イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

燃える夕空とカレー、トンカツ

 今日はうちの窓から見える夕焼けがそれはきれいなので、夕食のしたく中に、よろい戸を閉めに行ったら、そのまましばらく空に見とれて、カメラを片手に撮影していました。

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25/10/2017 18:54

 今日のペルージャでの日の入りは午後6時12分だったそうなのですが、日の入りから40分以上経ったこの頃が、空の色が最も色づいていたのではないかと思います。

 畑で収穫したレタスも、ナメクジがかなり奥まで入り込んでいたので、予想していたよりも、洗うのに時間がかかってしまいました。そうして、レタスを洗った水でテラスの鉢に水をやったり、あら空がきれいと、また西の窓辺にたたずんでいたりしたら、食事のしたくが遅くなり、野菜をあれこれ切って、ルウなしのカレーができたときには、8時を少し過ぎてしまっていました。我が家では、夫が職場から昼食にうちに戻るときは、その時刻が午後2時頃であることもあって、夕食を食べ始めるのは、たいていの場合、おそらくイタリアにおける平均的夕食の時間帯ではないかと思われる午後8時頃です。

 実は昨日は、昼はパスタでしたが、夕食はトンカツでした。夕食に日本の食卓の味が続いていますが、トンカツとカレーライスは、夫も喜んで食べてくれます。トンカツはミラノ風カツレツに似ていると夫は言い、カレーは、夫が若い頃に友人たちとインド旅行をしたときにインド料理が気に入ったそうで、たまに作ると、おいしいと食べてくれるので、助かります。

 実は、先日ローマに在外投票に出かけて、昼食を日本料理店で食べたとき、ランチメニューの中から選ぶ参考にと、カツ丼の説明をしたら、夫は、「君が作るあのトンカツがごはんの上に載っているの?」と言って、カツ丼セットを頼んだのです。最近、海に石拾いに行ったときも、海の季節が終わって休業するレストランが多い中、ようやく開いている一軒を見つけて、昼食を食べたときに、夫が頼んだのは、ミラノ風カツレツでした。そんなに好きなら、近々作ろうと、そのときに思って、ようやくトンカツを作ったのが昨日だったのです。

 そう言えば、わたし自身が、幼い頃からトンカツが好きだったことを、そういう夫の姿を見て、最近思い出しました。

 トンカツもカレーも、夕食時は慌ただしくて撮影しなかったのですが、明日の昼ごはんも、カレーになりますので、明日の昼撮影したら、写真を追加するつもりでいます。

燃える夕空とカレー、トンカツ_f0234936_1734443.jpg


*追記(10月27日)
 昨日の昼食のあとも、まだ若干残っていたカレーは、義母がくれたイタリアの家庭料理、スペッツァティーノと混ぜてはどうかという夫の提案で、そうやって食べることとなりました。興味のある方は、次の記事をどうぞ。昨夕も夕焼けがきれいでした。

- 合体カレーとスペッツァティーノ、夕食は和伊混合 (26/10/2017)

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- ローマめぐり歩き、初めての在外公館投票・北斎展・テベレ川散策 / Elezione, Hokusai, pranzo giapponese & passeggiata sul lungotevere a Roma (12/10/2017)
- FilixBusでペルージャからローマへ、初利用の感想と車窓の風景 / Da Perugia a Roma con FlixBus (23/10/2017)

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Arde il cielo, bellissimo anche dopo 40 minuti dal tramonto.

Spettacolo ammirato oggi dalla nostra finestra.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by mahoroba-diary at 2017-10-26 11:38
なおこさん、こんにちは!
今日のお話もとてもいいお話で心に染みました。
国際結婚をされていらっしゃるご夫婦がわたしたちの周りにもたくさんいらっしゃるのですが、皆さんお食事の話題になるといろんなお話が湧いて出ます。同じ国に生まれ育った私たちでさえ、好みが違うものが多々あるのに、毎日の食卓づくりはお互いを知る過程としてとても重要な部分ですよね♪日本の洋食は明治以降諸外国から取り入れたものがほとんどだから、相通じるところがあるのですね!私もドイツでシュニッツエルとトンカツの類似性を説明したことがありました。なにか共通項を見つけることで異なる食文化圏のものでも口にする勇気が出ますよね!食べる順番についても、やはりイタリアの方は、プリンシプルを大事にされるのですね!日本人は外来のものをいとも簡単に自分たちのものにしてしまう文化ですが、ヨーロッパの方々は自分のアイデンティティー、プリンシプルをとても大事にされるから、そこを尊重しながら和食の文化を伝えるのがこれから大切になってくるのだろうなあ、と思います。ユネスコの世界遺産にもなった和食ですが、ルーツについてまだまだ知らないことがたくさんあるので、私も時間を見つけては書物などから探っています。
Commented by ayayay0003 at 2017-10-26 14:44
なおこさん家の窓からの夕焼けは、ほんとに絵を見るように綺麗ですね~(^^♪
こういう景色が見れると、こころが豊になると思います~♪
夕食時間、家も、日本の家庭にしては遅い8時からとかが多いです!
レタスになめくじ、安心な野菜の証拠ですね(^-^)
トンカッは、この間も仰ってましたがミラノ風カッレッがあるので、ほんと日本のトンカッと変わりませんよね!
違うのは、トンカッソースで食べるか?塩コショウの味で食べるか?の違いでしょうか?
ツアーでミラノに行くと必ず出るので楽しみです♡
カレーもご主人様好きとは嬉しいですね~
インドのカレ―屋さん、今日本でブームです~沢山お店が有りますよ~
お写真楽しみにお待ちしています(^^♪
Commented by milletti_naoko at 2017-10-26 20:18
まほろばさん、ありがとうございます。ふだんは、わたし一人のときは和食にして、夫と食べるときは、夫の口に慣れたイタリア料理を作ることが多いのですが、今週はたまたま日本の食卓で慣れた料理(と言っても、もともとはよそから来たものですよね。)が続きました。夫は、わたしと会う前から、指圧講座に通ったり、マクロビオティックの本を読んだり、ヨガをしたりと、東洋文化に関心を持っていたのですが、二人とも大の大人になってから出会ったこともあり、夫も若い頃においしいと思ったインド料理は好きでも、和食は好きと嫌いがいろいろあります。

シュニッツェル、おいしいでしょうね。昔大学でドイツ語を勉強していた頃、一度食べたいと思っていたのを思い出しました。食べる順序については、夫の場合は、これは他のイタリアの人にも慣れからそう考える人が多いのかもしれませんが、いろいろなものを並行して食べるのは消化に悪いと思っているからのような気がしています。まほろばさんのお料理も興味深いので、今後いろいろ参考にさせていただいて、レシピを広げられたらと思っています。特にこちらで素材が、似たもので代用する必要があったとしても、調達ができそうなものであれば。
Commented by milletti_naoko at 2017-10-26 20:29
アリスさん、昨日は夕焼けがあんまりきれいなので、西の空が目に入るたび、その場を動けなくなってしまって困りました。家の窓からこういう美しい夕焼けが見えること、ありがたいなと感じています。お宅も夕食が8時からなんですね! 最近は6時15分頃に日が沈むおかげで、湖に夕日を見に行っても、帰ってからゆっくり食事のしたくができるようになりました。

ミラノ風カツレツの場合、トンカツと違うのは、肉の厚みと油脂の量、そうして、油ではなくバターを使うところかと思います。わたしはサラダ油の代わりにオリーブオイルを使い、豚肉は日本のように厚みがある肉は骨つきで売られていて、それを揚げるには油がたくさん必要なので、日本のトンカツに比べると薄めの骨なしで売られている肉を使っています。ですから、うちのはなんちゃってトンカツです。

ふだんは塩コショウで食べるのですが、友人が日本土産にとソースを贈ってくれたので、昨日は大切に使うべく、塩もふりつつ、ソースも少しかけて食べました。インドのカレー屋さんが、日本でそんなにブームなんですね!
by milletti_naoko | 2017-10-25 23:57 | Altro | Comments(4)