2017年 05月 21日
受け継がれる命

出会って何だか感慨深かったのが、こちらの木です。まだ若いであろう木が倒れてしまったわけですが、その倒れた根の土の部分から植物が育ち、きれいな花がいくつも咲いていました。
梶井基次郎の「桜の木の下には死体が埋まっている」ではありませんが、自然界の命が、自らの命が尽きたあとも、他の命を生かし続けている不思議を、ふと思わずにはいられませんでした。


倒木した後でも、
こうして足元でいくつもの小さな命を育んでいる姿、
本当に感慨深いですね。
自然の、ありのままの光景は、
自然界の厳しさやたくましさ、健気さなど、
生きる命の美しさを教えてくれますね。
倒れた幹には 苔が生えていたり、小さな枝がのびていたり。
倒れて命尽きた木々も、まわりの植物や昆虫たちの生きる糧になっているのですね。
世界中の自然には、無駄は一つもないのだと思います。
無駄・・・。これは人間が作り出すものにほかならないのかも。
なおこさんの歩く森がいつまでも豊かな緑でありますように。