イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

嵐の後の夕焼けと時間の癒し、ディーパク英語版瞑想講座4日目

 昨日の夕方、旅立つ友人たちを見送ってから、片づけをしてペルージャのうちに戻り、日曜の大家族での昼食にと、ペルージャの義父母宅に来ていたトーディの義弟一家と話をしていたら、ふと窓の外から金色の光がさしているのに気づきました。

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5/11/2017 16:51

 昼頃から降り始めた雨はやみ、家の周囲では風もやんでいたのですが、西の空には、かなりの速さで北へと移動する雲たちがあります。雲と丘の頂上の間を覆っていた最後の雲が通り過ぎると、その間から、沈もうとする夕日が放つ光と輝きが、よく見えて、それはきれいでした。

 昨晩は疲れていて聴き損ねたので、今日は、遅ればせながら、ディーパク・チョープラ英語版瞑想講座の4日目を聴きました。週末までは友人たちを迎える準備などで慌ただしく、今日もちょうどいろいろな仕事が重なって、大変だったのですが、そういう日に聴くのにうってつけの内容でした。

 時が経つと心の傷が癒えるとは、よく聞きますし、それはわたしは、自分の経験からもよく知っています。ただ、今日ディーパクが語った時間の癒し、回復力は、より幅広く、日常的のさまざまな場面で、認められるものです。例として、十分に睡眠を取り、仕事づくめで忙しいさなかにも、心身が安らげる機会を設ければ、時間が心身の調子を再び整え、回復させてくれるということが、挙げられています。

 「忙しいとは、心を亡くすと書く。木を切り続けるばかりで、斧を磨くことを忘れてしまわないように。」と言ったようなことを、ずいぶん前に渡辺和子さんの著書で読んで印象に残ったことを、思い出しました。

 心を無にして落ち着かせる時間を、できるだけ取れるように、インターネットやスマートフォンを、だらだら見続けるのはやめましょう、そういう時間を生み出すために、日々の暮らしの中で、他にはどんな工夫ができますか、という言葉を聞き、しばしば睡眠不足になりがちなわたしは、十分に心身を休め、朝新たな気持ちで目覚めることができるためにも、睡眠時間をしっかりと取り、そのために何ができるかを考えてみようと思っています。

 と言うわけで、明日の朝も早いので、今夜はこれで、おやすみなさいませ。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by papricagigi at 2017-11-08 05:58
なおこさん、こんにちわ!コメントは久しぶりなのですが、いつも楽しみに拝見しています。ディーパック・チョプラの講座、色んな言語で続けられていること、素晴らしいです!私は今は相方と毎日20分の瞑想をするようになったので、ディーパックの講座はもう聞いていないのですが、こうしてなおこさんなりの「解釈」を読むのがとても楽しみです♪ 
凍結肩、右左両肩とは辛いですよね。リハビリを通して少しずつよくなられますように。
Commented by milletti_naoko at 2017-11-08 06:12
Papricagigiさん、ご愛読とコメントをありがとうございます。ディーパクの講座、スペイン語は結局聞かずじまいで、英語だけはぎりぎりの5日遅れですが、なんとか毎日聴いて、やっぱりいいなと思っています。聴いた後、質問に答えると、より教えを自分のものにできていいと知りつつ、以前に何度も、せっかく書いた言葉がインターネット接続のためか、サイトの不具合か、全て立ち消えになって悲しかったので、聞くだけです。こうして記事にしておくと、自分自身の覚え書きになるので、興味のない方が多かろうとは思いつつも書いているので、そんなふうに言っていただけて、ありがたいです♪ 温かいお言葉、ありがとうございます。幸い右肩は、もうすっかりよくなりました。
by milletti_naoko | 2017-11-06 23:05 | Vivere | Comments(2)