イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

久しぶりの卒業式

 今日は久しぶりに、ペルージャ外国人大学の学舎で行われた卒業論文の発表会に参加しました。わたしが日本語を個人授業で教えたことがあり、かつ今もわたしが日本語を教える若者の恋人でもある女子学生が、今日大学の卒業を迎えたからです。

久しぶりの卒業式_f0234936_454742.jpg

 彼女を始め、今日卒業論文を発表した学生たちの研究の内容は、皆とても興味深かったのですが、今夜はもう遅く、ドン・マッテーオ11が終わるのが真夜中前ですので、詳しい内容はまたいずれご紹介するつもりです。

 写真は、わたしにも贈ってくれた卒業記念の品です。テントウムシもコンフェッティも、リボンも赤くてかわいらしいです。今日みごとな発表のあと、満点で卒業した彼女と、一足先に大学院を卒業し、今日はまるで自分のことのように感激していた彼、卒業おめでとう。二人の将来に幸あれ。

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Congratulazioni per la laurea!

Ieri bravissima una mia allieva di lezioni private
nella discussione della tesi
all'Università per Stranieri di Perugia.
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関連記事へのリンク
- 大学卒業 ~イタリアの場合~

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by ayayay0003 at 2018-04-13 11:31
なおこさん、生徒さんの彼女さんのご卒業おめでとうございます(o^^o)
ペルージャ外国人大学は、かつてなおこさんも学んだところですよね??
感慨深い卒業式だったことと思います☆
卒業記念品、可愛いらしいテントウムシが付いた鍵ですねー(^-^)
中は、コンフェティ?(砂糖菓子)とは、何だったのでしょうか?
日本と違ってちょっとオシャレだなあ~と思いましたよ~( ^o^)ノ
Commented by coimbra at 2018-04-13 14:00 x
なおこさんBuongiorno
記事を読んでいて、「ジョルダーニ家の人々」にでてきた
大学卒業試験の場面を思い出しました。そして、なおこさんの過去記事も読んでみて自分のお粗末な卒業論文を思い出しました。。汗。。外国に住んでいらっしゃる方のブログを拝見していて子供さんの教育についての記事を読むと随分日本とは違いがあるなあ。。といつも思います。大学ではなく、もっと早い年齢において自分の進む方向を考えたり、選択肢があったり、日本はとにかく型にハマりすぎているように思います。イタリアの厳しい卒業試験のようだったら私は卒業できなかったでしょうね。。。

Commented by hillfigure at 2018-04-13 19:14
こんばんは〜!

イタリアの教育制度はかなり手強そうですね〜( ̄∇ ̄II
そんななかで努力を惜しまずに得た卒業証書、教え子さんだったり知った方なら感慨もひとしおですね!
ラッキーチャームのてんとう虫を乗せてるってことは幸運な未来を開く鍵付きの記念品ってことかな〜、
気がきいててかわいい、素敵な餞のお品ですね〜(●´∀`人)♪
コンフェッティなども添えて贈るのが定番の記念品なのですか?
日本だと卒業証書とアルバムくらいだったような?
最近は違ったりするのかな〜??
Commented by milletti_naoko at 2018-04-15 02:14
アリスさん、ありがとうございます。自分が学び、教えもした大学なので、何だか感慨深いものがありました。

コンフェッティについては、いつかまた記事にできたらと考えています。
Commented by milletti_naoko at 2018-04-15 02:19
Coimbraさん、こんにちは。文学試験にも、卒業試験の場面が取り上げられているんですね。こちらの学校制度では、大学に限らず、単に教えられたことを暗記するのではなく、たとえば高校の卒業試験の在り方を見ても、自分の頭で考えること、発言すること、発表することが重視されているように思います。わたしも現場の教師としては、日本の高校でできるだけ生徒に考えさせ、発言・発表させようとはしたのですが、高校の授業の内容や生徒が目指すべきものが、学校全体の方針や保護者からの希望によって、大学入試の在り方に、左右されてしまいがちでした。
Commented by milletti_naoko at 2018-04-15 02:22
Cocoaさん、幸運を祈る気持ちはもちろん、黒いワンピースに赤いハイヒールだったので、きっと赤い色がとりわけ好きなのではないかなとも思います。イタリアでは日本と違って、皆がいっせいに卒業するわけではなく、時期をいくつかの中から選ぶことができる、一人ひとりの論文発表を以って卒業となるので、記念品は生徒さんたち自身が選ぶんですよ。
by milletti_naoko | 2018-04-12 22:53 | Insegnare Giapponese | Comments(6)