2018年 03月 16日
芸術と子供の絵満ちる町歩き、イタリア ピエートラルンガ
ピエートラルンガの村を、特徴をうまくつかんで描いた、こちらの絵も、すてきだなと思いました。
村を取り囲む緑や花、蝶などのさまざまに鮮やかな色が、石造りの村の家々の素朴な色合いや風情を引き立て、彩りを添えています。
海や湖から遠い山あいの小さな村だからこそ、広い海や青い空、遠方の緑を、白を背景に、色を際立たせて描いたこの絵も、夢があり、広がりを感じさせてくれます。
右手に見える時計の館(Palazzo dell'Orologio)に、趣があります。中央奥に黄色い壁の建物があり、その左下の隅に、小さく白で囲まれた部分が見えます。先にご紹介した海の絵は、ここに描かれています。
左手前に見える扉には、左右に三つメーターボックスがあり、それぞれが絵で飾られています。
これが、扉の左側のメーターボックスに描かれた絵です。中央に見える三角形のペン先のようなものは、小舟で、海や湖の岸につながれているのではないか、奥の方に町並みが見えるのではないかと、想像してみます。どう解釈していいのか、分かりにくいのですが、それでも不思議と、色合いや筆の運び方に魅かれます。
扉の右側には、こんなふうに、色とりどりで独特の羽を持つ蝶たちや、印象派風の燃えるような海辺、あるいは湖の夕焼けが描かれています。
色鮮やかな家々や橋、運河がベネチアを思わせる、こちらの絵もすてきです。夕暮れどきの、赤々と燃える太陽に、空と町並みが照らされている、そんなふうに、わたしはとらえました。
かと思えば、かわいい猫と、夕焼けのあとのたそがれの空に白くひかる月が描かれた、こういう絵もあり、猫と月の取り合わせが、不思議な雰囲気を醸し出しています。
アーチや石造りの家々の壁の風情を楽しみながら、さらに歩きます。この通りには、
こんなふうに、あちこちに、村の子供たちが描いたと思われる絵があります。動物や植物、虫たちという素材や、描き方もかわいらしいし、
色づかいもすてきです。そして、自分たちの絵が、村の通りを彩ることを通して、子供たちの村を愛する気持ち、大切に思う気持ちが、きっと強く、大きくなっていくものと思われ、そういう行政の施策も、すばらしいと思いました。
まさに天井のない野外美術館を訪ねるように、絵を見つけては鑑賞しながら散歩することができて、うれしかったです。
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Pietralunga, bel borgo medievale
con le pitture dipinte sugli sportelli dei contatori - parte 2
Bella idea e iniziativa,
decorano il paese anche i dipinti dei bambini :-)
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- 中世の町と絵を愛で町歩き、イタリア ピエートラルンガ / Pietralunga, galleria d'arte all'aria aperta (17/2/2018)
どちらも素敵ですね~(^^)/
古い街並にも ぴったり合っているのでしょうね。
カラフルな色彩はイタリアならではですね~
歴史ある街並にこれからをになう子供達が彩りを添える街、
とっても素敵です〜(*≧▽≦)。
中には子供の絵とは思えないほど筆さばきが見事な絵もありますね。
絵を探して歩く野外美術館でのお散歩、楽しさが伝わってきましたヨン(●´∪`)ウキウキ♪