2017年 09月 09日
中世の城塞の前におもしろテーブル、イタリア ウンベルティデ
現在は、現代美術の展示会場になっているというこの美しい城塞を、わたしは、この春にペルージャへと戻るバスの中から見かけて、ぜひ近くから見てみたいと思っていたのです。
わたしがお城の美しさに見とれていたら、夫が城塞の前に、おもしろいテーブルがあることに気づきました。
どちらのテーブルも、台には古い木の扉が使われています。そして、右のテーブルでは、台を支える部分にも、別の古い扉を切って使ってあり、左のテーブルでは、支えとして、古い自転車を用いています。
よろい戸に美しい絵を描いて、室内装飾に使うなど、イタリアでは、古い木材などの乙な再利用に出会って、感心することが時々あります。木の扉をテーブルの台として再利用しているのは、これまでにも見かけたことがあったのですが、このウンベルティでのテーブルは、斬新な発想で、古い扉を下から支えいるので、びっくりしました。
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Riutilizzo singolare della bicicletta e delle porte vecchie
nella costruzione dei tavoli.
Li ho trovati davanti alla bellissima Rocca di Umbertide.
Umbertide (PG) 9/9/2017
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LINK
- TGUIDO - Alta Valle del Tevere - Umbertide
とても素晴らしい再利用で、写真を撮るだけでなくて実用的にも◎ですね~(*^_^*)
こうして古いものを再利用出来たら、見ためもアンティ―ク調で素敵ですし、ゴミの軽減にもなるしでイイことばかりですね~
こちらの古い街並も雰囲気があって良いですね(^^♪
出っ張っている曲線が綺麗ですよね。
こんなにうまく、よくできたものだなあ。。と思うのです。
ちょっと色が違ってみえるのは、石?れんが?が違うのでしょうか?(^ ^)
うちにも義父母や今は亡き伯父・伯母などが使っていた古い家具がいろいろガレージで眠っているのですが、何かいい利用法はないかしらと、考え中です。
よく似た、やはり美しい城門やお城が、コルチャーノ、マジョーネなど、ウンブリアの各地にあるんですよ。石は採掘する地方によって色が違って見えるのですが、この写真はちょうど日の入りの直前に撮ったので、若干夕日に染まっていた可能性もあります。