2017年 05月 24日
夕日追いかけ湖畔を行けば、イタリア

Magione (PG) 21/5/2017 20:43
あまりにも厚い雲が空を覆っているときを除いては、空の色がことさらに美しく変わっていくのは、むしろ日が沈んでしばらくしてからです。
上の写真も、昨日同様、5月21日曜日の夕焼けで、昨日同様にサンタルカンジェロの桟橋から、日没の約10分後に撮影したものです。沈んだ日が下から上空に広がる雲を照らすためでしょうか、茜色が少しずつ空全体に広がり、わたしたちが桟橋を後にする頃には、上空に、桜色の大きな鷲(わし)が、翼を広げて飛んでいるかのように見えました。地平線近くの雲も、日の入り後こそ、燃え上がるようにさらに赤く色づいていました。

感動は、まだ日が高いとき、マジョーネで高速道路を下りて、南へと進み、トラジメーノ湖が視界に入り始めた頃から始まります。日曜の晩も、目に飛び込んできた湖と空の色がそれはきれいだったので、走る車の窓から、撮影してみました。

サンタルカンジェロ(Sant'Arcangelo)に着くと、もう夕日がかなり地平線に近づいています。わたしたちがサンタルカンジェロに夕日を見に来ることが少ないのは、トッリチェッラやサン・フェリチャーノに比べて、ペルージャから時間がかかるため、そして、冬の間は太陽が、今よりもかなり左の方に沈み、そのため、桟橋を歩いて湖の上へとかなり歩かないと、夕日が沈む様子が、岸辺からは見えなかったためです。
一方、他の湖畔の市町村に比べて、高速道路から遠く、サン・フェリチャーノやパッシンニャーノと違って、島行きのフェリーが出ているわけではないため、晴れた週末や真夏に、他の場所に比べると、ずっと静かで、ゆったりと夕焼けを楽しむことができるという利点があります。

日が沈んだあたりの雲は、しばらくすると金色に輝き、周囲はより深い赤へと、色が変わっていきます。

ズームで拡大した写真では、金色の輝きが分かりやすいのではないかと思います。
この写真の6分後には、冒頭の写真のように、上空の空がピンクに染まっていきました。

振り返って東の空を見ると、湖畔の丘の間から、テッツィオ山(Monte Tezio)が、のぞいていました。その後ピンクが空全体に広がる様子を、わたしはうちへと湖畔を走る車の中から、感嘆しながら眺めました。
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Vola una grande aquila rosa nel cielo sopra il Lago Trasimeno.
12 minuti dopo la foto precedente
Sant'Arcangelo, Magione (PG) 21/5/2017 20:43
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夕日は、沈んでからの方がいろいろな表情が楽しめるとも言えますね☆
空の部分だけを眺めていても刻々と変わる色を楽しめますし、全体の景色の中での色の変化もまわりの景色とともに楽しめますね~
フェリーの発着や高速からのアクセスの悪さゆえに、静かな時間を過ごせる夕日の場所というのは良いですね☆
夏季シーズン限定のお楽しみなのですね~(^^♪
お二人の静かな感動が伝わる写真です。
いろいろな日時にあちこちを訪ねて、曜日や季節によって、どこに行くと一番湖が楽しめるかのコツもつかめてきました。人が大勢いてにぎやかな場所を好む人もいるかもしれないのですが、真夏や冬の晴れた温かい週末は、場所によっては駐車場も奪い合いになるほどで、そういうときや場所は、できるだけ避けるようにしています。