2017年 05月 11日
太陽へと咲くナデシコと米印象派・その庭を描く映画

日の光がさす南に向かって、勢いよく伸びるように咲いているのがおもしろいのですが、そう言えば、このテラスの塀の上に置いた鉢では、今も昔も、ローズマリーもカーネーションも、皆南に向かって、まるで飛び込み台から飛び込むかのような曲線を描いて、まずは上に伸び、それから下へと垂れています。
しだれるほどの高さがないナデシコの花は、競技開始の前に、スタート地点に並ぶ走者が、皆、合図と共にすぐに前に躍り出ることができるように、身を乗り出すように構えている、そんな風情です。このテラスは、北と上からの日の光はテラスを覆う天幕のために当たらず、東は隣家の高い木が日を遮り、すぐ西に我が家の壁があるため、南からしか日が当たらないので、大切なエネルギーを送ってくれる太陽に向かって、伸びているのでしょうか。
夫に誘われて、今夜はアメリカの印象派の画家やその美しい庭、歴史の中での位置づけなどを語るドキュメンタリー映画を見に行きました。とても美しい庭や花、絵もあり、興味深かったのですが、最近寝不足だったこともあり、不覚ながら途中で何度かうとうとしてしまいました。夫は、絵や庭、花はきれいなものが少なくなかったけれど、映像の割に言葉による説明が多すぎたと言っています。今日は学校とうちでの個人授業と合計7時間半授業があり、本当はこれから明日の授業の準備をしなければいけないのですが、今夜は早く就寝し、明朝早起きをして、すっきりした頭で準備しようと考えています。
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Belli e vigorosi i fiori di garofanino sulla nostra terrazza.
Leaning towards the sun, flowers of dianthus on our terrace.
太陽へと向かうように伸びて咲くナデシコ の 花。いくつか冬を越したのですが、今年はいつになく元気と勢いがあります。
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なでしこが沢山のお花をつけていて綺麗ですね~
家も義母が植えてるのが庭のブランターに有りますが、毎年綺麗に咲いてて、冬場も越して、強いのかもしれないですね~
時々、台所に一輪さして楽しんでいます♪
旦那様と見られた映画でもたくさんのお花が出て来たのですね~
お花に囲まれてる生活はとても癒されて素晴らしいですね☆
