2018年 04月 06日
白い桜 窓から愛でるペルージャの春

桜の白い花が、いっせいにきれいに咲いています。

この窓がある2階からは、急斜面の下方に建つ隣家の桜の木を、斜め上から見下ろす形になり、この記事の最初の三枚の写真は、どれも光学ズームで4.2倍に拡大して撮影したものです。
オリーブの間に、ひときわ高く伸びるこの桜は、しだれ桜でしょうか。

午後7時前には、傾きかけた日の光で、わずかながら、淡いピンクに染まったように見えました。
久しぶりに、晴天の午後にうちにいたので、今日はベッドシーツも交換し、寝室を掃除しました。最近は、寝室に最も日が差し込むのが午後6時頃なので、その頃を中心に掃除をして、時々作業のために窓辺に行ったのですが、そのたびに窓の左手に立つ桜が目に入り、「ちょうど桜に日がさしているから」、「日の光が赤らんできたから」と、掃除の手を止めて、カメラを持ち、西向きの窓から、桜の花を撮影しました。
若干遠いために、少し小さく見えるのではありますが、それでも、仕事部屋の窓から、桜がきれいに咲くのが見えて、とてもうれしいです。我が家の庭の桜2本は、高い木に日が遮られるためか、花が咲きそろうまでには、まだまだ時間がかかりそうです。ミジャーナのうちの桜も、標高が高いため、また品種が違うためもあってか、まだつぼみばかりです。

とは言え、今は花盛りのこの隣家の桜も、1週間前はこんなふうに、つぼみさえ見えないありさまでしたから、我が家の桜も、気づいたら、たくさんの花に覆われている、そういう日が突然来るかもしれません。庭では、ヒヤシンスは季節が過ぎようとしていますが、ヒナギクやタンポポが一面に咲き、ヒナゲシも、少しずつ葉が大きくなり、茎の背がわずかながら高くなっていっています。我が家の桜やヒナゲシの花も、まもなく咲き始めることでしょう。
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Bellissimi i fiori del ciliegio dei vicini,
possiamo ammirarli dalla nostra finestra.
Fra poco fioriranno anche i nostri ciliegi e papaveri :-)
Perugia 6/4/2018
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やはり白っぽい桜は、朝日や夕日が当たる時間は格別に美しい時間だと思います~
なおこさん家のは、日当たりの関係でもう少し先なのですね!
楽しみは先にあるのも良いですね~
そしてイタリアの桜と言えばサクランボ、季節の移り変わりの早さを桜を通して感じる、そういうのが風流だと感じれる年齢が来たとつくづく思うのであります(^^♪
それじゃあお庭の桜の木にはそのうちサクランボがなるんですね!
お花と果実と2度楽しめるなんてすばらし〜'`ィ(´∀`∩
チェリータルトとかチェリーパイとか
美味しいスイーツを想像しちゃいましtan(*′ω`)b~ワクワク♪
今日遠出をした帰りにミジャーナに寄ると、少しずつ桜が咲き始めているようでした。
わが家の窓からも、緑の斜面を背景に近所の染井吉野が望めます。わが家のセイヨウミザクラは、染井吉野が散ったころに咲きました。実はならないんですけど。
ペルージャの糸杉が旅への憧れをかきたてます。北山杉や吉野杉とは趣が異なって…
なおこさんにとっては、すでに懐かしいかたちとなっているのでしょうか。
夕刊のコラムの言葉を借りれば「自分で築いた故郷」(ローマ在住の作曲家、望月京の「復活祭」より)の杉…
緑は桜のうすべに色を引き立ててくれますね。
おっしゃるとおりです。確かに日本と違って、とりわけて桜だけ植えるのではなく、緑の木々の中にぽんと桜の木がある分、特に最近のペルージャのようにどんより曇ったり雨が降ったりする日が多い時は、桜の花の白が輝きを放っているようにさえ見えます♪