2018年 02月 18日
古のローマ街道に もう春の花、イタリア ウンブリア
キンポウゲ科の花で、イタリア語名はpiè di gallo、直訳すると「雄鶏の足」だよと、夫に聞いたので調べてみると、ウィキペディアによると、学名はEranthis hyemalisとのことです。
枯葉を踏みしめながら、葉を落とした裸の木々の間を歩いていたので、春の兆しを告げる花に出会えて、うれしかったです。
麦畑では、緑の麦の芽が一面を覆っています。
冒頭の黄色い花同様に、オオイヌノフグリ(veronica persica)(詳しくはこちら)も、群れをなして咲いているのを、散歩中一度だけですが、見ることができました。
こちらの木の高みから、どこかを眺めている猫も、夫が気づいて、教えてくれました。
ペルージャでは今日からしばらく北西の風が吹き続けて気温がさらに下がり、明日もあさっても最低気温が1度、最高気温が4度で、明日の夕方にはみぞれが降るという天気予報が出ています。今日、リミニに行った義弟たちによると、アッペンニーニ山脈のアドリア海岸側では雪が降り積もっていたそうです。それでも、こんなふうに、うちの周囲や出かけた先で、春の兆しを見つけては、うれしく思うことの多い今日この頃です。
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Fiori di piè di gallo, veronica persica,
germogli verdi del campo di grano,
un gatto che prende il sole sull'albero.
Segni di primavera sulla Via Flaminia Antica,
Massa Martana (PG). 10/2/2018
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関連記事へのリンク
- 古のローマ街道歩く午後、イタリア ウンブリア
冬枯れの小路も
青々した麦畑とその向こうに連なる山並みも
そして 哲学的雰囲気のネコちゃんのいる光景も
オオイヌノフグリのいっぱい咲いている風景も
どれも 春の音訪れを感じさせてくれて
素敵な画像ですね。
日本語では ひどい名前を付けられている
オオイヌノフグリですが イタリア語では
そんなことはないのでしょうね。
こちらでは まだ 咲いていません。
桜の頃に いつもしゃがみこんで この花を撮影するのですが なかなかうまく撮れません。
淡い色だし とても小さいし~
こうして naokoさんのように 全景で撮ると
いいのかもしれませんね。
今年はそうしてみます。
野の道などで、風に吹き寄せられた枯葉が、そのまま道の端や中央に積もって、うっかり革靴で歩き始めたのに、道路が石がちになって困ったのですが、枯葉が靴を石から守ってくれました。
そうなんですね! 幸いローマはかなり南方にあることもあり、ペルージャに比べるとずっと暖かいようで、週末は最高気温が13・15度もあります。お子さんもローマ旅行を楽まれますように。3月には、イタリアで高校に通う姪が、学校の語学研修でアイルランドのダブリンに行くんですよ。ヨーロッパの国は、外国といっても、お互いに近く、敷居もいろんな意味で低いようですね。
夫が足早に歩いていくので、うまく撮れないとあせりつつ、1、2枚だけ撮ったように覚えています。小さい花は撮影が難しいですよね。
行く途中の車窓から見えた山々や丘の風景がなおこさんのブログの写真とも重なりペルージャの街も近くに感じられて感慨深いものがありました。
このような田舎道を歩くことはなかったので野の花は見れませんでしたが前ブログの教会のような観光地から離れた人知れずひっそりとした古い教会を静かに訪れる旅もいいものだなと思いました。
ガイドさんはペルージャの街、イチオシでした。
”街のどこをきりとっても美しいのよ!”と。
いつか絶対訪れたい気持ちがいっそう強くなりました。
ウンブリア州、いいですね~!^^!
そう言えば、通訳の仕事も、産業通訳の仕事は業者やお客様本人からいただくことが多いのですが、旅行の同伴の場合は、たいていフィレンツェ旅行をする日本の方に旅行を手配する業者から回って来ます。お客さまにその業者から勧められてと聞くことが多いので、ありがたいことだなと思います。いつかぜひまた、ゆっくりいらしてくださいね。