2017年 06月 08日
イタリア酷暑警報と猛暑対策十か条
テレビで気象予報官が、48時間前までは正確な予報は難しいというのを聞いたこともあり、週末に近づいて予報が変わる可能性はありますが、上のiL Meteo.itのニュースによると、予報では、南のプーリアやバジリカータで、6月14日に気温が40度近くになる地域があるのみならず、北部のエミリア、ロンバルディア、ヴェネト、ピエモンテでも、6月12日から14日にかけて、最高気温が36~40度になるだろうとされています。
猛暑対策については、以前のこのブログの記事を、以下に引用します。さらに詳しい説明がリンク先にありますので、イタリアをこの時期に旅行される方、また、イタリアで初めて夏を過ごすという方は、ぜひその記事も参考にしてください。
特に高齢者と子供にと呼びかけたものですが、イタリアの酷暑や強い日ざし、料理に慣れない日本のわたしたちは、若者でも中高年でも、できる範囲でこの黄金律に従った方が健康に過ごしやすいはずです。以下は、こちらのla Repubblica.itの記事に書かれた猛暑を乗り切るための黄金律10か条を、わたしが訳したものです。
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1.1日のうち、最も暑い時間帯である12時から18時の間は、外気にあたるのを避けること。
2.家庭や職場の環境を涼しく保つこと。使っても汗が出てしまう扇風機よりも、エアコンの方が望ましい。
3.1日に少なくとも2リットルの水を飲み、新鮮な果物をたくさん食べること。
4.食事での食べ過ぎを避け、1日のうちに4度か5度軽食を取るようにすること。軽食の内容は、揚げ物や脂肪分の多い肉のような、消化に悪くカロリーの過剰な食品を避け、野菜と新鮮な果物を多く摂ること。
5.衣服は、綿、リネンなど天然繊維の衣類で軽装をし、太陽光線から身を守ること。
6.自動車は車内に風を通し、子供用補助座席の温度に気をつけること。
7.突然立ち上がるのを避けること。特に、高血圧や心臓病をかかえる場合には、十分に留意すること。
8.高血圧用の薬は、暑いときに薬の作用が増幅するので、注意すること。
9.高齢者の習慣に変化がないかどうか見守ること。高齢者の習慣に変化があった場合には、その変化によって健康状態が悪化するかもしれないからである。
10.薬は正しく(涼しい場所に)保管すること。
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イタリア各地の天気予報については、以下のリンク先のページに、さまざまな市町村の2週間後まで、かつ1時間ごとの詳しい天気予報を調べる方法を記しています。参考にしてください。
- 天気のイタリア語、イタリアの天気予報サイトの使い方
写真は、5月28日日曜日に、エニシダの花をかき分け、テッツィオ山を登ったときに撮影したものです。
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Si avvicina l'estate,
il sole è sempre più potente,
la giornata è sempre più lunga e
dicono che arriverà il supercaldo.
Belli i fiori di ginestra, i raggi di sole sulla terra.
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関連記事へのリンク
- 猛暑を乗り切る黄金律十箇条 (20/7/2015)
6月から40度!@@!
しかもイタリア北部から全土!
毎年フィレンツェあたりの中央部は40度位にはなると聞いていましたが全土とは、、
温暖化が進んでいるということなのでしょうか。。
農作物や植物、自然体系の影響も図りしれないですね。
イタリアへは晩秋か冬、または早春に行くことにします。
(道産子は死んじゃうよ、、、)
なおこさん、どうか体調にお気をつけてお過ごしください。
(注意事項を確認しているのできっと大丈夫!)