2017年 06月 02日
花の町スペッロのバラ祭り、ウンブリア

会場は、例年どおり、こちらのお屋敷、ヴィッラ・フィデーリアです。バラ祭りですから、色とりどりの美しいバラを購入できる露店が並んでいるのはもちろんのこと、アジサイやラベンダー、ハーブなど、さまざまな植物を売る店がありました。

こちらの店は、青もレモン色もさわやかで、色の取り合わせがきれいだなと感嘆しました。

今日は天気のいい、ひどく暑い日で、そういう夏によく合うブーゲンビリア(bougainvillea)の花もあります。

こんなふうに庭園の散歩や見晴らしを楽しむこともできるのですが、わたしは日光を避けて、レモンの木々の間を歩く代わりに、上から木々を見下ろしました。

さなぎから蝶へと変わっていく様子や、

色とりどりの珍しい蝶も見ることができました。青、緑など珍しい色の大きな蝶もいたのですが、写真が一番まともにとれたのは、この白い蝶です。
「バラ祭り」ではありますが、バラや花にとどまらず、花をあしらった美しい花や帽子、スカーフ、アクセサリーに、庭に置けるテーブル、椅子など、さまざまなものが売られています。そういうところは人がひどく多いこともあり、わたしは主に、これはおもしろいと感じたものを、人の少ないときをねらって撮影しました。

このワラを使って作ったのではないかと思われる鶏は、干支の動物でもあり、階段にずらりと並んでいて、何だかかわいらしかったです。左手には、アヒルや羊も、同様にずらりと並んでいました。

本物の鶏も売られています。

こちらは、古いよろい戸などを、うまく利用していて、色もきれいでいいなと思いました。

我が家にも、義父母が親戚から引き取った古い家具や、義父母自身が昔使っていた古い家具がたくさんあります。こんなふうに色を塗って絵をかけば、とてもきれいになって、ミジャーナにも置けると思いながら、この店の椅子を眺めました。

この店で、写真の中ほどに並ぶ椅子は、木製パレットを利用して作られています。クッションやマットをうまく使えば、こうして手軽に、テラスや庭でくつろげる家具ができるのだなと、感心しながら見ました。

バラ祭りということで、最後にご紹介するのは、美しいバラのアーチもしつらえてあるバラの専門店です。
お花のお好きな方、旅行や留学でウンブリアをお訪ねの方やお近くにお住いの方、興味があれば、ぜひ足を運んでみてください。6月4日日曜日までの3日間、毎日朝10時から夜8時まで開催されており、入場は無料で、広大な無料駐車場が準備されています。
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楽しそうですね~
私はイタリア製の毛糸や布地の
素敵な色合いが好きですが
咲いている花々も やはり明るいカラフルな色なのですね。
>バラのアーチの思い出
実家には 頑丈な鉄製のアーチがありましたが
バラの花の咲き乱れている光景は記憶にないので
父の希望でこれを作ったものの~
手入れの大変なバラ作りは無理だったのかも(笑)
薔薇だけでなく、敷地が広くていろいろな木々やお花
この時期ならではの景色ですね(^_-)-☆
蝶のお写真とても綺麗ですよ~日本にいる蝶とは種類が違うと思いますから嬉しいです(*^_^*)

藁で作ったかと思われるニワトリ達、かわいいですね。また、古い椅子にペイントしているのも、そのアイデアに興味を沸きます。
暑くなってきましたね。ご自愛くださいね♪
お父さま、バラのアーチを夢見られていたんですね。あまり手間のかからない丈が高く伸びるバラを探すという手もありますが、土壌や気候との相性もあって、なかなか難しいですよね。
蝶は、撮影に夢中で話を半分しか聞けていないのですが、どうもフィリピンなどから取り寄せた蝶のようで、青や緑のあでやかな蝶がとてもきれいでした。ただそういう蝶の写真では、ピントがぼけたり、構図が美しくなかったり、蝶が羽を閉じたままだったりしたため、結局選んだのは白を基調とした蝶の写真なので、アリスさんのおほめの言葉、うれしいです♪
この鶏、かわいらしいですよね。ガレージに眠る(というか空間を圧迫する)古い家具は多く、義父母は捨てるつもりも使うつもりもあまりないようなので、そういう家具たちにも再活躍してもらえる、いいアイデアだなと思いました。毎日本当に暑いですよね。ありがとうございます。まきさんもどうかお体を大切に♪