2017年 10月 15日
アッシジ紅葉・ラベンダー園からの眺めとミサの言葉

今日のミサの説教では「驕(おご)りは人を盲目にする」という言葉が印象に残りました。わたしたちは、家族の中でも職場でも、「自分が正しい」とやみくもに考えて、人の言うことを聞き入れず、せっかく新しい教えや考えに触れて学ぶ機会を、棒に振ってしまいがちであるということ。自分ばかりを中心軸に据えずに、もっと心を開き、耳を傾け、最も大切なものが何かが分かれば、人間関係におけるいさかいや腹立ちの大半は、取るに足らぬものであること。イタリア語のorgoglioという言葉には、「傲慢さ」という意味もあれば、「自尊心、誇り」という意味もあり、説教の中では、この言葉が、時に「思い上がり」、時に「自尊心」という意味で使われていました。
もちろん、どうしてもおかしいことや見逃せないことはあります。けれども、説教を聞きながら、我が身を振り返って反省しました。つまらないことで意地を張ったり、自分の考えにこだわったりして、自分も相手も穏やかな気持ちでいられなくなったり、新しい発想や異なる考えを、柔軟な気持ちで受け入れられなかったりすることが、あるからです。

ペルージャでの大家族での昼食と後片づけを終えたあと、義弟たちは中心街のチョコレート祭りに繰り出したのですが、わたしと夫は喧騒を避けて、アッシジ郊外のラベンダー園で行われていたサルビア祭りを訪ねました。天気がいいので、まだわずかに残るラベンダーの花の向こうに、アッシジの町並みがきれいに見えました。


アッシジは、素晴らしいところで、まだまだ散策してみたいので
またいつか是非訪ねてみたいところです❤
郊外のラベンダー畑から眺めたアッシジの街並みも素敵ですね☆
ラベンダーがまだ咲いていることにもちょっと驚きましたよ!!
ラベンダー園では毎年6月にラベンダー祭りが行われ、ラベンダーが咲きほこるのはその頃なのですが、この日も咲いているラベンダーがごくわずかですがありました。