なおこのイタリア写真草子 Fotoblog da Perugia ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

山道で出会った牛はキアニーナ、イタリア

 イタリアは酪農が盛んな国なので、山を歩いたり、車でドライブしたりしていると、放牧されている牛や羊の群れに出会うことが、よくあります。道路から遠く、自然が豊かで、喧騒から離れた山は、わたしたちも歩くのが好きですが、牛や馬、羊を放牧するにもうってつけなようで、寒さが厳しいために、動物たちが家畜小屋で過ごす真冬は別として、山を歩いていて、放牧された牛や馬をまったく見かけないことの方が、多いように思います。

 そうなのですが、先週の土曜日は、フィオンキ山の頂上を目指して歩こうと、出発地点まで車で向かっていると、

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Chianina sulla strada verso il Monte Fionchi 10/3/2018

車道に突然、道を歩く牛たちが現れたので、びっくりしました。

 山で牛や馬に出会うと、飼い主の車だと思うからか、鼻面をフロントガラスに押しつけるかのように車に急接近してくる場合も、たまにあるのですが、

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幸い、この日の牛は、わたしたちの車に道を譲り、道の端を歩き続けました。

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 感心なことに、他の牛たちも、道の端を一列に並んで歩いて行きました。色や体格から、キアニーナ牛ではないかと思います。

 牛たちに出会ってまもなく、登山の出発地点に到着しました。登山口からフィオンキ山の頂上まで歩いて登る途中には、小さな高原がいくつかあり、これまでは牛たちを、その高原で見かけていました。こちらを向いて、後を追ってきませんようにと、願いながら、牛の群れのすぐ近くを通るトレッキングコースを、早足で歩いたものです。土曜は、山の高みはまだ寒く、高原に強い風が吹き抜けていたので、牛たちは、冷たい風を避けて、高原を後にしたのかもしれません。この日は、牛を見たのはこのときだけで、山歩きを終えて、同じ道を車で下ったときには、牛を見かけませんでした。飼い主が牛を見つけるのに苦労するのではないかと、わたしは思うのですが、夫は、別に毎日どこにいるか確認する必要があるわけじゃないから、問題ないよ、と言います。果たし、実際のところはどうなのでしょう。そう言えば、数年前の夏、ピエモンテのアルプスで、標高2千メートル付近の急な岩山を、牛たちが日が暮れる頃に、平然と登って行くのを見たこともあるので、牛の遠出や冒険は、よくあることなのかもしれません。

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Trekking in fila indiana
anche le vacche chianine
sulla strada da Monteluco verso Patrico.
Spoleto (PG) 10/3/2018
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by ayayay0003 at 2018-03-13 07:58
なおこさん、これがあのキア二―ナ牛さんなのですね☆
確か、フィレンツェ名物のステーキになる???間違いかもしれません!
道の端に寄って歩く姿に、日本の小学生の集団登校を思い出しました(^-^)
行儀の良い牛さんです~(^^♪
Commented by milletti_naoko at 2018-03-13 18:19
アリスさん、そうです。あのキアニーナ牛です。イタリアでは茶色一色、黒白まだらなど、いろいろな牛たちに出会いますが、ウンブリアやトスカーナの野山で出会う牛には、この白くて大きいキアニーナ牛が多いです。フィレンツェ名物のステーキにもなりますが、おいしい肉として名高いので、イタリアでは、パスタやピアディーナの具やハンバーグに使われる肉などでも、キアニーナ牛を百パーセント資料していますと、店のメニューに書かれている場合があります。

小学校の頃の集団登校、なつかしいです。行儀のよさに驚きましたが、時々もうズピードで走る車やバイクもあるので、命の安全のためにも、端に寄って歩くことは大切だと思います。
Commented by nonkonogoro at 2018-03-14 09:25
スイスの山でハイキングをしたことがあるのですが
牛がいっぱい 糞もいっぱい~です。
牛が通れないように あちこちに人間だけが通れる扉がついているので 牛はその範囲内で自由に移動しているのでしょうね。
とてもスリムな牛さんたちですね。

アップルケーキ
とっても美味しそうですね。(^^)/

ヒヤシンスも咲き始めて 良かったですね。
うちの庭では クロッカスと沈丁花が咲いています。
Commented by milletti_naoko at 2018-03-14 16:28
nonさんは、スイスの山でハイキングをされたことがあるんですね! 登山をする人が通れても、牛たちは囲いの中に残るようにと工夫された扉が、イタリアにもあるのですが、どういうわけか、この山は、そう言えばそういう囲いがいっさいなく、かなり広い範囲を、牛たちが自由に行き来していました。糞も落ちていて、クロッカスがたくさん咲いていたのも、その肥やしのおかげかと思います。

ケーキ、おいしくできて、うれしかったです。お庭の春、花がいっぱい咲いてすてきですね。
by milletti_naoko | 2018-03-12 23:24 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)