イタリア写真草子 Fotoblog da Perugia ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

教皇のトレッキング・コースと花粉症注意報、イタリア

 先週は友人たちとマルケ州を訪ね、日曜の朝、ジェンガ(Genga)という小さな村の周囲をめぐる、教皇のトレッキング・コース(Il Sentiero del Papa)と呼ばれる道を歩きました。

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Dal Sentiero del Papa verso Genga (AN) 14/1/2017

 渓谷や洞窟が見える独特の眺めが楽しめるはずだったのですが、そうしていては昼食と帰宅が遅くなるからと、その渓谷まで「あと10分」の案内標示があった場所から、渓谷には向かわず、レストランのあるジェンガを目指して、小さな集落を通って歩いて戻りました。

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 この日は山を歩いている間に、花粉の飛散がまもないように見える木が、一本ありました。シデかハシバミではないかと思います。上の写真に見える、黄色く細長いものが枝からいくつもぶらさがっているのが、その問題の木です。夫ときたら、わざわざそういうときに、花粉が準備できているかどうか、つついて確かめるくせがあり、おかげで、近くにいるわたしが、目にかゆみが出て赤くなったり、くしゃみや鼻水が止まらないという花粉症の症状に苦しむはめになることも、少なくありません。

 そこで、このときは万一のために、木を見つけるなり、「その木に触らないで!」と言い、慌てて1枚写真を取ったあと、夫や友人たちを駆け足で追い越し、さらにしばらく先まで走りました。こんなふうに、肝心のその木がぼけた写真しか撮れなかったのは、そのためです。夫は、枝に目をやりながら、「まだ花粉はそこまで準備できていないよ。」と言っていたのですが、用心に越したことはありません。

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 ジェンガでは、かつて夫と洞窟の中にあるおいしいレストランで食べたことがあり、そこで食べようと楽しみにしていたのですが、山歩きを終えて、店まで行くと、12月下旬から閉店と書かれていたため、別のレストランを探すことになりました。

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 閑話休題。

 ペルージャの我が家は、郊外の住宅街にあって緑に恵まれ、わたしが勤める学校は、緑が豊かな公園の隣にあり、また、夫はテッツィオ山のミジャーナで、昨夕もイバラを取り除こうと格闘しました。うちの近所か、はたまた学校近くの公園か、あるいはミジャーナで、イトスギか何かの花粉が飛散を始めたのでしょう。昨日の夕方うちに戻ってから、目の周囲がかゆくなるなど、花粉症の症状が出始めました。今朝は学校に向かう途中、目がかゆくて大変だったのですが、学校では特に症状を感じなかったので、我が家の近所のイトスギや松の花粉の飛散が原因かもしれません。というわけで、遅まきながら、昨夕から、花粉症の症状を緩和するべく、薬草療法や食事療法を始めました。

 イタリアで花粉症を引き起こすのはどういう木々で、いつ頃花粉が飛散するのか、また木や花粉を飛散させる部分はどのように見えるのかは、以下の記事などでご紹介していますので、参考にしてください。

- 花粉情報、イタリア&ウンブリア

天気予報サイト、3Bmeteoの花粉飛散情報を見ても、そろそろペルージャでは、わずかながら、いろいろな木々の花粉が飛散し始めているのが分かります。

- 3Bmeteo - Previsioni pollini a Perugia

 白砂糖や揚げ物、ワインなど、花粉症を悪化させる食品も避けていかなければいけません。そう言えば、昨晩は、ピザ屋でハンバーガーとフライド・ポテトを食べたので、今朝、目のかゆみがひどかったのは、そのためだったかもしれません。花粉症の症状を和らげつつ、体重の増加も抑えられて、一石二鳥になるように、誘惑に勝たなければ。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by pintaro23 at 2018-01-20 14:23
なおこさん、こんにちは。
イタリアでも花粉症があるのですね。日本とは違う植物ですね。
杉やヒノキが特にきつい症状を出す日本の花粉症ですが、今は年中イネ科やブタクサなどの植物でアレルギーが起こるみたいです。

なおこさんが書かれている通り、特に白砂糖がダメみたいです。他にも小麦粉製品(パン・パスタ・ケーキ・焼き菓子)やアルコールも血管が拡張するので良くないみたいです。

私も数年前までは酷い症状がありましたが、体を温める食事やお灸などで改善されたような気がします。
でも、初夏や秋に目にアレルギーが出るようになりました。
気管支にくるアレルギーが酷かったのが改善されたのですが、今度は目にきて充血します。
痒くも痛くもないけれど、白眼の端がうさぎの目のように赤くなり、アレルギーが起こると処方された目薬を挿しています。

Sabio
Commented by milletti_naoko at 2018-01-21 18:44
Sabioさん、こんにちは。日本では年中花粉症に苦しむ方もおられるようになったんですね。こちらにある植物や町や森での分布が違うので、たとえば日本ではあまり見かけなかったハシバミなどが、こちらではあちこちにあるため、そろそろ花粉が飛び始める時期で、用心しなければいけません。

わたしがイタリア語で読んだ情報では、腸の環境を悪化させるからアルコールや白砂糖、乳製品や揚げ物、イタリアでinsaccatiと呼ばれるひき肉を腸詰めして加工した食品(サラミやモルタデッラ、サルシッチャ、ソーセージなどなど)は避けるべしということだったのですが、それでは小麦粉製品も、そして白砂糖やアルコールは別の理由でもさらに食べない方がよいのですね。ありがとうございます。小麦粉製品も乳製品も、イタリアではどうしても食べる機会が多くなるのですが、気をつけたいと思います。

結膜炎で目が赤くなるのもつらいですよね。うさぎの目ほど赤くなるとは大変ですね。日本に暮らしていた頃は、ステロイドを含む点眼液を眼科医でもらって使っていたのですが、最近は、ステロイドも花粉症の悪化にゆくゆくはつながるらしいと、薬草を主成分とした、ステロイドを含まない点眼液を使うようにしています。
Commented by pintaro23 at 2018-01-21 20:56
なおこさん、度々失礼致します。
サラミやソーセージ類も良くないんですね。
花粉症にだけでなく、「精製された白いもの」が良くないそうです。
白砂糖・白米・小麦粉・・・なので、キビ砂糖・黒砂糖・玄米・雑穀などはOKらしいです。

長年の食習慣やDNAから日本人は脂肪分解酵素が欧米人より少なく、腸が長いので消化しきれない小麦粉(グルテン)が、腸のひだに残ってしまうと東洋医学の先生から聞きました。

そちらではパスタが主食なので、パスタが良くないとなると死活問題ですよね。
私はパンが好きだし、ご飯も白米に発芽玄米を混ぜて炊いています。
やはり、好きなものを美味しく食べたい気持ちが強いですが、中年になると食生活から健康には留意するようになりました。

Sabio
Commented by milletti_naoko at 2018-01-22 02:56
Sabioさん、いえいえ、ご親切にしばしばありがとうございます。そうなんですね。精製された白いものがよくないことは、こちらでも夫や友人が、食や農業への関心が強いため、たとえば塩や砂糖も精製されていないものを使うようにしています。パスタは、本当は精製されていない小麦粉で作ったパスタの方がまだよいのですが、夫が味が好きではないということで、精製された小麦粉のパスタを使っています。お米も秋までは玄米や半分玄米のお米を炊いていたのですが、冬は長時間鍋で玄米を炊くと、屋内の湿気がより高くなってしまうことと、イタリアのお米の産地の生徒さんから、クリスマスに白米を2キロいただいたので、まもなく使い切るのではありますが、最近は白米を炊いてしまっていましたが、これからは注意しようと思います。

日本人は狩猟民族だった欧米の人に比べて、乳製品の消化に苦労し、腸が長いので、肉の消化で毒素が欧米の人に比べて吸収されがちであるということも、米TIMEの記事でずいぶん前に読み、こちらのマクロビオティック関係の本でも読んで、意識はしていたのですが、今は日本でも、積極的にそんなふうに情報を発信されている東洋医学の先生がいらっしゃるのですね。新たな視点から、分解酵素という理由も交えてのご説明、興味深いです。

イタリアの、と言うより、ウンブリアの人は、プリモにパスタやリゾットを食べても、おかずを食べるときにも必ずパンを食べるので、本当に小麦ざんまいです。うちではパスタは夫と食べるときの昼食だけで、わたし一人のときはたいていはごはん、夕食は、おかずを夫はパン、わたしはごはんと食べるようにしています。

Sabioさんが食生活について、健康情報なども書かれていたことも記憶にあり、わたしもできるだけ夜は軽くと思い、外食や外泊の際には難しいのですが、うちで食べるときには気をつけるようにしています。ごていねいに、ありがとうございました♪
by milletti_naoko | 2018-01-19 22:56 | Umbria | Trackback | Comments(4)