2018年 04月 16日
夕焼けの湖面を走るカイツブリ、トラジメーノ湖
カンムリカイツブリは、トラジメーノ湖で見かける鳥たちの中でも、とりわけ物静かな鳥という印象があります。小さい雛鳥が、食べ物を求めてか、親が見えずに不安なのか、ピーピーとかわいらしく鳴きたてる場合は別として、カンムリカイツブリは、たいていの場合、特に鳴き声を立てることもなく、湖面に悠然とたたずんでいたかと思うと、急に水面に姿を消して、しばらくすると、少し離れた水面に魚をくわえて姿を現し、動きがひそやかです。
それがこの日は、少なくとも2羽の、あるいはそれ以上のカンムリカイツブリが、鳴き声を上げたり、羽を広げて水面をしばらく走ったりということを、何度も繰り返していたのです。
たとえば、この写真に見えるカンムリカイツブリも、沈む夕日が投げかける光の道に近づこうとしているのかと思ったら、
急に水面に立ち上がって、
鳴き声を上げ、翼を羽ばたかせながら、しばらく湖面を走るのです。
そして、その後はいつものように、水面を進んで行きます。
わたしは、最初は沈む夕日の方を眺めていて、鳥の鳴き声や動静を特に気にしていなかったのですが、こんなふうにカンムリカイツブリが、夕日の前を横切っていくのを見て、思わず写真を撮りました。
ちなみに、先の写真の7秒後には、反対方向に向かって、羽を広げて水面を走るカンムリカイツブリがいました。ただ、この鳥が、上の写真の鳥と同じ鳥か違う鳥かは、覚えていません。
8時2分過ぎ、つまり、上の写真の14分後に録画した映像では、最初に1羽のカンムリカイツブリが湖面を走ったあとで、別の鳥が同じように同じ方向に水面を走っていますので、ひょっとしたら、上の写真でも、最後の1羽は、上の写真とは別の鳥かもしれません。
夫は、縄張り争いで、他の鳥を威嚇していたのだろうと言います。今晩しばらく調べてみたのですが、まだはっきりしたことは分かっていません。
*******************************************************************************
Al tramonto l'acqua del Lago Trasimeno riflette
il rosso del cielo e l'oro del sole.
Sull'acqua cremisi corre lo svasso maggiore.
Monte del Lago, Magione (PG) 13/4/2018
********************************************************************************
綺麗な夕日にうっとり〜♥(人*´∀`)ビュティフォ~!!
(o^^o)ふふっ、水上を走る鳥さんの姿は面白かったです♪
カンムリカイツブリさん、何かの練習をしてたのかな。
運動会でもあるのかな?
うちのニャンはときどき部屋の中で
「ン、トカゲを捕まえる練習?」って思うような動作をしてるときがあります♪
いつも冷静なカンムリカイツブリの、そうそう、まさに運動会状態のはっするぶりには驚きました。
確かに、立ち上がったところなど、「よういどん」の体勢ですよね。
クロ坊ちゃんも、そんなふうに屋内でも練習をしているときがあるんですね!
水鳥さんたちも、たくさん見かけるようになったような?
縄張り争いですか?
あたたかくなると、鳥さんたちも活動的になるのですね~♫
美しい写真を見て癒されます、ありがとうございます♪
こちらこそ、うれしいコメントをありがとうございます♪
映画のワンシーンのような画にうっとりです。
このような湖の景色を、日常的に眺めることができるのですか?イタリアでの自然豊かな暮らし、すてきです^^
こんなに鮮やかに美しい夕焼けが見られるのはまれなことで、それだけに感動しました。