なおこのイタリア写真草子 Fotoblog da Perugia ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

ヒヤシンスのつぼみ 猫とインク発送の知らせ、イタリア

 テッツィオ山には雪が積もり、今朝夫が通勤途中に、車でうちの前の急坂を上って高みに出ると、家々の屋根に、雪が積もっていたそうです。というわけで、ようやくペルージャにも雪が降って積もったようです。

 「ようです・そうです」と言うのは、我が家は、皆が知っている大きな道路沿いにあるスーパーから、車で急な坂をひたすら下った、かなり低い位置にあるため、また、今朝わたしは、階下の義父母を起こさぬように、朝8時までは窓もよろい戸も開けなかったため、雪を見ていないからです。10年以上前に、今はエルバ島に暮らす大学時代の友人たちが、夜中にわたしを車でうちまで送って送ってくれたとき、下り坂があまりにも長く続くので、彼女の恋人が、「このまま車が地底世界に入り込んでしまいそうだ。」と言ったほどなのです。今朝は10時に、長い間いっしょに日本語を教えた同僚の先生でもある友人と会って、いろいろ話ができてうれしかったのですが、その場所もやはり低地だったので、雪は見ていません。

 そのため、雪が降り積もる遠方の家を早朝に出た同僚たちと、雪について話をした夫は、わたしが雪が降ったことを知らないことが、理解できないらしく、昼食時に、しばらく話がかみ合わずに困りました。同じ町に暮らしていて、同じように午前中外に出て人と話をしても、見る景色や得る情報が違い、そのため、一方は雪が降ったことを知らず、他方は、相手が雪が降ったことを知らないのがおかしいと思う、そういうこともあるわけです。知っているつもり、知っているはずという偏見や情報の格差が生む問題を、そんなことで感じたりもしたのですが、それはさておき、

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22/2/2018

そういうとりわけ寒い日が続く中、今日、庭のヒヤシンス(giacinto)の花たちを見に行くと、ようやくつぼみ全体が地面から上に出ていました。つぼみの先だけが、緑の葉の間から少しだけのぞいているのを見つけたのは、もうずいぶん前のことなのに、そのあと、こうして地表に出てくるまでに、かなり時間がかかりました。

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 青紫色の花が多いのですが、ピンク色のヒヤシンスも、いくつかあり、つぼみの準備が整っています。現在、ペルージャでは、日曜から氷点下の日が長く続くという予報がでていて、来週の水曜日は、天気予報サイトによって、若干数字が異なりますが、最低気温が−9度、−12度などとなっています。せっかくつぼみができた花たちに、寒さに負けずに、元気に花を咲かせてほしいものです。

 火曜の晩、トンカツを揚げると言うと、夫がひどく喜んでくれました。夫が好きなのを知っているので、バレンタインデーの晩は、トンカツにしたかったのですが、灰の水曜日で肉は料理できず、タラとジャガイモの香草焼きも夫は好きなのですが、昼学校から戻ったら、すでにお義母さんが魚をわたしたちの分も焼いてくれていたので、昼も夜も魚なのはどうかと思い、やはり夫が好きなカボチャのポタージュにしたのです。

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 日本と違って、トンカツ用の肉は売っていないため、骨つき肉を使い、肉が若干残った骨は翌日、つまり昨日の昼、ミミにやると、うれしそうにかじっていました。半分野良なので、皿に置いてやっても、こうしてタイルの上に引き下ろして食べてしまいます。
 
 昨日の午後、「不良品の代わりに、新しいインクカートリッジを送ります。」という電話があったHPから、今日の午後4時前に、インクカートリッジを発送した旨のメールが届きました。電話では「3日以内に届きます」と聞いていたのですが、3日目が土曜日なので、到着予定日はやはり26日月曜日になっています。配送業者はUPSで、メールのリンク先のページを見ると、他の業者と違って、アカウントを登録しないと、配送状況の確認や、配達日時の変更ができないようで、使い勝手が悪いと感じました。幸い二世代住宅に住んでいますので、月曜日、だれかは家にいるでしょうから、配送状況が確認できないのは不便ですが、今のところ登録はしないつもりです。まあ、最近は、「本日中に届く」と配送状況をインターネットで確認したのに、その日のうちに届かなかったり、届くはずの日の二日前に届いたりすることもあるため、業者が提示する「配送状況」を、あまりあてにしないようになったからでもあります。と言うわけで、明日の日本語の個人授業のプリントは、手書きにします。日本の高校で国語を教えていた頃、1990年から2002年にかけては、PTAなどからの学校からの案内こそ、パソコンで作成していましたが、授業の学習プリントや、HR通信、教科通信だけではなく、図書館だよりも手書きで作って、印刷機で印刷していました。今は日本の学校現場からも、配布する印刷物から、手書きが姿を消しつつあるのでしょうか。

*追記(2月23日)
 今調べたら、ヒヤシンスのつぼみが、地面から少しだけ顔を出しているのに気づいて撮影したのは、1月28日でした。昨年は、花が開き始めたのが3月3日、咲きそろったのが3月9日だったようです。2013年3月に植えた球根から、毎年きれいに咲いてくれるヒヤシンス、今年はいつ花を見せてくれるでしょうか。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 花咲け花咲け春の庭 / Primavera & bulbi di giacinto (24/3/2013)
- スミレ咲きミモザ・ヒヤシンスも花まぢか、イタリア ペルージャ / Fiori di violetta & boccioli di mimosa e giacinto (28/1/2018)
- twitter.com - 我が家のヒヤシンス / Giacinti del nostro giardino

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Dicono che sta per arrivare il superfreddo,
ma in questi giorni si è fatta avanti anche la primavera.
Ora sono pronti i boccioli di giacinto.
Perugia 22/2/2018
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by papricagigi at 2018-02-24 05:01
うちも先日トンカツを作ってカツ丼にしたら、相方が大喜びでした。トンカツって男の人大好きですよね~(私も好きですが)。 その骨をかじっているミミちゃんの写真にほっこりしました。骨もすごく美味しそうですもん。
手書きのプリント、懐かしい!今はみんなタイプですよね。学級通信を毎日手書きされていた先生を思い出しました。

あ、ひとつ伊語の質問をしてもいいですか?「sta per arrivare
」というのはもうすぐやってくる、という意味ですか?is about arriving という感じかな。essere per infinitive は熟語のようなものですか?
Commented by milletti_naoko at 2018-02-24 17:21
Papricagigiさん、そうなんですね! 確かに揚げ物はおいしいし、トンカツはミラノ風カツレツにも似ていますよね。ローマの日本料理店のランチセットで、夫がカツ丼セットを選んで初めて、そんなにトンカツが好きなんだなと改めて感じました。骨を取った方が、肉に短時間で火が通ったとは思うのですが、ミミが喜ぶので、骨つきにしてよかったと思います。イタリアでは日本向けの郵便料金がひどく高くなったからでもあるのですが、わたしも手書きの手紙を書くこと、受け取ることがめっきり少なくなりました。

sta per arrivareは、「今にも来ようとしている」という意味で、「stare per +動詞の不定形」は英語の「be about to +不定詞」と同じような状況・意味で使われることが多いように思います。
by milletti_naoko | 2018-02-22 17:58 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(2)