2017年 04月 30日
写真泥棒とインスタグラム迅速対応
まずは、著作権をよく知らないのだろうかと、「まるで自分の写真であるかのように投稿しているけれども、わたしはあなたに利用許可を与えていないし、わたしのアカウントが記載してあっても、許可するつもりはありません。」と、インスタグラムへの報告前に、とりあえず該当写真へのコメントという形で、英語で記しました。
ところが、「そろそろわびを入れて、投稿を削除したかしら」と思って、そのアカウントを訪ねると、写真も投稿の文面もそのままで、わたしのコメントだけを削除しています。
そこで、すぐにインスタグラムに報告しようと、まずは携帯電話のインスタグラムのアプリケーションから試みたのですが、報告する理由の中に、「著作権の侵害」や「自らの写真を勝手に利用された」という項目が見つかりません。そこで、パソコンを使ってインターネットで検索をしてみて、インスタグラムのサイトに、著作権侵害を報告できるページがあることが分かりました。
Instagram 日本語版
- Instagramヘルプセンター - 著作権報告フォーム - このフォームから自分の著作権を侵害していると思われるコンテンツを報告してください。
Instagram in italiano
- Centro assistenza Instagram - Modulo per la segnalazione di violazioni di diritti d'autore e/o diritti connessi - Usa questo modulo per segnalare contenuti che, a tuo avviso, violano il tuo diritto d'autore
該当項目を選ぶと、続いて、さらに他の質問や、自分の氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどを記入するべき欄が現れます。自分の作品を利用されたに該当する項目を選ぶと、その裏づけとして、自分の作品を無断で利用した投稿のリンクと、使われている作品が自らのものであることを証明するリンクを記せるようになっています。必要事項をすべて記入して、さらに「送信」(イタリア語版の場合は「Invia])と書かれたアイコンをクリックすると、報告が完成します。
インスタグラムで自分の写真を勝手に使われた場合にはどうすればいいかについては、パソコン上で、インターネットを利用し、日本語で検索しました。そのため、初めに行き着いた著作権侵害報告フォームは、日本語のものでした。ただ、住所欄には、イタリア語でイタリアの現住所を記さざるを得なかったため、名前もローマ字で記しました。
すべて記入して、最後に「送信」をクリックしても、困ったことに、インスタグラムの画面上には、「報告を受けつけました」という言葉がまったく現れませんでした。それで、わたしは、日本語版のフォームであるのに、名前を漢字で書かずにアルファベットで書いたのがいけなかったのだろうかと考え、今度は、イタリア語版のフォームに同様に必要事項を記入して、最後に「Invia」を押したのですが、それでも、やはり画面には、「報告を受けました」とか「報告が無事完了しました」といった記述がいっさい現れません。再びわたしの写真を無断で使用したアカウントを見ると、相変わらず、そのまま写真が使われています。
ちょうど夕食のしたくをするべき時間だったので、そのまま食事のしたくをし、食事を終えました。その後、携帯電話のインスタグラムのアプリケーションを見ても、インスタグラムからは何もメッセージがないようです。そこでふと、著作権侵害報告フォームに、わたしのメールアドレスを記入したことを思い出しました。すぐにそのメールアドレスの受信箱を確認すると、The Instagram Teamからの、著作権侵害報告を受けたというメールが2通来ていました。18ː44に英語で、18ː58にイタリア語で、侵害報告を受けたというメールが来ていますので、少なくとも直後の返事については、日本語版には英語で、イタリア語版ではイタリア語で、インスタグラムから報告を受けたというメールが来るようです。
報告はあるものの、その結果どう対処するということは、斜め読みしたところでは、はっきり書いていないようだったので、再び例の泥棒アカウントの写真を見に行くと、幸い、もうわたしの写真はありませんでした。ただ、その時点では、無断使用した人自身が、自分で考えて投稿を削除したのか、インスタグラム側が動いたのかが分かりませんでした。
実は近年になって、Libero Mailでは、受信するメールを、勝手に、「ふつうの受信箱」、「特売」、「ソーシャル」など、4種類に振り分けるようになってしまいました。そのため、大切なメールが、どういうわけか、「特売」や「ソーシャル」などに振り分けられてしまって、受信箱に入っていないので、長い間見過ごしてしまったということが、これまでにも時々ありました。今回もその例で、上述のように、インスタグラムで、無断拝借人が勝手に使った写真投稿が削除されているのを確認したあと、たまたま思いついてメール受信箱の整理を始めると、Instagramチームから、「ご報告いただいたコンテンツは、Instagram利用規約に違反しているため、削除またはアクセスの停止を行いました。Facebookでは、この措置であなたの知的財産権の問題は解決したと判断しております。」というメールが、20ː20に届いているではありませんか。メールが「ソーシャル」に振り分けられていたので、気づかずにいたのです。
ちなみに、この「削除・アクセス停止」報告のメールは、件名は英語ですが、日本語で書かれています。
無断で写真を利用され、しかも、相手がコメントを無視したので、嫌な気分になりましたが、アメリカ時間で考えても、土曜日であるにも関わらず、インスタグラムチームが迅速に対応して、報告から2時間以内に、さっそく問題の投稿を削除してくれたことに、感心し、また、安心しました。問題が解決するとしても、週末明けになるだろうとあきらめていたからです。
今回のこの写真泥棒は、わたしが今日の夕方6時に投稿した、次の平安神宮の桜の写真に、イイネを押し、続いて、計8枚ほどの写真にもイイネを押したあと、そこでイイネを押したグラス入りの藤の花入りの写真を、無断借用して投稿しています。そのために、イイネを返そうと、アカウントを見に行って、写真泥棒だと発覚したわけです。驚くほど著作権に関する意識やマナーが欠如しているとも言え、かえって、困ったものではあるのですが、悪いということを知らなかったのではないかという気さえします。
実際には、残念ながら、写真にイイネなど押して、わたしに知られるのを避けて、インスタグラムやツイッター、あるいはブログにわたしが投稿した写真を、知らぬふりして勝手に使っている輩が、いるのではないかと心配しています。写真に名前やアカウント名、ブログ名やリンクを記入するのも、写真を損なうし、そこだけ修正して利用される可能性は残るので、できれば写真は現在のように特に名前をつけずに利用していけたらと思うのです。
夫は今日の昼、無事にミジャーナから戻ってきたのですが、今夜もまた、泥棒による被害を防ぐために、ミジャーナに泊まりに行きました。残念ながら、ペルージャの空き家のない住宅街に住んでいてさえ、家族全員が家を留守にするときは、用心のために、庭に車を1台置いて行って、中に人がいるように見せかけたり、近所に住む親戚に、留守番を頼んだりしなければいけない状況なのです。困ったものです。
LINK
Instagram 日本語版
- Instagramヘルプセンター - 著作権報告フォーム - このフォームから自分の著作権を侵害していると思われるコンテンツを報告してください。
Instagram in italiano
- Centro assistenza Instagram - Modulo per la segnalazione di violazioni di diritti d'autore e/o diritti connessi - Usa questo modulo per segnalare contenuti che, a tuo avviso, violano il tuo diritto d'autore
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Un tizio ha usato una mia foto senza autorizzazione e senza citarne la fonte su Instagram; meno male Instagram ha eliminato il post solo due ore dopo la mia segnalazione della violazione del diritto d'autore.
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ブログでもいるらしくて、皆さん、無断で使用しないで下さい!と警告文を出していますが、そういう人には警告は無駄かもしれないですね~
私は、見栄えが悪いのですがついサイン入りにしています!
が、盗もうと思えばどうにでも加工して盗めますものね!
よく花泥棒は泥棒に有らず!なんて言葉が有りますが、それは泥棒さん側からの勝手な解釈であって、盗まれる側からはやはり泥棒には違い有りません!
倫理観の欠如している世の中、残念です~^^;
インスタグラムの対応が早くてそして正義の味方で安堵しました!(^-^)
どんな種類の泥棒も困りますが、この写真本当に洒落た一枚だったと思うのですよ。藤の花びらがワインのようにグラスに入っている様子と後ろの景色。
なんとなく素敵すぎて使ってしまったと思いたいところですが、違うのでしょうね。。。
私も留守にする時はキッチンの電気はつけたままですし、インコがいる部屋はラジオと電気をつけたままです。
夜になると、家や車庫に人が近づいただけで明るいライトが点灯するようにしている家が周りには多いです。一時、車の盗難が多発したことがあったせいかと思いますが。何か泥棒よけのようなものはイタリアにはありませんか?
すてきだと思ったのであれば、フェイスブックやツイッターで、そのままわたしの投稿をシェアする(ああカタカナ外来語ばかり!)という方法を取るべきだったと思います。
なんと日本でも、そんなふうに泥棒対策にいろいろと考えなくてはいけないようになったのですね。今夜は隣人がミジャーナに泊まるというので、夫は久しぶりにうちでモンタルバーノの再放送を見ています。イタリアにも警備会社や市民の巡回やアラームなど、いろいろ泥棒対策はあるのですが、泥棒もそれをすり抜けようとするので、困ったものです。
気づいたら、とにかく徹底的に対策を取るつもりでいます。インスタグラムの対応のはやさに感心しました。