約午後7時半、8時間以上後のことでした。こんなに歩いたのは久しぶりなので、山歩きは楽しかったのですが、皆で夕食を共にしたあと、ペルージャのうちに戻ったのが夜11時前になってしまったこともあり、詳しくは、またの機会にご紹介するつもりでいます。
*追記(4月25日)
記事の続きは、次のリンク先からご覧ください。/ Ecco qui sotto il link per l'articolo più dettagliato su questo trekking.
- 屋根崩れツタ満つ教会・蘭・マロニエ、イタリア月面登山1 / Fiori di orchidee, biancospino, Calanchi & Chiesa di San Biagio con il tetto crollato e l'edera, Trek 17 Anello Rio Petroso - Ca' di Veroli
LINK
- Parks.it - Parco Nazionale delle Foreste Casentinesi, Monte Falterona, Campigna - Trek 17 - Rio Petroso: non solo foreste - Ca' di Veroli - Quadalto - Rio Petroso - Ca' Morelli - Ca' di Veroli
私が訪ねた北イタリアのドロミテの山もずいぶん形が変わったところがあり不思議な感じでした!
泥灰土(marna)が雨風に浸食されて、こうい不思議な地形にという尾根の道もお写真見せていただいて感動です☆
7時間以上歩かれたというのが素晴らしい!
私には多分無理でしょうから・・・(笑)
やはり自然の美しさは素晴らしいと感じた今日のお写真でした(*^_^*)
続きも楽しみにしていますね(^^♪
夫とフランコは、出発地点と到着地点にそれぞれ車を1台ずつ置いて、到着地点から車で出発地点に戻ろうと言っていたのですが、落ち合ったバールの店主が見せてくれた登山案内で見たのは、別の道を通って出発地点に戻る周遊コースだったので、いちいち車で移動して、その間ただ待っているよりも、歩いて往復しようと提案したのはわたしなのです。大変でしたが、きれいな花やめずらしい風景、さわやかな新緑が楽しめて、いい運動にもなりました。
私だったら翌日は起きられないでしょう。。。というより、そんなに長く歩けないと思います(;_;)イタリアも新緑の季節なのですね、こちらも沢山若い緑がでてきましたよ。
修道士の生活の話、ありがとうございました。今回見たアルコバサの修道院では1000人もの修道士が暮らしていたということで、一度に肉をたくさん焼く場所とか、調理台や食卓など大きな大理石でできていて、石でできた建物でただでさえ寒いのにどんな暮らしをしていたのだろう?と色々思いました。が、具体的に頭に浮かばなくて。。また機会があったら教えてください。
薔薇の名前は題名とは違いおどろおどろしいのですね。。
ウンベルト・エーコの名前はラジオ講座テキストにもでてきているので、ふと興味を持ったのでした。
日本も新緑が美しいのですね! 石でできた建物は夏は涼しいのですが、冬は暖炉で、外部からの寒さが厚い壁で遮られ、それほど寒くはなかったのではないかと思います。ポルトガルなら、地域によっては、それほど冬寒くならないということもあるかもしれませんし。そうなんです。作品の題名と映画に、『薔薇の名前』はかなり開きがありますが、小説から映画化したときに、そういう点ばかりが妙に強調された可能性もあります。