2017年 11月 13日
緑鮮やか今年の新オリーブオイル、イタリア ウンブリア
パンの両面をオーブンでかりかりに焼き、ニンニクをすりつけ、塩をふりかけ、その上から新オリーブオイルをたっぷりかけて、ブルスケッタ(bruschetta)にして、食べました。口いっぱいにおいしさが広がり、喜びもいっぱいになります。ニンニクをつけすぎると、新オイル特有の辛みをしっかりと感じられないことに気づいて、2枚目からは気をつけました。どういうわけか、こうしてかりかりのパンに塩とオリーブオイルをふって食べると、おせんべいに似た味がする気がするのは、わたしの気のせいでしょうか。
ただ、今回のオリーブオイルは、あまりにも緑色が鮮やかなので、夫が色素か何か加えたのではないかと気にしていました。今年は例年に比べて、色が黒く、粒の小さいオリーブの実が多かったので、わたしはそのためかと思ったのですが、夫はそうではないと考えているようです。「同僚が職場に持ってきた自家製の新オリーブオイルも、やはりびっくりするほど鮮やかな緑色だったから、ひょっとしたら今年から基準が変わって、着色料などを加えられる量が増えたのではないか。」とも言っています。友人たちが遊びに来てくれたり、フィレンツェに出かけたりして、ちょうどウンブリアで搾油場めぐりができる時期が過ぎてしまい、そういう質問を、搾油場ですることができずに、残念です。「新オリーブオイルは、若干濁りがあるのが特徴なのに、透き通っている」と、夫はそれも気にしていました。ただ、今年の春に、通訳としてお客さんに同行して、フォリンニョの搾油場を訪ねたとき、搾油場の方は、「濁りがある新オイルをよしとする業者もあるけれども、そういう状態で長く放置すると、せっかくの上質なオリーブオイルの品質を最適な状態に保てないので、うちではフィルターを使い、新オイルでも濁りが残らないようにしている」と言っていました。
今日からあさってにかけては、学校の授業や個人授業とその準備、肩のリハビリで慌ただしく、今も授業準備の一休みの間に、こうして記事を書いているため、残念ながら、「エメラルド色の新オイルの謎」について調べる時間がありません。寝る前に、ディーパクの瞑想講座は聞けても、リハビリ体操は今日はできずじまいになりそうです。明日の晩は、宮崎駿監督の人生を扱った映画が、イタリアで上映されるのですが、見に行く時間がないのを残念に思いつつ、ひどく高い料金で、しかも1日しか上映しないため大勢の人が押し寄せ長い列ができる、そういう上映の在り方に疑問もあるので、後でDVDか何かで見られたらいいかとも思うのです。
今までは、日本ではあまり関係なく思っていた私ですが、日本でも小豆島の美味しいオリーブオイルが出回るので高価ではありますが、ほんの少しいただくだけなので楽しみにしているのですよ~(^^♪
オリーブオイルも、搾油所にお任せするから、何かを混ぜているとかフィルターで越すとかいう作業はわからないわけで、ご主人様が疑問を持つのもまあ一理はあるかもです?
以前、お米屋さんで農家から買った米を精米してもらうと入れ換わってるのではないか?と家の主人も疑ってた時が有りました?
が、今は、精米は、コイン精米所が出来て自分でするのでそういう心配がなくなったというわけです。
いろいろな事情があるので、オリーブオイルももしかしたら?かもしれないですが、良い方に捉えたいとは思います♪
お忙しいようなので、あまり無理されませんように、肩の痛みが出ませんように~(^^♪
お米屋さんでもそういう心配があるんですね。コイン精米所! 便利でいいですね。温かいお言葉、いつもありがとうございます♪
搾りたてのオリーブオイル、ブルスケッタにされてとっても美味しそう~!と思ったのですが、ご主人様はこの鮮やかな緑色が気になるのですね!確かに、搾油所の方で何か混ぜられていてもこちら側としては正確な判断が難しいですよね・・。^^。
私は濁ったオリーブオイルはより自然な感じがして好きですが、品質を最適な状態に保てないとは知りませんでした。オリーブオイルもワインと同様とっても奥が深いですよね!いつかオリーブオイルのことも勉強できたらな、となおこさんの記事を読んで改めて感じました^^